身近な水辺の生物を環境問題を考えるきっかけに
ホタルは古来から日本文化と深い関わりをもった昆虫であるとともに、ホタルが生息するということは水と緑が一体となった多様な自然環境が存在することを意味します。このような自然環境は人間が生活するうえでも潤いのある優れた環境であり、ホタルの生存は豊かな人里環境のバロメーターといえます。
秋田市では、平成16年7月に行った「環境都市あきた宣言」に基づき、この身近な水辺の生物を環境問題を考えるきっかけにしようと、平成6年、平成11年、平成16年に市民のみなさんの協力のもと、「ホタルマップ」を作成しました。平成21年度は前回の作成から5年が経過したことから、内容を刷新するため、また、市民のみなさんの環境への関心をさらに高めることを目的に作成しました。
「秋田市ホタルマップ」は、
環境部、市役所の市民相談室、土崎支所、西部市民サービスセンター、河辺・雄和市民センター、駅東サービスセンター、秋田市市民交流サロン、各図書館等で無料でさしあげています。どうぞご利用ください。
(平成6年・11年版は在庫切れとなっています。)
なお、環境部以外で受け取られる際は、在庫がない場合もありますので、事前に上記の施設等に確認くだされば幸いです。
| 1 | 調査期間 | :平成21年6月から8月末まで | ||
| 2 | 調査区域 | :秋田市全域 | ||
| 3 | 調査方法 | ・ 広報やラジオ、ポスター等で市民に情報提供を呼びかけた。 ・ 小学校高学年児童に調査票等を配布し、自宅周辺での調査を依頼した。 ・ 小学生を対象にした「ホタル講座」を実施したほか、「ホタル観察会」を開催するなど、身近な自然へ関心を高めるきっかけづくりをおこなった。 ・ 秋田県自然観察指導員連絡協議会秋田市支部(ナトゥーア秋田)や地域でホタルの観察や生息環境の保全に取り組んでいる団体に調査と情報提供について協力をいただいた。 ・ 必要に応じ、環境都市推進課(旧環境企画課)が中心となり補足調査を実施した。 |
ホタル観察シートや電話、ファックスなどで秋田市に寄せられた情報は599件あり、このうち生息が確認できたのは390件でした。重複情報を除く生息地点は348カ所となっています。平成16年の調査と比べ95カ所上回りました。
この調査は、正式な学術的分布調査ではありませんので、厳密な比較をすることはできませんが、5年前(平成16年)に行った調査結果と比べると、ゲンジボタル、ヘイケボタルともに生息の確認できた場所が増えています。
また、市街地などで多数のヘイケボタルの生息が確認できた場所が新たに見つかりました。
| 区分 | ゲンジボタル | ヘイケボタル | 計 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 少ない | 多い | 少ない | 多い | |||
| 平成21年度 | 96 | 54 | 154 | 44 | 348 | |
| 平成16年度 | 82 | 56 | 95 | 20 | 253 | |
| 平成11年度(旧秋田市) | 29 | 11 | 49 | 18 | 107 | |
| 平成6年度(旧秋田市) | 36 | 6 | 82 | 18 | 142 | |
※ およそ20匹以上観察されたところを「多い」、20匹未満のところを「少ない」としています。
| 今回の調査で生息が確認されたホタル | ||
|---|---|---|
| ゲンジボタル | ヘイケボタル | オバボタル |
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| 水のきれいな場所を好むゲンジボタルは旭川や太平川、岩見川の上・中流などで確認されました。6月中旬から7月中旬頃までみられます。 | 水田や用水路などに生息するヘイケボタルは市街地を含む広い地域で確認されました。6月下旬から8月上旬頃までみられます。 | 成虫は昼行性でほどんと発光しません。主に山間部に生息します。写真は太平山自然学習センター「まんたらめ」で撮影したものです。 |
| 種類 | ゲンジボタル(成虫) | ヘイケボタル(成虫) |
|---|---|---|
| 体長 | オス(約15ミリ)メス(約20ミリ) | オス(約8ミリ)メス(約10ミリ) |
| かたち | ![]() |
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| 発光器 | ![]() |
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| 発光の 仕方 |
![]() 約4秒間に1回 |
![]() 1〜2秒間に1回 |
ホタルはこのような場所を好みます。日中このような場所を探しておくと、夜に観察しやすくなります。
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| 秋田市環境部環境都市推進課 | |
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