市長ほっとコーナー


記者会見

平成24年(2012年)5月23日(水)

市長の定例記者会見を行いました。

おもな質疑内容

(幹事社:河北新報、日本経済新聞、秋田朝日放送 )

質 問 市 長

 私からは今日5点についてご説明させていただきます。

 1点目は、災害廃棄物の試験溶融についてであります。

 昨日までの4日間、安全性を確認するために野田村の災害廃棄物272トンの試験溶融を公開で行いました。施設周辺の住民の代表者のみなさん、また公募による市民や市会議員を含め延べ69名の方々に、災害廃棄物の運搬車両やスラグ・メタル、埋立地における空間放射線量率を確認してもらったほか末端の放流水のサンプリング、ごみピットへの投入状況等についてご覧いただきました。既に発表されておりますけれども、今回試験溶融を行った野田村の災害廃棄物の放射性セシウム濃度は不検出でありました。4日間の試験で判明した数値も、国や県が指示したガイドラインの目安値を大きく下回っていることから、市民の不安は払拭できたものと考えております。

 また空間放射線量率については、敷地境界、周辺地域とも事前調査の値と大きな変化はなく、ほぼ同じであり安全性が確認されたと思っておりますし、運搬車両についても、バックグラウンドの値とほぼ同じでありました。
 5月20日に秋田県が実施した飛灰、スラグ・メタルの放射性セシウム濃度の測定結果については、飛灰が1キログラム当たり100ベクレル、スラグ・メタルは不検出であり、問題ない結果となっております。
 また20日、21日に秋田市が実施した放流水、周縁地下水についても、測定結果が判明し、一部放流水から少量の放射性セシウムが検出されたが、問題となるような値ではなく、その他は不検出でありました。
 これ以外の検体の放射能の濃度やアスベストの濃度、ダイオキシン類の濃度、PCB濃度などについては、分かり次第、公表していく予定としております。

 次にこの夏の節電計画についてであります。

 昨年政府は、一律15%の節電を要請し、大口需要家に対しては使用制限を行いました。
 これを受け本市では昨年、前年比20%の削減を目標に節電の取り組みを実施し、結果的には27%削減したところでありました。今年の夏、政府においては東北電力管内において数値目標のない節電を要請しておりますけれども、本市におきましては、昨年に引き続き、特に電力需要が高まる7月から9月上旬については、一昨年比20%の削減を目標に、エアコンの運転管理の強化等の節電の取り組みを行ってまいります。また、ピークカットの取組として、午後1時から2時までの間は原則として会議室の使用を自粛するなど、新たな節電対策を推進することとしております。

 次に家庭系ごみ有料化へ向けた準備状況であります。

 1月11日の町内会長を対象とした説明会を皮切りに、各地区のコミュニティセンターでの説明会、ならびに町内会からの開催要望に出向き、5月20日現在で452回の説明会に延べ10,678人の市民に参加していただきました。
 説明会では主に「ごみの分け方や出し方」、「ごみ袋に関すること」「手数料の活用」などについて質問が出されました。参加された皆様からは、おおむね理解を示していただいたものと受け止めているところであります。
 また周知関係については、市の施設をはじめ、スーパーや医療機関の待合室、町内のごみ集積所へのポスター掲示を順次進めております。
 6月1日号の「広報あきた」の配付にあわせ、30リットルの「お試し袋」と「ごみの分け方・出し方」のパンフレットを全戸配付するほか、6月末にはテレビ等でCMを流すなど、更なる制度の周知に努めて参りたいと考えております。今月25日からは、現在お使いのごみ袋と新しい有料ごみ袋の交換が始まります。6月からはごみ集積所の設置や修繕に対する補助申請の受付を開始することとしています。
 7月のスタートの際には、ごみ集積所へ市職員を配置するなど、円滑な実施に向け全庁あげて取り組んで参りたいと思っております。

 次に、中通一丁目地区市街地再開発事業についてであります。

 現在「エリアなかいち」では足場も外れて、にぎわい交流館、新県立美術館、商業施設の真新しい姿が見える状況になってきております。工事の進捗率は、住宅棟を除いて5月20日現在で87%となっております。
 商業棟および駐車場は7月5日に予定通り先行オープンすることとしております。商業施設に対しては心配する声もありましたが、テナントは全て決定し、順調なスタートをきれるものと考えております。
 7月21日にオープンするにぎわい交流館と新県立美術館の記念式典では、広小路に面した「にぎわい広場」で、竿燈演技・ノーザンハピネッツ・チアダンスチームによる盛り上げや小学校の生徒によるバルーンリリースで、大勢の市民の皆さんと共にお祝いしたいと考えております。
 また記念事業として、21日からの2日間、広場や各施設内で、音楽やダンスなどのステージ、屋台村、美術展示会、安藤忠雄さんによる講演会、協賛イベントとして与次郎駅伝、商店街謎解きラリーなどを開催することとしており、詳細につきましては6月はじめに改めてお知らせしたいと思います。
 これらのイベントはエリア内の各施設と市民団体、地元商店街、そして県、商工会議所等の連携により行われるものであり、オープン後も引き続き連携を密にして中心市街地の賑わい創りに貢献していきたいと考えております。

 最後5点目は、町内防犯灯LED化であります。

この工事は、民間の資金とノウハウを活用して、市内の町内防犯灯約28,500灯を、水銀灯や蛍光灯から10W LEDの防犯灯に一斉に取り替えるものであります。昨年度末にプロポーザルにより選定された秋田電気工事協同組合がESCO事業者となり、現地調査の終わった地区から順次取り替え作業を行い、9月末までに完了させることになっております。これにより、町内会の電気料金の負担額が平均して3分の1程度に軽減されるほか、灯具交換や補修はESCO事業者が行うため、10年間、町内の負担がなくなります。
 東北では本市が初となるものであり、町内会では、これまで防犯灯にあてていた経費を他の自治活動に振り替えることができるため、町内会活動の活性化につながるものと期待しているところであります。

 私からは以上です。
河北:まず、1点目の試験溶融についてですが、これまでのところ、問題のない数値だったということですが、改めてそれを聞いて市長のご感想はいかがですか。  市民の皆さんは、災害廃棄物について、特に福島の原子力発電所の事故による放射能についての不安があったと思います。秋田市では試験溶融を行いたいということで、説明会を開催しましたが、説明会でも被災地の災害廃棄物は放射能に汚染されているのではないのだろうかと、そのような不安が非常に強かったと思います。
 今回、試験溶融を行うにあたって、様々な事前調査、そして事後調査もありますので、客観的に数値でお示しできることになりました。その結果を皆さんに公表することによって、今のところ異常な数値も出ておりませんので、市民の皆さんには一定の安心感を持ってもらえたのではないかと考えております。
河北:今後についてどのようにお考えになりますか。  これから出て来る燃焼試験の数値、それから事前調査もしましたけれども、事後の調査もする予定にしております。そういった数字が出てくるのが、放射能の濃度等については6月の上旬頃、そしてダイオキシン類が6月中旬頃だと思っています。その数値を市民に公表し説明会を開催して、異論がなければ当初の予定通り8月には本格的な受け入れをしたいと考えております。
NHK:事後の調査というのはどのようなものを指すのでしょうか。 市長:周辺地区の空間放射線量率、排水等です。詳しくは、環境部長から答えさせますが、事前調査と同じ調査項目になると思います。
環境部長:放射線量率、あとは放射線濃度として排水、これは水または放流水を含めて排水、排ガス、飛灰、スラグ・メタル、それから河川の水関係も測定することになっています。
NHK:その数値が6月中旬に出るということで、6月中旬に何らかの市長の明確な態度というのが示されると考えてよろしいでしょうか。  そうです。放射能濃度については、6月上旬に出てきます。その時点で説明会の開催を周知したいと考えています。
 そして最終的にダイオキシン類等の数値が出てきた後で説明会を行い、最終的に判断をしようと考えています。
NHK:そうすると説明会の後で判断をするということで間違いないですか。  はい、そうです。
NHK:前回の会見で、説明会の有無にかかわらず、(安全性が確認された)数値が出た段階で受け入れないという選択肢はないと市長はおっしゃいました。ということは、数値が出た段階で受け入れることになると思うとおっしゃったと私は記憶しております。  それは当然その数値を住民の皆さんにきちんと説明をしなければいけません。説明会が前提にあるということです。
NHK:説明会の前にも数値が出た段階で、市長ががれきの受け入れについて何らかの正式な結論を出されるという認識だったのですがそれは間違っていたのでしょうか。  そういうことではないです。私自身「こうしたい」ということは説明会で申し上げます。説明会では「どうしますか、こうしますか」ではなくて「こういう形でやりたい」ということを申し上げ皆さんの意見を聞くという説明会になろうかと思います。
NHK:その説明会の後に市としての正式な方針決定がなされるということですか。  そうです。
NHK:説明会の前に決まるということはないということですか。  ないです。ただしこちらの方向性は出していきます。説明会で「こういう数値でした」というだけではなくて、こういう数値が出たので我々としてはこうしたいと、そういう説明会になろうかと思います。
NHK:穂積市長が仮にがれきを受け入れる場合は、いつ表明するのですか。  受け入れたいという方向、もしくは受け入れられないという方向は説明会で言います。説明会を行う上では、市として「こういう形でこうしたい」ということを、ご説明申し上げるということです。
NHK:そこで仮に大きな反対があったら、受け入れるということはなくなるという可能性もまだ残されているのでしょうか。  それは、測定結果を見なければ言えませんので、結果を見て我々が判断をし、説明会でお話していきたいと思います。
NHK:結果が出るのが、6月上旬もしくは中旬ということですが、それ以上の細かいデータがそれ以降に出てくることはないですか。  (全て判明するのが)6月中旬くらいです。
NHK:その段階が市としての方針を決定する時期ですか。  そうです。その前に住民説明会をしたいということです。
 6月上旬に放射能濃度の結果が出てくると思います。その他のダイオキシン類は6月中旬になろうかと思います。放射能濃度の部分について、住民の皆さんが一番関心が高いと思いますので、放射能濃度が出た段階で住民説明会の日程を設定させていただこうと思っています。
NHK:いつごろにですか。  ある程度放射能濃度の結果が出てきた段階です。ダイオキシン類が出てくるのが6月中旬頃ですので、その数字が出た後に説明会ができるように通知だけはさせていただきたいと思っています。その説明会で、秋田市はこうしたいので皆さんのご理解をお願いしますという形になります。ご理解というか、そういう結果報告をしたいと思います。ダイオキシン類が異常な数値が出た場合については、これは受け入れられないという可能性もないわけではないということです。
NHK:6月中旬の結果が出たときが、市としての判断を下すときになると言うことでしょうか。  そうです。市の判断というのは、市がこのようにありたいということです。住民に対して、それを説明し、理解をしていただくと言う形になります。
NHK:説明会が終わらなければ、市としての判断はありえないということですね。  最終判断はそうです。
毎日:6月に開催する住民説明会は、その結果が出そろってその経緯を説明すると思うのですが、それに加えて問題がなかった場合、8月から本格的に受け入れるという計画のような、市の方針を住民の皆さんに説明するという内容も含まれるということですか。  結果だけではなく、やはり方針も出していきたいと思っています。
河北:説明会はどれぐらい開く予定ですか。  今回、試験溶融を行う際の説明会には、大勢の皆さんにおいでいただきました。今回も実際の燃焼試験等に立ち会っていただきましたが、県、他都市、先行している自治体等の情報も、随分公開されてきておりますので、少し安心感が強まったのかなという判断はしておりますが、数値が出た段階で、1日1回説明を申し上げたいと思っております。
河北:それは、市民に対してのですか。  全体の会として開きたいと思っています。
魁:説明会の日程は、6月の下旬ですか。  検査は県に委託していますが、結果が出るのが中旬頃という話ですので、それが今後煮詰まってくれば、ある程度日程の設定ができると思っています。
魁:確定はしていないけれども、6月中にも、ということですか。それとも7月になる場合もありますか。  県が6月中旬としているので、中旬過ぎか中旬頃と考えております。下旬にはならないと思うのですが、そのためにまず事前に説明会の日程を設定し、市民の皆さんに事前に周知したいということであります。
産経 :説明会の場所は決まっているのですか。  まだ決まっていません。
朝日放送:家庭系ごみ有料化についての説明会というのは今後も行いますか。  現在町内会の要請があれば行っております。
NHK:がれきの説明会は1回1日だけやると言うことですか。  はい。
NHK:確認ですが、その詳しい数値が出るまでは、まだ判断はできないから、その数値を待って判断をするということでしょうか。  はい、そうです。

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