感染症情報


最終更新 2012.4.9

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秋田県感染症発生情報(週報・月報)

 ○秋田市の発生情報(O157などの全数報告疾患、小児科定点疾患など)
  

 感染症の分類(感染症法対象疾患)

届出基準・届出様式
・一覧表(画像ファイル)(htmlファイル)



腸管出血性大腸菌感染症

 秋田市では例年夏場に多く発生しますが、それ以外の季節でも発生はあります。
 
発生の多い病原体の型は「O157」と「O26」です。生肉の取扱いに注意しましょう。
  ※病原体は通常「O抗原」の血清型で表し、発見順に番号が振られ現在約180ありますが、番号の違いによる特徴や病原性の強さは一概には言えません。

腸管出血性大腸菌は少量の菌でも感染することで知られていますので、次の注意をよく守りましょう。

  ○食中毒を予防するために・・・・
    1)手をよく洗う。(石けんを使い、流水で丁寧に洗い流すこと。) 
    2)調理はスピーディーに行い、長時間放置されたものを食べない。 
    3)十分な加熱をする。(75℃1分以上、中心部までよく加熱すること。)
    4)生肉を扱うときは、とり箸と食べる時の箸を別にする。

  ○症状のあるときは・・・・
    ・腹痛、下痢などの症状のあるときは、早めに医療機関を受診し、便の状態などを医師に伝えてください。
    ・自己判断で、下痢止めなどを使用すると、腸管内で菌が増殖して重症化する例もあります。

  牛など家畜との接触による感染に注意しましょう!
  動物に触れた後は十分に手を洗いましょう。
  ・牛などの家畜は腸管出血性大腸菌を保有している場合がありますので、手で触った後は十分に手洗いをしましょう。
  ・牧場などで調理・加工の体験をする場合は、事前に手指の汚れを石けんで洗い流し、消毒してから実施しましょう。
  ・牧場をはじめ動物関係施設は、手洗い設備を設置し、来訪者に動物接触後の手洗いを啓発するとともに、
   食べ物の調理・体験を行う際は石けん、消毒を配備し、参加者に手洗い・消毒を指導するようお願いします。
   また、普段から定期的に牛舎等の清掃、消毒等衛生管理に留意していただくようお願いします。



海外での感染症に注意しましょう


 年末年始は海外へ渡航される方も多い時期です。海外で感染症にかからないようにするためには、感染症 に対する正しい知識と予防方法を身につけることが重要です。

 海外で最も感染の可能性が高いのは食べ物や水による消化器系の感染症ですが、動物や蚊・ダニなどが媒介する病気も少なくありません。また麻しん(はしか)、ポリオなど日本では減少傾向もしくは発生が認められない病気が海外では流行しています。(表)

  渡航の際には、渡航先の感染症の発生状況に関する情報を事前に入手し、予防接種が受けられる感染症については、余裕をもって相談しておくなど、適切な感染予防に心がけてください。海外の各地域における感染症の発生状況、感染症、予防接種に関する情報は、 検疫所ホームページ(http://www.forth.go.jp/)  、外務省ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)などをご覧ください。


<表> 海外で注意が必要な、おもな感染症

1. 蚊やダニなどが媒介する感染症

  (1)マラリア (2)デング熱・デング出血熱 (3)チクングニア熱 (4)黄熱 (5)ウエストナイル熱・脳炎
  (6)クリミア・コンゴ出血熱 (7)リフトバレー熱

<感染予防> 長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きなどは避ける。虫よけローションや蚊帳
などの使用によって、蚊に刺されないように注意する。

2. 動物からうつる感染症
  (1)鳥インフルエンザ(H5N1) (2)狂犬病 (3)エボラ出血熱 (4)マールブルグ病

<感染予防> むやみに犬などの動物などに触らない。ニワトリ、アヒルなどが売られている市場や養鶏
場にむやみに近寄らない。手洗いや、うがいをきちんと行う。

3.食べ物や飲み水による感染症
  (1)E型肝炎 (2)A型肝炎 (3)赤痢 (4)腸チフス (5)コレラ (6)ノロウイルス

<感染予防> 十分に火の通ったものを食べる。生水は飲まない。


  ○厚生労働省作成 海外で注意しなければいけない感染症一覧
  ○厚生労働省作成 感染症予防啓発ポスター
  ○厚生労働省作成 狂犬病ポスター
 


 マイコプラズマ肺炎について

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。小児や若い人の肺炎の原因としては、比較的多いものの1つです。例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます。
 例年は、マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、冬にやや増加する傾向があります。過去には、昭和59(1984)、昭和63(1988)年に比較的大きな流行がありました。

 感染方法
   主に患者の咳で飛沫感染し、家族内や職場内で多く感染します。

 潜伏期間
   2〜3週間

 症状
   発熱、全身倦怠、痰(たん)がからまない乾いた感じの「コンコン」という咳など。
   特に咳は長期間にわたって続き、のどの痛み、鼻症状、胸痛、頭痛などもみられます。
   肺炎にしては元気で一般状態も悪くなく、まれに髄膜炎や脳炎などの重篤な合併症も併発してしまう可能性もあります。

 ○マイコプラズマ肺炎予防のために
   マイコプラズマは飛沫感染なのでインフルエンザなどの感染症と同様、「手洗い」と「うがい」が最
   も重要です。また咳エチケットに気をつけ、外出する際にはマスクを着用しましょう。また、マイコプラ
   ズマに感染しても免疫は一生続くものでないため、1度かかった人が再感染してしまうこともあります
   ので注意が必要です。


厚生労働省  →  マイコプラズマ肺炎に関するQ&A(平成23年12月9日) 



 感染性胃腸炎(ノロウイルス等)

毎年秋から冬場にかけて、ノロウイルス等の感染症が流行します。
一人一人の心がけで感染を予防し、家族みんなが健康で安心した生活がおくれるようにしましょう。

 詳しくはこちら → 関連ページ「感染性胃腸炎」

 水痘(水ぼうそう)について

 水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染したときに発症する感染症で、発疹、発熱、倦怠感などの症状が現れます。多くの場合は軽い症状ですみますが、成人や妊婦が発症すると重症となる場合が多いとされています。
 

 潜伏期間
   2〜3週間

 症状
   かゆみを伴った小さな水疱が全身にでき、37〜39度の熱がでることもあります。
   水疱は3〜4日たつと破れて乾き、黒いかさぶたになり、かゆみもおさまります。

 ※ 水疱や発熱に気付いたら、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。

 ●水痘にかからないためには・・・
     水痘・帯状疱疹ウイルスは感染力が強く、ウイルスが付着したものに触れる接触感染や、ウイルスを含むくしゃみなどの飛沫核を
    吸い込む空気感染などで広がります。そのため感染を予防する方法としては、感染している人と接触しないこと、水痘の患者さんは
    人に移さないよう、水疱が完全にかさぶたになるまでは外出や登校を控えることです。
     また、水痘ワクチンを接種すると、水痘にかかりにくかったり、症状が軽くて済む場合があります。ワクチンは任意接種ですので
    費用がかかりますが、1歳から接種可能です。
     また、水痘は学校保健安全法では第二種の伝染病になっており、原則、すべての水疱がかさぶたになるまで出席停止となります。

 麻しん(はしか)について

 麻しんウイルスによる感染症です。発症率が高く不顕性感染はほとんどありません。感染力が強いので、子どもだけではなく大人も注意しましょう。予防接種を受けていない方は特に注意しましょう。 

 感染経路
   空気感染。感染力が強く、発病者と同じ部屋にいるだけで感染することがあります。

 潜伏期間
   10〜12日 

 感染可能期間
   発病1〜2日前(発疹出現の3〜5日前)から発疹出現後4〜5日後

 症状
   麻しんの初期症状は発熱、咳、鼻水などかぜと似ています。免疫のない人が発病すると4割が入院すると報告されています。
   発熱、咳、目やに、全身発疹等が現れたら、速やかに医療機関を受診しましょう。


特別な治療方法はなく、ワクチンによって免疫力を高めて予防することが重要です。

定期予防接種の対象で、まだ受けていないお子さんは早めに予防接種を受けましょう。

※1歳児と、小学校入学前年度の1年間(4/1〜3/31)のお子さんは、麻しん風しん混合(MR)ワクチン、あるいは麻しん単抗原ワクチンを定期接種(無料)として受けられます。

 その他の方は、任意接種(有料)としてMRワクチン、麻しん単抗原ワクチンのいずれかを接種することができます。
 今までに、麻しんにかかったことがなく、麻しんの予防接種を一度も受けたことがないかたは早めに接種されることをお勧めします。
 乳児の場合、6ヶ月以上なら任意(有料)接種可能ですので、最寄りの医療機関に相談ください。


医療機関の皆様へ

 平成20年1月1日から、麻しん、風しんが感染症法上の5類全数把握対象疾患となりました。秋田県内では当分の間、小児麻しんおよび成人麻疹患者の全数調査を行います。患者を診断した医師は最寄りの保健所へ報告願います。

報告基準    
報告様式 

 ※市内の医療機関は当課へFAX(883−1158)願います。


○関連リンク 麻疹について
 ・麻しん(はしか)に関するQ&A
 ・家庭の医学
 ・国立感染症研究所ホームページ
 ・予防接種関係はこちら


ニューデリー・メタロ−β−ラクタマーゼ1(NDM-1)産生多剤耐性菌について

   海外では、大腸菌や肺炎桿菌などの腸内細菌科の細菌に、ニューデリー・メタロ−β−ラクタマーゼ1(NDM-1)を産生する、
  新たなタイプの多剤耐性菌が報告されています。

  厚生労働省 事務連絡(平成22年8月18日)
   厚生労働省ホームページ(平成22年9月9日)



 伝染性紅斑

例年、夏季に多発する傾向があります。
幼児施設や小学校で集団感染する例がありますので予防に注意しましょう。また、妊婦の場合、胎児に悪影響を及ぼす危険性がありますので、感染が疑われる場合は胎児の状態を注視しましょう。

伝 染性紅斑は、頬に出現する蝶翼状の紅斑を特徴とし、小児に多くみられる流行性発疹性疾患である。両頬がリンゴのように赤くなることから、 「リンゴ(ほっぺ)病」と呼ばれることもある。本症の病因は長く不明であったが、ヒトパルボウイルスB19(human parvovirus B19:以下B19)であることが明らかにされた。

感染症発生動向調査によると、ほぼ5年ごとの流行周期で発生数の増加がみられ、2001年は過去10年間と比較すると1992年に次ぐ大きな発生となっている。年によって若干のパターンの違いはあるものの、年始から7月 上旬頃にかけて症例数が増加し、9月頃症例が最も少なくなる季節性を示す。患者の年齢分 布は5〜9歳での発生がもっとも多く、ついで1〜4歳が多い。

病原体  
 
原因ウイルスは単鎖DNAウイルスであり、パルボウイルス科パルボウイルス亜科エリスロウイルス属に属するヒトパルボウイルスB19である。

臨床症状
 
10〜20日の潜伏期間の後、頬に境界の鮮明な紅い発疹が現れ、続いて手・足に網目状・レ−ス状・環状などと表現される発疹がみられる。 胸腹背部にもこの発疹が出現することがある。これらの発疹は1週間前後で消失するが、中には長引いたり、一度消えた発疹が短期間のうちに再び出現すること がある。な お、頬に発疹が出現する7〜10日くらい前に、微熱やかぜ様の症状などの前駆症状が見られることが多いが、この時期にウイルス血症をおこしており、ウイル スの排泄量ももっとも多くなる。発疹が現れたときにはウイルス血症は終息しており、ウイルスの排泄はほとんどなく、感染力はほぼ消失している。

●治療方法
特異的な治療法はなく、対症療法のみである。免疫不全者における持続感染、溶血性貧血患者などではγ-グロブリン製剤の投与が有効なことがある。
 前述したとおり、紅斑の時期にはほとんど感染力がないので、2次感染予防の必要はない。また、ウイルス排泄期には特徴的な症状を示さないので、実際的な 2次感染予防策はない。現在のところワクチンはない。妊婦などは、流行時期にはカゼ様患者に近づくことを避け、万一感染した場合には、胎児の状態を注意深 くフォローする。

●学校伝染病との関係
 伝染性紅斑は学校において予防すべき伝染病の中には明確に規定はされておらず、一律に「学校長の判断によって出席停止の扱いをするもの」とはならない。 したがって、欠席者が多くなり授業などに支障をきたしそうな場合、流行の大きさあるいは合併症の発生などから保護者の間で不安が多い場合など、「学校長が 学校医と相談をして第3種学校伝染病としての扱いをすることがあり得る病気」と解釈される。通常の学校などでの対応のめやすとしては、発疹が現れたときに は感染力はほとんどなくなっているので、発疹のみで全身状態の良いものについては登校が可能であると考えられる。ただし急性期には、症状の変化に注意をし ておく必要がある。





 鳥インフルエンザ


鳥インフルエンザに感染しないためには・・・。

野鳥からの感染防止

野生の鳥は、インフルエンザウイルス以外にも人に病気を起こす病原体を持っている可能性があります。日頃からつぎのことに注意しましょう。

■衰弱又は死亡した野鳥又はその排泄物を見つけた場合は、直接触れないこと。もしも触れた場合には、速やかに手洗いやうがいをすること。
■特に、子供は興味から野鳥に近づくおそれがありますので注意しましょう。

海外での感染防止

特に、鳥インフルエンザが流行している地域に行かれる方は注意が必要です。

■ 不用意に鳥類に近寄ったり触れたりしない。
(特に、家きんが飼育されている場所、生きた鳥を販売している場所や食用に鳥を解体している場所には立ち入らない)
■ 鳥の解体や調理をしない。もしも鳥を扱った場合には必ずよく手を洗う。
■ 十分に加熱された鳥肉、卵などを食べる。

  ○厚生労働省作成 鳥インフルエンザポスター
  ○厚生労働省作成 鳥インフルエンザリーフレット

傷ついたり衰弱したりした鳥を発見したときはご連絡ください。

    【連絡先はこちら】
     ・秋田市環境総務課            TEL 863-6862
    【休 日 連 絡 先】
     ・市役所守衛室               TEL 863-2222

上記の他、野鳥に関してご相談があるときはご連絡ください。

  【連絡先はこちら】
     ・秋田県自然保護課              TEL 860-1616 

人への感染が不安な方はご連絡ください。  

   【連絡先はこちら】
     ・秋田市保健所健康管理課          TEL 883-1180


  「渡り鳥への餌付(えづ)け自粛等のお願い」   環境部環境都市推進課ホームページをご覧ください。


鳥インフルエンザ関係ホームページへのリンク

厚生労働省 「鳥インフルエンザ関係」ホームページ
農林水産省 「鳥インフルエンザ関係」ホームページ
環境省    「高病原性鳥インフルエンザに関する情報」ホームページ
国立感染症研究所 感染症情報センター 「高病原性鳥インフルエンザ」ホームページ
秋田県    「新型インフルエンザ対策行動計画」
内閣府    「食品安全協会」ホームページ
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 ホームページ


アタマジラミ情報

 ○アタマジラミについて
   アタマジラミは頭髪部位に寄生し、かゆみなどの症状があらわれます。

 ○アタマジラミの見つけ方
 ・頭をよくみて、白いものがたくさん付いていたら、アタマジラミの卵です。
 ・アタマジラミの卵は髪の毛にしっかり付着していてフケのように簡単にはとれません。

 ○アタマジラミを見つけたら
  洗髪は、髪の根本までしっかりと洗いましょう。
  目の細かいクシで髪をすくなどして成虫や卵を取り除きましょう。
  タオルやクシ、ブラシ、帽子の共有は避けましょう。
  下着・枕カバー・タオルなど、頭に触れるものは毎日交換します。アタマジラミは熱に弱いので、衣類・シーツなどは熱湯に浸したり、アイロンをかけるなどしましょう。

 ○アタマジラミの治療は?
 ・フェノトリンパウダーやフェノトリンシャンプーの薬剤がシラミ治療薬として市販されています。

関連ページ : 衛生検査課
  アタマジラミについて     →「リーフレット」
  集団発生時の対処について→「アタマジラミが大量発生した場合の対応について」


お問い合わせ

秋田市保健所 健康管理課

〒010-0976 秋田市八橋南一丁目8−3
tel:018-883-1180 fax:018-883-1158
e-mail: ro-hlhm@city.akita.akita.jp


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