もうひとつの輝き 最後の印象派
 ベルエポックと呼ばれ、パリで華々しく芸術・文化が繁栄した20世紀初頭、国民美術協会展(サロン・ナショナル)を支えていた新進の芸術家たちによって、画家彫刻家新協会(ソシエテ・ヌーヴェル)が結成されました。19世紀後半より活躍した印象派のスタイルを直接継承する「最後の印象派」とも称されるべきメンバーたちは、自然の中に見出される光の表現を探求し、当時のパリ画壇で重要な役割を果たしました。フォーヴィスムやキュビスムなどの前衛的な活動に加わらなかったため、美術史の表舞台からは姿を消していましたが、近年、フランスでもめざましい再評価がなされています。
 本展は、ソシエテ・ヌーヴェルに焦点をあてた日本初の展覧会です。エドモン・アマン=ジャンやアンリ・ル・シダネル、オーギュスト・ロダンらの作品約80点により、知られざる20世紀初頭のパリをご堪能ください。

アンリ・ル・シダネル《テーブル、白の調和》
1927年 パリ市立現代美術財団蔵
Fonds Municipal d'Art Contemporain de la Ville de Paris
Photo (C) FMAC / Roger-Viollet
2016.4.21(木)〜5.29(日) 会期中無料
開館時間 午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料 一般1,200(1,000)円 大学生800(600)円 高校生以下無料
※( )内は前売、20名以上の団体および障がい者割引料金
※くるりん周遊パスで観覧の場合、一般900円、大学生600円
前売券販売所:秋田市立千秋美術館、さきがけ大町センター、
caoca広場(秋田ステーションビル)、ローソンチケット(Lコード:26146)
前売券取次所:秋田魁新報社県内支社・支局/秋田魁新報販売店
※ご予約の上、お取り寄せになります。
主催 「最後の印象派」展実行委員会
(秋田市立千秋美術館/秋田魁新報社)  
後援 NHK秋田放送局/ABS秋田放送/AKT秋田テレビ
AAB秋田朝日放送/エフエム秋田
CNA秋田ケーブルテレビ 
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
企画協力 (株)ブレーントラスト
協力 日本航空
アトリオン音楽ホール

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