食中毒予防のポイント


最終更新 2012.4.16


 細菌性の食中毒は、食品中で一定以上に増えた食中毒原因菌を食品とともに食べること等によって起きる急性の胃腸炎症状等ですが、食品を衛生的に取扱うことで防ぐことが出来ます。アメリカで宇宙食製造の経験からHACCP(ハサップとも言う)というものが考え出されました。これは、危害を分析して、その重要な点を管理することで食中毒を防ごうという考え方です。そこで、このHACCPの考え方をもとにした、家庭でも簡単にできる食中毒予防の6つのポイントについて説明します。

ポイント1

 食品の購入について


 肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮な物を買いましょう。卵はヒビが入っていたり、殻の割れているものはサルモネラ菌に汚染されていることも考えられるので、注意して選びましょう。また、表示のある食品は、消費期限などを確認し購入しましょう。特に、生鮮食品のような冷蔵や冷凍の必要な物を購入したときは、食品の温度が上がらないよう、すぐに持ちかえりましょう。


ポイント2

家庭での保存について


 冷蔵や冷凍の必要な食品は持ちかえったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。冷蔵庫は10℃以下に冷凍庫は−15℃以下に維持するのが目安です。細菌の多くは10℃で増殖が遅くなり、−15℃で増殖が停止しますが、細菌が無くなるわけではないので早めに使い切るようにしましょう。また、冷蔵庫の中で他の食品を汚染しないように、肉や魚はビニール袋などに分けて置くと、なおいっそう安全です。


ポイント3

下準備について


 調理をする前には必ず手を洗いましょう。また、生の肉や魚や卵などを取扱った後、調理の途中で、他の事(トイレに行く、動物を触る、オムツを替える、鼻をかむなど)をした後は、食中毒の原因菌が手についているおそれがあります。手は必ず洗いましょう。

 生の肉や魚を切った後、洗わずにその包丁やまな板で、他の食品等を切ることは二次汚染の原因になります。包丁やまな板を、肉用、魚用、野菜用等に使い分けるとさらに、安全です。

 凍っている物を解凍するときは、室温に放置して解凍せずに冷蔵庫や電子レンジを使いましょう。水を使って解凍するときは、流水で行いましょう。


ポイント4

調理について


 加熱して調理する食品は十分に加熱しましょう。腸管出血性大腸菌O157やサルモネラ菌も、食品の中心部の温度を75℃、1分間以上加熱することによって殺菌できます。

 調理を途中でやめてそのまま室温に放置すると、細菌が食品についたり、増えたりします。途中でやめるようなときは、冷蔵庫に入れましょう。

 電子レンジを使う場合は、調理時間に気をつけて、熱の伝わりにくい物は時々かき混ぜることも必要です。


ポイント5

食事について


 食事の前にも手を洗い、清潔な手で、清潔な器具を使って清潔な食器に盛り付けましょう。温かくして食べる料理は65℃以上、冷たくして食べる料理は10℃以下が安全においしく食べられる目安です。

 調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置してはいけません。例えば、腸管出血性大腸菌O157は室温でも15分〜20分で2倍に増えます。


ポイント6

残った食品について


 残った食品を扱うときも手を洗いましょう。そして、きれいな器具や皿を使って保存しましょう。そのとき、早く冷えるように浅い容器に小分けして入れましょう。

 時間が経ち過ぎていたり、少しでも怪しいと思った物は、思い切って捨てましょう。


 これらの6つのポイントをきちんと行えば食中毒も怖くありません。食中毒は簡単な予防方法をきちんと守ることで予防できます。それでも具合が悪くなったときはすぐにかかりつけの医師に相談してください。食中毒について何か疑問に思うようなこと、相談したいことがあれば秋田市保健所までご連絡下さい。


連絡先
秋田市保健所 衛生検査課 食品衛生担当
〒010-0976 秋田市八橋南一丁目8番3号
tel:018-883-1181 fax:018-883-1344
e-mail: ro-hlex@city.akita.akita.jp

秋田市保健所衛生検査課


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