最終更新日:2009.11.13
| Q1 「勝平得之」について教えてください | |
| A1 | 勝平得之(1904-1971)は、生涯秋田を離れることなく秋田の自然や風俗を描き続けた版画家です。小さいころから絵を描くことが好きだった勝平は、20歳のころから独学で版画を学びはじめます。その後、浮世絵版画の美しさに出会い、また、当時の美術思潮である創作版画運動(「絵を描く」、「版木を彫る」、「紙に刷る」の3つの工程を一人でおこなおう、という運動)の影響のもと、独自の色刷り技法を探り当てました。 郷土秋田の情景が描かれた勝平の版画は多くの人に親しまれ、海外でも高く評価されています。 |
| Q2 「色刷り」版画とは何ですか? | |
| A2 | 単色の版画ではなく数種類の色を使った版画です。各色ごとに何枚もの版木を制作し、何回かに分けて一枚の紙に刷り上げます。そのため、一枚の版木だけでは一見どのような絵になるのかは分かりません。それぞれの版木から色が集まることでひとつの版画になります。 |
| Q3 勝平は版画を制作するにあたって、どのような下絵を描いてますか? | |
| A3 | 県内各地を歩いた勝平は、スケッチブックで数十冊におよぶ詳細なスケッチを描いています。そこには、日付や取材メモ、その日の食事の内容などが詳細に記されており、各地の風土を知る上でも貴重な資料にもなっています。 |
| Q1 「関谷四郎」について教えてください | |||||||||||||
| A1 | 関谷四郎(1907-1994)は、秋田市出身の鍛金家です。市内の金銀細工店で修行を積み、20歳の春に上京、鍛金家河内宗明の内弟子になりました。約10年間修行し、独立後は「接合せ(はぎあわせ)」の技法を取り入れ、精力的に活躍しました。 関谷は「接合せ」の技法で、1977(昭和52)年に国の重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に指定されました。 |
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| Q2 「鍛金」とは、どのような技法ですか? | |||||||||||||
| A2 | 金属工芸の技法のひとつで、金槌や木槌などを使って金属を打ち延ばして成形するものです。 鍛金には次の3つの方法があります。
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| Q3 「接合せ(はぎあわせ)」とは、どのような技法ですか? | |||||||||||||
| A3 | 鍛金技法の内のひとつで、最も難しいとされます。異なる種類の金属を、金ろうや銀ろうと呼ばれる合金で接合し、更に、はがれないように打ち延ばして成形し槌目(つちめ)を残します。金属によって融点や膨張率などが異なるため、作業には高度な技術を要します。 | ||||||||||||
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