市長ほっとコーナー


記者会見

平成24年(2012年)4月5日(木)

市長の定例記者会見を行いました。

おもな質疑内容

(幹事社:読売新聞、秋田テレビ )

質 問 市 長

 最初に、今回の暴風による被害状況についてお知らせします。4月3日から4日にかけての被害状況については、最大瞬間風速40・8メートルを観測し、秋田市内におきましても住宅の屋根がはがれるなどの大きな被害がもたされたところでございます。

 みなさんのお手元に被害の資料を配布させて頂いておりますけれども、4日17時現在で、人的被害6件、それから家屋や壁の建物被害203件、消防への119番通報は1000件を超えて、出動件数については322件にのぼっております。
今回の被害により、昨晩は避難所とした東地区コミュニティーセンターに3世帯3人の方が避難され一夜を過ごしております。
東北電力からの情報提供によりますと、5日午前7時現在で、7100世帯余りが停電しているとのことであります。市としては電力の復旧の状況を確認しながら、本日夕方臨時の部局長会議を開催し、避難所を増設するかどうかについて最終判断をしたいと考えております。
 また一人暮らしの高齢者や障害者など災害時の要援護者に対しては、現在、各地区の民生委員に見回りを要請しておりますが、今のところ要援護者からの支援要請の連絡は入っておりません。
また小中学校は明日始業式です。それから小学校は10日、中学校は9日に入学式がありますが、お手元の資料の通りずいぶん被害が広がっており、特に大きな被害は飯島中学校体育館の屋根の防水シートがはがれたことで、飯島中学校では明日の始業式と、月曜日の入学式を体育館ではなくて校舎1階の多目的ホールに場所を変えて開催することしております。
農林業関係でも大きな被害が報告されており、ビニールハウスの全壊が80棟、半壊が53棟など380棟、被害金額で約8200万円となっておりますし、畜舎の屋根の破損が25カ所で発生しており、被害額を調査中であります。
災害関係については以上であります。

 さて今年度最初の記者会見でありますので、24年度の市政運営の基本姿勢について、お話しいたします。

 市長に就任して、早や4年目となりました。就任1年目は喫緊の課題でありました経済雇用対策に取り組み、2年目は中長期的な将来ビジョンとなる「県都『あきた』成長プラン」そしてまた「県都『あきた』改革プラン」を策定しました。3年目の昨年度は、この2つのプランを両輪として市政運営を進めて、一方では、ごみの有料化そしてまた受益と負担の適正化、長期間未利用となっていた土地の買い戻しといった長年の懸案事項の解決にも取り組んできたところでございます。
また市長就任時に秋田市を元気にしたいという思いで市民の皆さまに40項目の公約を示させていただきましたけれども、38項目については昨年度までに達成済みまたは着手済みでした。残り2項目について未着手でありましたけれども「泉・外旭川新駅構想」については今年度予算計上をしましたので、その調査結果を元に判断をしてまいりたいと思っておりますし、「公契約条例」は今年度中に議会に提案する予定にしており、今任期中に全ての公約に道筋をつけることにより、集大成の一年としたいと考えているところです。
 また厳しい財政状況の中、今年度の予算では、6つの成長戦略に集中的に投入することによって、各戦略事業の効果的な推進を図ったところであります。
また、今年度の人事異動では、成長戦略や改革プランのうち、部局間連携をさらに深掘りするため課長級の担当官ポストを新たに設置いたしました。
 中でも「六次産業担当官」は、市内農産物を活用した商品化モデルを創出しマーケティングを支援していくほか、「新エネルギー担当官」は、木質バイオマスの有効活用に向けたペレットの普及策や大規模再生可能エネルギー導入等の検討を行うこととしております。
 担当官が取り組む内容には、長期的なものもありますけれども、今年度内に課題解決に向けた芽を出すように指示したところでございます。

 次に、災害廃棄物の燃焼試験の実施について、具体的な日程がほぼ決まりましたのでお知らせいたします。
実施日程は、今のところ5月18日から搬入を開始し、5月19日から22日の4日間で燃焼試験を実施する予定としております。ただし、岩手県側で破砕施設の建設工事が必要であり、現地の事情によって日程が多少変更となる可能性もあるということをお含みいただきたいと思っております。
岩手県野田村の災害廃棄物276トンを公開で燃焼試験を行うこととしており、公開内容については、運搬車両、スラグ・メタル、埋立灰の空間放射線量率測定作業や溶融棟ごみピットへの投入状況等を予定しております。参加者につきましては一日50人とし、市民立ち会いのもとで行いたいと思います。募集方法等は4月20日号の広報あきたや市ホームページに掲載することとしております。

 次に、来年4月の開学を目指しております秋田公立美術大学についてでありますが、3月27日に設置認可申請書を文部科学省に提出し、順調にいけば、今年10月末頃認可となる見込みです。
 新大学では、アーティストやデザイナーとしてグローバルに活躍できる人材を育成することはもちろんでありますが、本市のまちづくりへの貢献や、ものづくり産業など地域経済の活性化に結びつけることで、大学としての競争力が向上し、就職市場における学生の評価向上にもつながると考えており、今後、準備作業を本格化してまいります。

 次に、中通一丁目地区再開発事業についてであります。にぎわい交流館や新県立美術館、商業施設等の建設工事は、6月29日の竣工に向けて順調に進んでおり、現在の出来高は約61%となっています。
 3か月後には、これまで長年にわたり空き地だった場所が、千秋公園と一体となった「街なかオアシス」として生まれ変わり、オープン後は、商店街、県や商工会議所等関係機関等との連携により、ソフト事業を切れ目なく展開していくこととしております。
 また1時間100円と低廉に設定した駐車場と巡回移動バス等によって街なかに人を呼び込み回遊性を高めることによって、中心市街地全体が、「人が集まる秋田の顔」となることを期待しているところでございます。

 次に、安全安心にかかわる喫緊の課題として、津波避難ビル指定の説明会の状況についてでありますが、2月の初めに協定締結などの手続を終え、これまで説明会を16回実施しております。参加者は、自主防災組織や町内会の役員の皆さま、そして地区民生委員などを中心に550人を超え住民の関心は高いと感じております。今後も町内会等からの求めに応じて、随時、説明会を開催していく予定としております。
 説明会では、津波警報サイレンの音の周知をすべきだ、また津波避難ビル等の追加指定、標高表示板の設置に関する意見や要望が多数寄せられました。
 これらを踏まえて、新たな津波避難ビル等の指定に向けた作業に着手したほか、標高表示板については、関連予算案等を6月定例議会に提案し、今年度内に整備するなど、できる限り対応してまいりたいと考えております。

 最後に、本市は昨年、WHOエイジフレンドリーシティ・グローバルネットワークへ参加したところでありますが、5月28日からチェコ共和国のプラハで開催される国際高齢者団体連盟の国際会議に参加しパネルセッションなどで、私自ら、本市の取組を発表する予定としております。
 また、スマートシティプロジェクトの一環として、昨年度構築した情報統合管理基盤を通じた被災地連携や中国南寧市との物産の商談、観光ツアーの商品化などを進めて、今後グローバルな視点で国内外へ情報発信することで、本市のブランド力や地域産業の競争力を高めて地域産業の活性化に努めてまいりたいと考えております。

 私からは以上でございます。
秋田テレビ : 震災瓦礫の燃焼試験の日程が決まったということですが、市民への周知について4月20日号の広報あきた等とは別に、付近の住民のかたに特別周知する、あるいは説明会を再度開くということは予定されていますか。  説明会は予定しておりませんが、町内会長等に連絡をしながら地区の住民の代表の皆様にも立ち会って見学していただきたいということで、希望をとりたいと考えておりますので、事前に文書等を配付することになるかと思っております。
読売 : 燃焼試験の結果の公表はどういった形で行うのですか。  結果は全て公開するということで考えております。短期間で出る項目と長期となる項目があるので、その結果がわかり次第、随時、広報を通じて発表してまいりたいと考えております。
読売 : わかったデータから、ということですか。  はい、空間放射線量が一番早くわかります。空間放射線量の測定は、当初4カ所の予定でしたが、要望もありましたので12箇所と測定する箇所も多くしました。また放射性セシウム濃度の測定は、岩見川の河川水と、それから川底の地質についても行うことにしました。そういうものは、結果が出るまで日数がかかりますし、それからダイオキシン等、一ヶ月ぐらい時間がかかるものもありますので、わかったものから随時発表させていただきたいと思っております。
読売 : 本格搬入の目途ですけれども、1ヶ月程でダイオキシンの結果が出るということで、その段階でどういった形になっていくのですか。  基本的には安全性が確認されれば、本格的な受け入れをしていきたいと思っております。燃焼試験の結果の説明会を行った後、8月中には本格的な受け入れが可能であると考えております。
魁 : これまでの市政運営についての振り返りもありましたが、任期が残り1年となって、来年4月の市長選について現時点でどのようにお考えですか。  まず、やはり任期を全うしたいと思っております。ですから、来年の選挙についてはまだ白紙です。今は過去の問題や引きずってきた問題については、私の任期中にはけりをつけて、継続可能な市政運営と、そしてまた将来の発展に向けた種はまかせていただいていると思いますので、これを実効あるものにするために、今年度精一杯市民の皆さまからいただいた負託に応えられるように頑張っていきたいということです。

記者会見意見要望


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