市長ほっとコーナー


記者会見

平成21年(2009年)4月15日(水)

穂積市長の就任記者会見を行いました。

おもな質疑内容

(幹事社:読売新聞、秋田テレビ )

質問 市長

 この度、市民の皆様の負託をいただき、第18代秋田市長に就任しました、穂積 志です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 初登庁式でも話しましたが、「秋田市」行政の役割は、第一義的に市民福祉の向上です。職員一同、力を合わせながら、市民の皆様の福祉向上、生活の向上に全力を尽くしてがんばっていきたいと思います。しかしながら、財政的には、この不況の中、市税収入も減少の方向にあることから、行財政改革をきちんと進めながら、市民の負託に応えられるようにしなければならないと思っています。

 私は、百年に一度という不況の中で選挙を戦ってまいりましたが、私のスローガンは、「大転換の時、希望を持て、覚悟を決めよ」でありました。百年に一度の不況だからこそ、一人ひとりの価値観も変わりつつありますし、それを基に「ピンチをチャンスに」変えられる大きな機会とも捉えております。創意工夫をしながら、アイディアを出し合い、「元気な秋田作り」に努めてまいりますので、どうぞ報道関係の皆様のご理解をいただきたいと思います。

 また秋田から情報を日本全国に、そして世界に発信する機会もあるかと思います。皆様からご協力をいただく機会も数多く出てくると思いますので、併せてよろしくお願い申し上げます。
読売:当選、おめでとうございます。選挙戦を通じて、市民の声などで最も感じた事はどのような事でしょうか。  秋田市も、市町合併から5年目に入ってきましたが、やはり旧秋田市内、河辺、雄和それぞれの地区において、かなり事情や課題が違うという事を実感しました。
読売:公約の最優先事項として、経済雇用対策とセーフティーネットの確立を挙げていましたが、特にこれから手を付けたいというものはなんでしょうか。  緊急雇用対策について、例えば市の臨時職員等を増やして、緊急的に、今失業されているかたに職場を提供するということも一つの考え方ではありますが、その場合、結局6か月ごとの更新という事になってしまいます。国の15兆円と言われる雇用対策等の補正予算は、次代を見越した日本のあるべき姿を捉えながらの補正予算だと思います。

 本市においても、今の緊急雇用が、将来的に秋田の元気作りというか、市民のサービス向上につながるよう、アイディアを出しながら雇用の機会を作れれば良いと考えています。
読売:新庁舎建設計画について、公約では「耐震調査を行った上で調整する」としていましたが、耐震調査の時期はいつ頃か。また、基本構想をいつ頃まとめられるのか、現在のお考えをお聞かせください。  耐震調査の予算については、6月の補正に出していきたいと思っています。素案作りについては、耐震調査の結果をみて、まだ使えるものなのかどうか、あるいは周辺に散らばっている施設等も含めた費用対効果や中央公民館のあり方なども含めた中で、総合的に判断したいと思います。

 また、平成22年から24年にかけた総合計画の中の修正もあり、そういったすべての事を考慮し、議会と相談しながら判断したいと思いますので、少し時間がかかるかもしれません。
河北:中央街区の見直しについて、具体的にどう見直していきたいとお考えですか。また、施工主が組合になっていますが、組合との協議など今後の見通しを教えてください。  準備組合から本組合に移行しましたので、権利変換がどういくのかということと、民間部分の商業モールをベースにした、駐車場、マンションといったものを組合が今の時代に合わせてどう描くか。それを見た上で、現在の経済状況の中で継続的、安定的に運営可能なのかというところを慎重に見極めなければいけない、ということが第一点だと思います。

 また、市の持ち分であるにぎわい交流館と県の平野美術館の移転についても、建物を新築した、移転したというだけでは賑わいを作り出せるとは言えないと思いますし、その運用のあり方なども県と協議しながらやって行かなければなりません。

 公約では、市民センター的な要素も付随すると言ってきましたから、民間の商業モールの部分を買い取らなければならない可能性も出てきます。そういったものとの兼ね合いをみながら、もう少し慎重に検討したいと考えています。商業ベースという部分がありますから、そこを全て行政の建物で埋め尽くして良いものか。そこからは収入があがってきませんから、そういった事も考慮していかなければならないと思います。
河北:4者協議で、改めて話し合いの場を持つという可能性はあるのでしょうか。  私は、民間の、丹青コンサルタントが今どういう進捗状況にあるのか、また、権利変換がきちんと行きそうなのかという見通しを聞いてみたいと思っています。あとは、彼らが具体的なものを出してきたときに、それを4者で協議していかなければならないと考えています。

 基本的には、議会が承認した基本計画ですから、それに基づいた形になっているかどうかという部分も検証したいと思います。
魁:今後の公務の日程はどれぐらい決まっているのでしょうか。また、職員の人事異動や副市長の人事についてどうお考えでしょうか。  今後のスケジュールは結構びっしりと入っているようです。スケジュールは秘書課と相談しながら進めていきたいと思います。

 副市長の人事については、私が公約した9項目40事項をどうやったら実現出来るかに関連してきます。「どうやったら」というのは、当然、体制作りと財源をどこに求めていくかということです。こういったことを考慮しながら、公約の実現に向けた庁内の体制づくりというか、機構を総合的に判断しなければなりません。ここ2、3日、時間をいただきながら、自分なりに構想を練ってみたいと思っていますので、今のところ白紙です。
魁:市役所内の体制を変えるという事もお考えでしょうか。  体制、つまり機構のことですが、機構の改正については、基本的に来年度で良いのではと思っています。

 まもなく5月1日の異動内示を出しますが、17日にはある程度煮詰めたものを出さなくてはいけません。5月1日の辞令ですと内示は24日ぐらいになります。部局も結構ありますし、本格的な異動になってきます。そうすると17日、遅くても19日までしか考える時間をいただけないのかなと思いますが、その中で、自分が目指す方向に適材適所となる人材を登用していきたいと考えています。
NHK:公約で、「自己改革」に触れられていますが、具体的にどういう事でしょうか。  私の「自己改革」は、「人の話をよく聞く」ということです。人の話をよく聞きながら、決断するところは決断する。その経験を積んでいくということです。また、「自己改革」というのは、全身全霊を傾けて市民の幸せのためにがんばるという決意です。大体、決意すると物事の8割は成ると思っています。あとの2割は努力です。
NHK:泉地区のJR駅の新築計画について、財政状況や意義も含めてどうお考えでしょうか  土崎駅から秋田駅まで結構長い距離を走りますが、その間駅が無いことから、まずは利便性を高めたいという事が一つです。

 それから、横山金足線等ができて道路事情も変わってきました。新しい駅を泉の中心にしながら、新しいバス路線を開発することについて、どれぐらいの経済的な効果があるのかも含めて、路線バス会社と協議したいと思います。

 問題は、道の駅とかバスターミナルという部分にかなりお金がかかることから、ただ駅を作るだけではなく、バスターミナル的なものも付随できれば、新しい利便性の高い街づくりができますので、それらを踏まえ、新駅についてJRと協議したいと思います。
NHK:ご自身としては、費用対効果のうえからも実現したいという事でしょうか。 はい。そうです。
朝日:市長は県議の経験が長かったのですが、今回の選挙戦で、多くの市民の支援を受けて、首長になりました。今後、議会との距離感というものをどのように持っていきたいとお考えですか。もう一つは、佐竹市政の引き継ぐところと、転換したいところをお聞かせください。  市も県も、議会と首長というのはどちらも住民の代表です。住民を代表するという点では共通した部分がありますから、やはりトップダウンではなく、議会との話し合いの中で良いものがあれば、大いに参考にしたいと思います。私自身も、市民からいろいろな意見を聞きますし、市議会の先生も、市民からいろいろな意見を聞いて付託されてきていますから、そこはやはり尊重しなければいけないと思います。

 それから佐竹市政についてですが、この8年間、経済的には良くありませんでしたが安定はしていたと思います。ここに来て、100年に一度の不況となってしまいましたが、昨年の9月頃はまだ、みんなこうなるとは思っていませんでした。やはり11月頃に、凄いスピードで嵐が来たわけです。ですから、安定期の佐竹市政と、100年に一度のどん底でここ1年ぐらいは、そういう流れが続く中での穂積市政とは、全く比較にならないと思います。それを参考にするというよりも、慣例などにとらわれずに、ダイナミックに進んでいきたいと思います。
読売:中央街区の件で、県立美術館とにぎわい交流館を一体化させるような構想をお持ちだと伺いましたが。  私自身は、基本的に一体化したいと思っているのですが、基本計画がすでに議会で承認されています。これを戻して一体的な建物にするということは、市民にとってはより快適なものになると思いますが、基本計画を変えた場合に、時間的な余裕があるのかどうかという事と、一体化した場合の責任の所在ということを考慮しなければなりません。

 例えば、あまり考えたくはありませんが、事業が失敗した場合、同じ建物ですと責任の所在について問題が出てくる可能性があります。こういった事も含め、慎重に対応しなければいけないと思います。
ABS:時間的な余裕があるのかどうかというお話でしたが、どの辺がリミットと考えていますか。  これは難しいことですが、民間の部分について6月とも9月とも言われていますので、そこをまず、きちんと見極めたいと思います。そうした場合、この時間的リミットというのは、ここ1年、今年度が勝負じゃないかと思います。2年、3年の余裕はないという事です。
河北:副市長人事ですが、辞表は出されているのでしょうか。 今、預かっているかたもおります。
魁:保留ということでしょうか。  まだ保留ということです。この後、出されるかたもいるかもしれません。本来であれば、人事の説明の時にもらうことかもしれませんが、個人的にその前にお会いした事もありましたので、それで先に出されたかたもおりました。
河北:今日付けということでしょうか。 まだ、中を見ていません。
魁:お二人とも出されたのでしょうか。  いや、今のところ、お一人です。ただ常識的に、進退伺いというものは出されるでしょう。時間的に差があるという事だと思います。



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