江戸時代の後半に、秋田藩8代藩主佐竹義敦(号・曙山)や藩士の小田野直武らによってはじめられた秋田蘭画。西洋や中国の絵画から合理的な視覚と写実的な表現を学びとり、画面に遠近感と立体感をもたらす手法は画期的で、日本の絵画の歴史に新たな境地を拓いたものとして高く評価されています。
本展では平成26年度に県指定文化財となった6点を含む秋田蘭画を、江戸の洋風画や南蘋(なんぴん)派の花鳥画など関連作品とともに展観し、写実絵画の静謐な美の世界を紹介します。また、寺崎廣業、平福百穂らが近代的な感覚で自然を捉えた作品も、併せて展示します。
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【特別出品】小田野直武 獅子図(部分) 個人蔵 |
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<ギャラリートーク>
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日時/9月19日(土) ・10月3日(土)
午後2時〜
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会場/千秋美術館2階展示室
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担当/千秋美術館学芸員 |
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※事前の申し込みは不要ですが
展覧会チケットが必要です |
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