※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。
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2016年4月1日号
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市長コラム |
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九転十起〜広岡浅子の生き方 |
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市長 ● 穂積 志(もとむ)
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学校や自治体、多くの企業では、4月から新しい1年が始まり、入・進学や卒業・就職・退職・人事異動など、心機一転スタートを切ったかたも多いと思います。NHKの朝の連続テレビ小説もそうです。9月に始まった「あさが来た」も最終回を迎える頃ですが、この半年間、随分と楽しませていただいた番組です。 |
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「七転八起」はよく知られた言葉ですが、番組のなかで登場する「九転十起」には、まさに“びっくりポン”でした。それをきっかけに主人公のモデルとなった広岡浅子という人物に興味を持ち、関連する本を求め読んでみました。想像どおり、いやそれ以上の苦難の中を生き抜いてきた半生が語られています。女性の生き方について、学問はおろか「幼にしては父母に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従う」という時代でした。その時代と彼女の生き方を考え併せると、その輝きの鮮烈さが迫ってきます。
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折しも今年、10月28日から30日までの3日間、秋田市を会場に「日本女性会議2016秋田」が開催されます。テーマは、「みつめて みとめて あなたと私 〜多様性(ダイバーシティ)とは〜」。
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