※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2023年10月6日号

骨粗しょう症検診と
おとなの歯科健診を受けましょう


骨粗しょう症検診は5年に1度、おとなの歯科健診は10年に1度の受診機会となります。対象のかたは、ぜひ受診しましょう。

骨粗しょう症検診の対象
40・45・50・55・60・65・70歳の女性
おとなの歯科健診の対象
30・40・50・60・70歳のかた

ドクターからのアドバイス

三浦整形外科医院 三浦利哉院長
 骨粗しょう症は、骨の密度と質が低下することで骨折しやすくなる病気です。ヒトは成長期にはカルシウムを蓄積し、20歳くらいまでに最大骨量に達してその後は年齢とともに少しずつ減っていきます。骨粗しょう症はサイレントディジーズ(静かなる病気)であり、知らないうちに進行し、自覚できる症状が現れるのは更年期を過ぎてからが多いです。微細な外力で引き起こされる骨折である脆弱性骨折は背骨、大腿骨、橈骨(手首)、上腕骨に起こります。現在寝たきりの原因の3位が骨粗しょう症による骨折です。健康寿命を延ばすためにも骨粗しょう症の予防と治療は大切です。

石田歯科医院 石田貴洋副院長
 歯を失うおもな原因となる、むし歯や歯周病は痛みの症状がないままゆっくりと悪化します。お口の健康を保つには、毎日の歯みがきに加え、定期的に健診を受けることも大切です。
 「おとなの歯科健診」では、30・40・50・60・70歳と区切りの年齢を対象として、歯や歯肉のチェックを行い、お口の健康状態を把握することができます。
 「おとなの歯科健診」を活用し、予防、早期発見、早期治療につなげましょう。


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