市長ほっとコーナー


記者会見

平成22年(2010年)1月7日(木)

秋田市と公立大学法人秋田県立大学との連携協力協定締結式に伴う記者会見を行いました。

おもな質疑内容

(幹事社:毎日新聞、共同通信 )

質 問 市 長
市長:
 あけましておめでとうございます。
 平成22年、新年早々に公立大学法人秋田県立大学と協力の提携を結ぶということで、ただいま調印式をさせていただきました。県立大学は設立から10年がたち、さらなる飛躍のときを迎えています。そのような中、本市では市勢発展のため、商工の一体化を期して生産から流通、消費まで一つの流れを作っていきたいと考えており、この度の連携によって、県立大学からは特に商品開発やマーケティング等で具体的にアドバイスをいただけることを期待しています。

 また、これからの高齢社会を迎えるにあたって、私はエイジフレンドリーシティ構想を掲げていますが、その実現のための調査活動等といった部分でもぜひ県立大学のお知恵を貸していただきたいと思います。

 さらに、県立大学では環境、地球温暖化対策について、例えば大森山動物園の動物から出る糞尿等をリサイクルするといった研究も進んでいますので、県立大学の技術とお知恵を拝借し、市民そして秋田市が元気になるようにがんばっていきたいと思っています。県立大学の小林理事長はじめ、教授陣、学生のみなさんからもお力添えを賜りますよう、心からお願い申し上げます。

小林理事長:
 本日、秋田市との提携ができたことを心からうれしく思っています。ありがとうございました。これまでも市にはいろいろな面でお世話になっていますし、すでにこの協定を結ぶ前から共同で作業をさせていただいています。今後、ますます連携を強化して良い関係を築いて行けたらと思います。

 私ども、昨年創立10周年記念を迎えました。新しい大学がその土地になじんでいく、あるいは知られて行くにはなかなか時間がかかるもので、10年が経ち、やっと認知されてきたという気がします。加えて、4年前に法人化しまして、それを機に地元社会との連携を進めていこうといろいろやってまいりました。連携協力協定という形では、すでに18件ほど結ばせていただいています。自治体との連携としては、今回が5番目になります。私どもの大学は農系と工学系の2学部ありますので、環境や地球温暖化、農林水産業の振興などについて、いろいろな面でお手伝いできますし、また一緒に活動していくことができると思います。ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。秋田市とはすでに、千秋公園の東側にある堀の浄化を一緒にやらせていただいていますし、建築関係でもお手伝いさせていただいています。連携項目は全部で何十項目かありますので、今後ともよろしくおつきあい願いたいと思います。本日はありがとうございました。
毎日:今回の提携に至ったきっかけや経緯をお伺いします。また、今後第1号としてどんなことができるのか、検討していることがあればお知らせください。 市長:
 県立大学には、これまでも耐震関係でお世話になりましたし、各種審議会のメンバーとしてもご協力いただきました。先ほど理事長のお話しにもありましたとおり、千秋公園のお堀を浄化する取り組みも進めています。平成20年頃に大学の方から、きちんと協定を結んでそれぞれの分野で地域興しに貢献できないだろうか、という温かいお話しをいただいておりました。この度、私も市長に就任して9か月が経ち、市民との約束であるマニュフェスト等と、大学側が協力していただけるという部分を精査し、今回協定の締結に至った次第です。

 今後の具体的なものとしては、動物園の糞尿を処理してたい肥化するということが今、動いています。これは、いろいろな研究分野の一つのファクターであり、そのほかにもバイオや農林水産業の部分でやっていただいています。

小林理事長:
 かなりの数の連携協定を結ばせてもらっていますが、この度の協定で特徴的なものは、具体的に何を行うかということを覚書きに書き込んであり、すぐにでも動けるという点が他と違っています。非常に中身のある、実体のある、姿の見える形の協定としてスタートできると思っています。

 覚え書きには、寒冷地住宅や、バイオマス、今お話しのあったたい肥化のほか、農林水産に関しては4〜5項目記載されています。また、暮らしやすい環境作りについては、建築の耐震関係などもあります。すでに始まっているものとして、お堀の浄化がありますし、市場まつりのお手伝いもやらせていただいています。
毎日:覚書きに記載されている事項は、めどがつけばすぐにスタートできるというものでしょうか。 小林理事長:具体的になっているという意味は、各項目について、私どもの対応する教員の名前がすでに入っているというところまで進んでいるということです。
産経:自治体との連携は5番目ということでしたが、ほかの自治体との連携と比較して、今回の特徴は何でしょうか 小林理事長:潟上市との提携では、八郎潟残存湖の水質改善ということで取り組ませていただいております。また、大潟村には我々のキャンパスもあり、これまでも随分おつきあいがありましたが、ほかの2件も含め、これまでは具体的な提携項目を協定書に書いていませんでしたので、今回項目を明記したことが特徴となります。
産経:潟上市や由利本荘市等との連携については、水質浄化が主なものでしょうか。 小林理事長:
由利本荘市については、まだそこまで具体的なものは出ていません。

市長:
具体的に項目をここまで詰めさせていただいて、担当してくださる教授陣等を決定し、学生たちの協力もいただけるということで、より具体的に、スピーディに取り組むことができると思います。ほかの自治体より包括的で、結構深い内容です。
産経:県立大学では、どのくらいのスタッフが参加されるのですか。 小林学長:約20名の教授と准教授がリストされています。また、具体的な共同開発あるいは研究的なこと以外に私どもの窓口となるのは、「地域連携・研究推進センター」というところで、いろいろな公開講座とかシンポジウムを主催するという形で協力することも考えています。
産経:事業を行うにあたっての費用というのは、国の補助などを利用されるのでしょうか。 小林理事長:
できる限り外部資金を活用したいと思っていますが、自前でもやっていくと考えています。

市長:
そのように考えています。
魁:4年前に大学が法人化したということでしたが、その頃から秋田市やほかの自治体との提携をされてきたのでしょうか。 小林理事長:そうです。法人化によって、私ども意思決定がかなり独自にできることとなり、自主性が大きくなりました。また、私どもの大学の理念は「地域の持続的な発展に寄与する」ことであり、それまでも地域貢献をやってこなかったわけではありませんが、もっと強化しようということで、このような連携を始めました。ですから、自治体のほかにも、秋田大学とか国際教養大学などの大学間でもやっていますし、ほかに、わらび座とか、秋田銀行、北都銀行などの金融機関もあります。
毎日:秋田市がこういった大学などの教育機関との協定を結んだのは、何件目になりますか。 秋田大学と提携しており、2件目となりますが、秋田大学とは今回ほど具体的な協定となっていません。なお、観光等の施策部分でほかの大学からの申込みも来ていますので、今後、具体的に進めていきたいと考えています。
NHK:今回の連携を持ちかけたのは、どちらからでしょうか。 小林理事長:
私どもからです。だいぶ時間が経っています。1年くらいでしょうか。

市長:
市として、各施策と大学側の研究テーマとどうマッチングさせることができるのかということも検討させていただきましたので、少し時間がかかってしまいました。
NHK:双方、どういったところに期待していますか。 市長:
私どもの施策と、地元に根ざした県立大学が取り組んでいる研究テーマが、ちょうど合致したということで、ぜひ力を貸してほしいと思いました。
教授が中心となり、そこに若い人たち、学生からも協力いただけるということから、連携したそれぞれの事業を通して秋田市の行政をよく知っていただくきっかけにもなると思いますし、秋田を愛してくださるきっかけにもなると思います。
秋田の元気は人そのものにある、という私の理念とちょうど合いましたので、学生たちの意気込みに期待しています。

小林理事長:
私どもの存在意義が地域貢献ですので、まずは秋田市あるいは他県、あるいは周辺自治体に私どもの持っている力でお手伝いしたいということ、また、一緒になって何か新しいことを生み出していくということは、市長も話された秋田を元気にすることになり、これに尽きると思います。

秋田市トップ市長ほっとコーナー記者会見


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