ヤマビルの生態と被害対策

更新日 2013.3.18


秋田市の概要

秋田市では近年、ヤマビルの生息域が居住域にも広がり、吸血による被害が増加しています。
現在の主な生息域は、金足黒川、上新城石名坂・小又・白山・道川・湯の里、下新城小友、仁別の一部となっています。
また、秋田県での発生は秋田市、五城目町、井川町、潟上市、上小阿仁村の計5市町村となっています。

生態

発生時期  4月下旬〜11月上旬まで(高温年はこの限りではない長期間)。発生のピークは6月中旬〜下旬と8月中旬〜9月中旬の2回。
発生場所  水分の多い沢筋・対象動物の通りやすい歩道や獣道で多発。冬季は、落ち葉・石の下・土中で越冬。
吸血方法  前吸盤の中央にある鋭利な3枚歯で、皮膚をY字型に傷つけて吸血する。
 吸血中は、血液の凝固を防ぐ物質(ヒルジン)を分泌するため、吸血後にヒルが離れても出血が止まりにくい。
 吸血量はヒルの体重の10〜20倍にも及ぶ。
降  雨  気温があまり高くない6月までは、1週間程度の無降雨がヤマビルの出現数にあまり影響しないが、気温の高い7月下旬から9月上旬までは、1週間程度の無降雨が出現数を減少させる。
しかし、これはヤマビルの生息環境悪化による一時的な減少(ヤマビルの不活発化)であり、降雨があれば出現数は元にもどる。
産卵と孵化  ヒルは吸血後産卵可能な状態となり、1個体のヤマビルから1〜9個の「卵のう」(卵の塊)を産み、1個の「卵のう」から1〜8個のヒルが生まれる。1回の吸血から産卵・ふ化までは約2か月を要する。
生存期間  ふ化後に吸血がない場合は2ヶ月、一度の吸血で12ヶ月以上生存することが可能である。また、吸血が常に可能な状況下では3〜4年生存可能。

発生地での留意点

発生地に入る際の注意  忌避剤(ヒルノック・ヤマビルファイター等)を使用することで、被害をかなり高い率で防ぐことができます。また、使用方法や薬効持続期間等はそれぞれの用法に注意する必要があります。
発生地から下山時の注意  ヤマビル生息地に入った場合は、他地域への被害拡大を防ぐため、現場から立ち去る際に衣服・自動車等への付着が無いかどうかよく確認する。
 また、衣服への付着や吸血があった際は確実に捕殺してください。ヒルは踏みつけたとしても、軟体のためなかなか死なないため、専用の殺ヒル剤をかけるか、ライターの火であぶる等が必要です。吸血したヒルは前述のように70倍以上に増殖する可能性があるため十分に注意する必要があります。

吸血被害にあったら

止  血 まず傷口から血(ヒルジン)を押し出し、ばんそうこう等で止血します。
止血後は、かゆみが残る場合があるので抗ヒスタミン剤軟膏(虫さされ・かゆみ止め用)を塗るのが良いでしょう。

忌避剤(ヤマビルエコキラー)の配布

 ヤマビルが発生する地域の町内会へ忌避剤を配布

忌避剤の入手・問い合わせ先

名 称 秋田中央森林組合 秋田県森林組合連合会
住 所 秋田県秋田市河辺和田字上中野184-2 秋田県秋田市川元山下町8-28
電 話 018-882-3652 018-866-7421
「卵のう」と「ヤマビル」
<写真1 卵のう(左)とヤマビル>
活動中のヤマビル
<写真2 活動中のヤマビル>

(写真1は秋田県より提供)


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