※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
2023年11月17日号

みんなで予防!インフルエンザ


 インフルエンザは、子どもが発症するとまれに急性脳症を、高齢のかたや免疫力の低下しているかたが発症すると、肺炎を伴うなど重症になる場合もあります。インフルエンザに負けない正し予防方法を身につけ、健康に過ごしましょう。
問い合わせは健康管理課へ
▼病気について・・・・感染症・難病担当tel(827)5250
▼予防接種について・・・予防接種担当tel(883)1179

インフルエンザの感染経路

飛沫(ひまつ)感染
インフルエンザに感染した人の、咳やくしゃみから出る小さな水滴(飛沫)に混じるウイルスを直接吸い込み感染する

接触感染
ドアノブや電気のスイッチなど不特定多数の人が触るものに付着したウイルスが、後から触った人の手に付着し、鼻や口などの粘膜から侵入し感染する

[1]飛沫感染対策!咳エチケット

▼咳やくしゃみを他の人に向けてしない
▼咳やくしゃみが出るときは、マスクをしたり、ティッシュや腕の内側で覆う
▼鼻汁や痰を含んだティッシュはすぐにごみ箱に捨てる
▼手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗う

[2]接触感染対策!手洗い

 流水と石けんによる手洗いは手指についたウイルスを除去するために有効な方法で、インフルエンザに限らず感染予防の基本です。
 インフルエンザウイルスには、アルコール製剤による手指消毒も効果があります。

正しい手洗い方法
①流水で両手を十分に濡らす
②石けんを泡立て、手首から5センチ上まで、15〜30秒間もみ洗い

③手のひらと手の甲をこすり洗い
④汚れがつきやすい指先、爪は入念に、指の間、親指、手首も忘れずに

⑤指先を上に向け、流水で洗い流す
⑥洗った手は、よく乾いた清潔なタオルで拭く

[3]適度な湿度を保つ

 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使い適度な湿度(50〜60%)を保つことも効果的です。

[4]流行前に予防接種を受ける

 予防接種は、発症した場合に症状を軽くする効果が期待できます。また、発症を一定程度抑える効果も認められています。予防効果の期間は、接種した2週間後から5か月程度と考えられています。
▼接種日に①②のかたが、10月から2月末までに受けたインフルエンザの予防接種費の一部を助成します
①65歳以上のかた
②60〜64歳で、心臓、じん臓、呼吸器の機能などの障がいまたはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障がいがあり身体障害者手帳1級のかた

*詳しくは、広報あきた9月15日号の11ページか市ホームページをご覧ください。
広報ID番号1005581

インフルエンザかな?と思ったら

▼人混みへの外出を控え、周りのかたへうつさないように咳エチケットを徹底しましょう
▼安静にして休養をとりましょう。特に十分な睡眠と水分補給が大切です
▼具合が悪いときは、早めに医療機関を受診しましょう


 発症前日から発症後3〜7日間はウイルスを排出するといわれ、そのウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。
 現在、学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。


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