※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2016年9月2日号
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市長コラム |
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オリンピック・パラリンピックと「農福連携」 |
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市長 ● 穂積 志(もとむ)
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秋田の夏を彩る風物詩の土崎港曳山まつり、秋田竿燈まつり、雄物川花火大会で盛り上がったこの夏、国民をさらに熱くさせたリオデジャネイロ・オリンピックは、多くの勇気と感動を私たちに与えてくれました。今回も競技を終えた選手たちの言葉一つひとつに、何度も目頭が熱くなりました。苦難や挫折を乗り越えてつかんだ栄光、親や指導者への感謝、チームメイトとの友情、次代を担う後輩へのやさしい眼差しなど、名言がいくつも飛び出しています。 |
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卓球女子団体銅メダルの福原愛選手。「(自分が)足を引っ張ってばかりでみんなに感謝している」「本当に苦しかった」自分の試合後は「全神経を(後輩の伊藤)美誠に注いだ」。個人としての重圧に加え、リーダーとしての責任感がひしひしと伝わってきました。また、残念ながらメダルをとれなくても自己ベストを更新した選手も多く、心から拍手を送りたいと思います。4年後の東京オリンピックに向けて期待がふくらみます。
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