市長ほっとコーナー


記者会見

平成22年(2010年)4月13日(火)

秋田市とノースアジア大学との観光に関する連携協定締結に伴う記者会見を行いました。

おもな質疑内容

(幹事社:読売新聞、AKT )

質 問 市 長
朝日:市長にお伺いします。観光に特に力を入れるということで、具体的な取り組みとして大学から9項目提案されました。これを実現に移していくためには、行政になじむように変えた上で、さらに予算化していくという処置が必要だと思いますが、9項目の中で、これぐらいの予算をかけて、これぐらいをめどに実現を視野に検討していこうと思われるものがあれば、教えて頂けないでしょうか。 今回この協定を結ぶに当たって、事前に事務方で折衝しています。今回ここにあげている事業は、本年度、市としてすでに事業化され、計画されている内容が、かなりあります。そこの部分に、ノースアジア大学が持っている人脈や調査能力、学生の新しい感性、あるいは、ご協力頂ける部分をピックアップして、こういうご提案をいただいたと思っています。協定の期間は、当面、3年間(2013年3月31日まで)でありますので、その中で十分ご提言をいただき、実施に移していけると思っています。足りない部分については、予算化も検討していきますし、できる部分から順序にやっていきたいと思っています。
朝日:連携協定は3年間ということでしょうか。 期間を3年としていますので、3年後に、一旦、中間の総括を行い、その段階での進捗状況も含めて、考えていきたいと思っています。
朝日:継続を視野にということでしょうか。 もちろん、継続を視野に入れて考えていきます。
朝日:次に理事長にお伺いいたします。市長のご挨拶の中で、首都圏で竿燈が半分ぐらいしか知られていない、大変ショッキングだというお話がありましたが、秋田の観光における弱点と、またその強みをどのようにご覧になっているのか。弱点を補っていくためには何が一番欠けていると、現時点で捉えていらっしゃるのでしょうか。 小泉理事長:
 秋田市から答えて頂いたほうがいいような質問ですが、私たちが観光資源として非常に評価しているもの、統計も含めて県外の人たちが評価している観光資源、彼らが求めている観光、私たちが観光として大事なものと考えている視点・観点について、どうもギャップがあるような気がしてなりません。決して秋田らしさというのは失っていないと思いますが、秋田らしさをもう少し考えていった方がいいのではないかと感じています。
朝日:秋田らしさを加えていったほうがいいということでしょうか。 小泉理事長:
 例えば、最近秋田市100年という本を、写真集ですが、見ました。この秋田市の100年の移り変わりをずっと写真で見てきて、古いものを壊してそれを捨てて新しいものにしたいというような変遷があったのではないか、これは果たしていかがなものかなというような感じがいたしました。
 例えば観光ですと、県外の人たちは、ささやかな小さな思い出を求めて、ささやかかもしれないけれど温かさを求めて、通常の生活体験と違ったものを求めて来ているわけです。決して通常の生活体験をレベルアップしたくて来ているわけでは無いと思います。私たちは、古いもの、あるいはささやかなものをどうも捨ててきてしまったのではないかなという感じを持っています。
朝日:古いもの、小さいものを捨てて来てしまっているということですか。 小泉理事長:
 ええ。例えば景観条例でも私はかなり厳しくてもいいと思います。厳しくして欲しいところと、規制して欲しくないところがあるような感じがいたします。これは私個人の意見ですので、皆さんは違った意見を持つかもしれませんが、例えば自由にしてもらいたいというところと、そうでなくてむしろ規制を厳しくすることによって秋田の美しさ、古都としての美しさというものが残るのではないかなという感じがいたします。
朝日:今おっしゃったギャップがあるというのが現在における弱点であり、一方で、観光資源について、秋田の強みは何でしょうか。 道端教授:
 秋田には、世界遺産の白神山地から始まって、観光資源があると思います。ただ、それをうまく生かし切れていないというか売り込みが下手だといいますか、そんなイメージが強いです。そういう点では本当に売り込むために、2泊3日ぐらいのおもしろいツアーをどんどん企画して、国内だけでなく海外に売り出すようなことをどんどん仕掛けて行かなければならないのではないかなと思っております。
時事:確認をさせていただきたいのですが、今回連携協定を締結されて連携プログラムが9項目盛り込まれていますが、これは、協定の中でこの連携プログラムを双方が実施していくということで合意されたという理解をしていいのでしょうか。
 それともう一点、連携プログラムの中で(2)の実効性の確保の中で運営委員会を設置して、ものによっては推進プロジェクトも設置するという話ですけれども、今後の具体的なスケジュールや、どういったことをテーマとして話し合っていって、いつ頃、例えば報告書などとしてまとめられるのか、あるいは提言をするとか、具体的な計画や決まっていることがあればお聞かせください。
観光物産課長:
 今月いっぱい、早々にでも、この項目の中で、とりあえずこれをやってみようということをリストアップして、それについて具体的に話し合いたいと思っています。また、報告書等に関しては、今後作業をしていく中で、何かしらの形を出していけたらいいと思っており、年度末には何らかの総括をしたいと思っています。

市長:
 付け加えますと、全部並行的に並列的にというのではなくて、特化できるものは特化して進めていって、予算的な措置というものも考えていきたいと思っています。

道端教授:
 私の方からも補足させていただきます。取り組み案を作成するに際して、秋田市の担当者とうちの教員と観光学科の学生の三者で話し合って、二回ほど協議して練り上げており、提案させていただきました。中身は先ほど出て参りましたが、秋田市で予算化した事業に関連する内容になっており、基本的には秋田市に協力するような格好になっております。
NHK;質問が二点あります。まず、連携協定は大学側からの発意により実現したとありますが、その経緯を教えて頂きたい、また、ノースアジア大学では他の市町村との連携例などはあるのかということをお願いします。 道端教授:
 秋田市とは、今回の協定で、(県内の自治体で)9つ目になります。
NHK:内訳は? 道端教授:
 八峰町、小坂町、鹿角市、男鹿市、仙北市、湯沢市、にかほ市、大館市、そして今回の秋田市ということで9つになります。法学部に観光学科を設けていますので、観光行政に強いというか、地域に貢献できる人材の育成というか、そういった特色がありますので、県内の市町村と提携して参ったという経緯がございます。
 いろいろ事業で参加させて頂く際に、なかなか十分に参加できない、そういう点では地元の秋田市と前々から協定をお願いしたいなあというふうな思いもございますし、3年生がインターンシップでもお世話になると思いますし、そういう点でも今回本当に感謝しております。
NHK:前々からお願いして、今回になったというのは何か理由があるのでしょうか。  企画調整部や商工部から、前々から要望があったということを聞き、中国天津市とのつながりの中で活かせないかと考えました。と申しますのも、以前、明桜高校が天津市の修学旅行等を受け入れていた経緯があり、県では航空産業等で、天津に向けて派遣団を出していますし、産業技術総合研究センターとのつながりもありました。そこで、天津とのパイプに、ノースアジア大学や高校として貢献していただけないかと考え、できる限り早くノースアジア大学と提携を結ぶように事務方に指示したものであり、おかげさまで協定の締結まで進んできたということであります。
魁:ノースアジア大学は他の自治体とも観光協定を結んでいるということですが、今回秋田市とそれだけ結びたかったということは、他でやっていない独自の取り組み案があるということでしょうか。 道端教授:
 観光物産課からは、県外の方や外国の方々が来た場合に、うちの学生にもてなしをしてもらいたいという具体的な話を頂いております。ただ、竿燈まつりの場合は大変規模が大きいなということで観光学科だけで対応できるかどうか、これからいろいろ検討しなければいけないところもございます。観光学科の学生は英語の他にハングルとか中国語の勉強もしておりますので、特に外国人への対応ができるのではないかと思っています。
 秋田市にしかない、例えば動物園だとか、駅近くの市民市場も大変いい観光のテーマになると思っております。他とは違った対応が必要だろうと思っております。
魁:秋田市にお伺いしたいのですが、県内の大学との連携協定の締結は、今回で何件目になるのでしょうか。 企画調整課長:
 大学としては、県立大学、秋田大学、秋田高専の3校と包括的な連携協定を締結しています。
魁:4校目ということですか。 はい



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