市長ほっとコーナー


記者会見

平成27年(2015年)6月5日(金)

市長の定例記者会見を行いました。

おもな質疑内容

(幹事社:魁、NHK)

質 問 市 長
 6月11日から6月市議会定例会が始まります。
 提案する案件は、ただいま総務部長、企画財政部長から説明があったとおり、条例案5件、単行案5件、予算案5件、追加提案として人事案1件の併せて16件を予定しております。
 本日は私より3点お話し申し上げます。
 初めは先週の土曜日、日曜日に開催されました東北六魂祭についてお話しさせていただきます。
 東日本大震災の被災者の鎮魂と、東北の早期復興の願いを込め、5回目の開催となる東北六魂祭が無事終了しました。
 「心はひとつ、さらに前へ」を合い言葉に開催した今年の六魂祭は、初めて竿燈の提灯に灯をともすなど、本市ならではのおもてなしの心で、県内外から大勢のお客様をお迎えすることができました。
 おかげさまで天気にも恵まれ、2日間で26万人のお客様にお越しいだきました。
 開催にあたりましては、秋田県、秋田県警察、秋田商工会議所、JR等交通機関、協賛いただいた各企業、報道各社、そしてなにより、多くの市民の皆様から多大なご協力をいただき、無事終了することができました。
 この場をお借りし、改めて、関係者や市民の皆様にお礼を申し上げる次第であります。ありがとうございました。
 東北の各都市からお越しいただいた参加者からも、「沿道の熱気に感動した」「気持ちよくパレードできた」との声をいただいております。
 また、市民をはじめ、県内外の来場者の皆様からは、パレード会場や交通規制警備、駐車場などの配置場所において、スタッフが一生懸命取り組む姿やホスピタリティーあふれる対応に、お褒めの言葉もいただいており、主催者として、大変ありがたく思っております。
 いずれにしましても、東北の復興はまだ道半ばであり、今後も被災地や被災者に寄り添っていかなければならないと思っております。

 なお、このたびの東北六魂祭2015秋田の経済波及効果でありますが、詳細は6月10日に秋田経済研究所で正式発表する予定とのことですが約31億円ほどであると伺っております。
 こうしたことから、東北六魂祭が本市のみならず全県にもたらした効果は非常に大きいものと考えております。

 六魂祭に関連してもう一つお話し申し上げます。
 今般、東北六魂祭の仲間が、「2015年ミラノ国際博覧会」の中で実施される「東北復興祭りパレードinミラノ万博」に参加することになったことは、すでに資料でご案内済みでありますが、私も、秋田竿燈まつりと一緒に参加することとしました。
 なお、パレードは、現地時間の7月11日(土)の「ジャパンデー」の日に行われることとなっておりますが、私も実行委員会の一員として出発式に参加します。
 今回の東北六魂祭でも復興への思い、東北の魅力を力強くアピールしましたが、ミラノ万博の大舞台におきましても、東日本大震災への世界各国からのご支援に感謝の気持ちをお示しするとともに、ともに手を携え復興に向かう東北の元気な姿を発信してきたいと思います。

 次に、秋田市プレミアム付き商品券についてであります。
 プレミアム付き商品券発行事業については、同事業実行委員会が実施主体となり、本市初となるプレミアム付き商品券の7月1日発行に向け、準備を進めております。
 本事業は、総額24億円の商品券を発行するものでありますが、本市の特色として、夏のお中元、冬のお歳暮など、消費の高まる時期に合わせ、夏期と冬期2回に分けて発行いたします。
 1,000円券12枚綴りを1万円でご購入でき、一人3セットまでとしていることから、多くの皆様にご購入いただけるものと考えております。
 商品券の発行概要については、これまで、実行委員会のホームページや報道機関を通じたご案内をしておりましたが、実行委員会によりますと、今月中に商品券の販売所や取扱店について、ホームページのほか、市内全戸へのポスティングなどで、市民の皆様には、より詳しい内容をお知らせし、混乱が生じないよう配慮するものと伺っております。
 市民の皆様が、この機会に積極的に買い物等にご利用していただくことで、地元消費の拡大と地域経済の活性化につながるものと期待しております。 

 最後は、新庁舎建設工事について進捗状況をお知らせいたします。
 新庁舎については、現在、4階部分の躯体工事に着手したところであり、現本庁舎と同程度の高さまで、工事が進んでまいりました。
 仕上工事や設備工事も順調に進んでおり、年内には、工事現場を覆っている外部のシートや足場が撤去され、新庁舎の外観が姿を現し、来年の春には完成する予定となっております。
 また、先月24日には、2回目の市民向け工事現場見学会を開催し、93名の方に参加いただきました。
 今回は、現場内の見学に加え、東日本大震災等の地震の揺れを再現し、免震構造の効果を体感できる「免震体験車」への乗車もしていただき、大変好評でありました。
 来月には、建築関連団体の技術研修会や小中学校向け現場見学会を開催することとしており、今後もこれら見学会や広報紙等を通じて市民に分かりやすく情報提供してまいります。

 私からは以上であります。
NHK:日本創生会議が昨日提言をまとめまして、今後東京圏を中心に急激に高齢化が進むと医療介護施設の不足が深刻化する。そうした中で、地方への移住などを促進すべきではないかという提言をされ、医療介護施設等に余裕がある地域として全国41地域を挙げ、2次医療圏の中の主な都市として秋田市が含まれていますが、そのことについてどう受け止めておられますか。  秋田市でも定住移住構想がありまして、基本的には受け入れたいという方向性は持っていますが、まだまだ整備をしなければいけないことがあると考えております。例えば、私が市長になって、あの当時生活保護者の方々が、都会から群馬に移住され、火災で亡くなったという痛ましい事故があったわけですが、定住構想を考える中で、高齢者であったり、介護保険が適用になる方々が秋田に移住することが出来ないだろうかという事で、東京都23区の福祉保健部長の集まる会で、秋田市として意見聴取した経緯もあります。
 秋田市としてエイジフレンドリー構想も持っていますし、高齢者であってもこちらに移住していただければ雇用が増えたり、あるいは食事とか消費もするわけですから、様々な経済波及効果もあるだろうという思いがありました。
 その中で、課題の一つはやはり住所地特例ですね。向こうから移住してきた人達がこちらに住民票を移すと、こちらの介護保険料とか自治体の持ち出しが増えるわけであります。自治体の持ち出し、そして保険料が高くなって、それでもサービスを維持できるのか。そういう部分を考えると、住所地特例というものがきちんと適用出来るだろうかという不安はあります。
 また、施設を整備するに当たっては、何らかの補助が必要になってくるのではということもあります。今でも、75歳以上の方であっても受け入れられるのであれば受け入れたいと思っていますが、高齢化が急速に進みましたので、ケアする人材育成の問題もあります。はたしてマンパワーを確保できるだろうかと。秋田市内の介護施設等に聞きますと、介護福祉士さん、ヘルパーさんを集めにくくなってきたということです。国でも介護報酬について特別加算等出している訳ですが、それでも担当者のなり手がいないということです。こうした状況は、都会であっても地方であっても同じだと思うのです。特養も秋田の場合、待機者がまだまだおりますが、特養ではなくてサービス付き高齢者住宅。こちらの方は入所率がまだ8割位かな。そういった受け皿はあるのかもしれないと。その辺も含め、今後、様々な所から意見聴取してみたいと思っています。
NHK:市長は、このように秋田市が挙げられた事について驚かれましたか、またどのように思っていますか。   驚きという訳ではないです。ただ、首都圏で爆発的に高齢者が増えてきて、そこの自治体で対応しきれないという事で安易に地方に振られるというのは、ちょっと違うのかなと思います。
 きちんと自治体同士の信頼関係であったり、そういったものも今後必要になってくると思います。例えば杉並区と南伊豆町のように、こうした部分で先行している自治体もありますので、参考に出来たらなと思います。ただ、そこに人間性というかヒューマニズムみたいなものがあるじゃないですか。向こうで爆発的だからこっちに移せばいいというのではなくて、全体的な雇用の場も含めて、若い人の移住もその延長線上にあるのではないか、そういう事も考えてみようかと思っております。
NHK:地方創生会議から、比較的医療介護の受け入れ対応能力が高いという事で秋田市が挙げられていますが、実情としては今おっしゃっていた介護施設も担当者も見つけにくいという事なのですが、秋田市がそのように捉えられている事についてはどのようにお考えですか。   多分、角度が違うのではないでしょうか。私どもにすれば、経済的な発想からすると、これからの人口減少の中で、一つの切り口としてはあるのだろうと思ってますが、ただその場合も、現実、特養は一杯なのです。
 そういう時に、秋田市で受け入れるとした時に大丈夫だろうかと。ただ、サービス付き高齢者住宅ではまだ空いてる部分があるので、そこにお入りいただくのであれば、それは運営している施設にとってもプラスでしょうし、そういう考え方は福祉を産業として捉えると、メリットはあると思ってますが、そのコンセンサスをどうとっていくのかという事も、今後課題になってくると思います。
NHK:今後も一つのオプションとしては考えていきたいということでしょうか。  オプションとしてはあり得るでしょう。
魁:イオンタウンの外旭川の計画について、市長はこれまで否定的な見解を示されていますが、いろいろと動きが出てきましたが、現状をどのようにお考えになっているのでしょうか。併せてその理由をお教えください。  本会議でも答えさせていただきましたが、基本的には少子高齢化、人口減少を迎えるこの流れの中で、やはり市街地を拡大していくということではなく、市街地の拡大を抑制しながら現状の中でコンパクトシティを目指していくという考えに変わりありません。そういう意味では、今のイオンさんから出されている計画は、正式な許可申請ではないとしても、コンパクトシティを標榜する秋田市としては、相容れない計画であると思っております。
河北:先日、準優勝で終わったbjリーグの秋田ノーザンハピネッツの件ですが、メインアリーナについて市立体育館を軸として動いていますが、今回、準優勝で残念だったという結果も踏まえて、今後の秋田市の対応や現在どのように考えておられるかお教えください。  ノーザンハピネッツですが、残念ながら全体の優勝は逃しましたが、東地区の優勝、そして有明に1万人の観客が詰め掛けたというのは、あらためてバスケットの人気はものすごいものだと思っておりますし、多くの市民、県民が感動をいただいたと思っております。
 アリーナ問題につきましても、秋田市の市立体育館をメインとしたいという話があるわけですが、市民の皆さんのご理解がいただけるかどうかというのが一番の関心事であり、先程申し上げた、大きな勇気を与えた、頑張ったという事は間違いなく市民の皆さんの後押しを得るような結果だったと思います。      
 我々としては、市立体育館を10月から5月までの7ヶ月間使用するとなると、それが土日なのか、あるいはどれ位のチーム数になるかによって状況は変わってきますが、ホームで8割しなければならないという事になったことも考え、現在市立体育館を使用している団体等について事前の調査をさせていただきました。
 チーム数によって使用される回数が違うわけですが、秋田市体育協会、あるいはサークル等といった所に意見を聞きながら、出来ればホームアリーナとして理解いただけるような、仲介はとりたいなと思っております。近々、そういう会を持ちたいとも思っております。
産経:先程の六魂祭の経済波及効果の数字ですが、市の試算ではなくて秋田経済研究所の試算数字を事前に発表されたという事でよろしいでしょうか。また、ミラノに市長は行かれるという事で、時期はいつでしょうか。  はい。ミラノには7月9日出発で14日に帰ります。
ABS:経済波及効果の31億円の下の数字は分かりますか。  商工部長:概数ですので約ということです。速報値的な数字をいただいたもので、10日に秋田経済研究所から内容も含めた正式な発表をするという事です。
ABS:大まかな数字でいいのですが、それをお聞きになって市長はどのような感想を持たれましたでしょうか。   パレード会場だけではなく、24の市町村の観光ブースであ ったり、23の東京都の特別区のブースであったり、食のブースに大勢の方々が本当に集まってくれるのか心配でありましたが、どの会場を見ても行列をするくらいの盛況でありましたので、そういう意味では気持ちだけではなくて経済的にも波及効果があって地元にも貢献でき、多くの人達にも喜んでいただき大変有難かったと思います。
ABS:その結果も踏まえて、近いうちにミラノもあるようですが、今後にどのように生かしていきたいとお考えですか。  経済効果だけではなくて、駐車場から移動する手段とか、駐車場の混み具合だとか、こういったものを即座にスマートフォン等を利用しながら情報提供していくという事も、今回実際に出来ました。そういう意味では、今後の様々なイベント等に今回の経験を活用していきたいと思っております。
ABS:六魂祭の実行委員会としては何かありますでしょうか。  できれば青森でやりたいですね。やっぱり六魂祭ですから青森をやらないうちに秋田で終わってしまえば六魂祭にならないと思いますので。仙台の時には予想以上の人出で竿燈の演技も本来の場所では出来なくて市役所庁舎前でやったり、ねぶたは観衆に囲まれて行進出来なかった訳であります。青森、次の仙台くらいまではぜひ力を合わせてやっていきたいと思っておりますし、その場合はスポンサーの協力もいただかなければならないと思っております。
河北:先程のbjリーグの件でもう一つお伺いしたいのですが、もし球団側から市立体育館の整備をする際に、少しでも市の支援がいただければという話がきた場合、市としてはどのようにお考えでしょうか。  具体的に定員が5千人という部分とか、開催日が土曜、日曜になってくるのか。以前は平日の水曜日でも土曜日でもいいという話もありました。土日であればそれだけ一般の愛好家に使ってもらえるスペースがなくなる訳ですし、仮に水曜と日曜ということになれば、仮設の座席を準備したり撤去したりする費用が2倍位かかってくるので、それもなかなか難しいと思っています。
 実際、約5千なのか4千5百でいいのか4千でいいのかもわかりません。この辺も煮詰めていかなければならないと思っておりますが、プロはプロとして自分たちが用意する部分もあるでしょうし、自分たちはこれが出来るけれど行政にも何とかお手伝いしていただけないだろうかと、このような提案があった時にはテーブルに着きたいと思っております。

記者会見意見要望


秋田市トップ市長ほっとコーナー


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