市長ほっとコーナー


記者会見

平成28年(2016年)4月5日(火)

市長の定例記者会見を行いました。

おもな質疑内容

(幹事社:読売、AKT)

質 問 市 長
 平成28年度も始まりました。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、初めに今冬の除排雪についてお話しさせていただきます。
 今冬は、シーズンを通して平年より気温の高い日が続き、初雪は平年より15日遅い11月28日に観測されました。秋田観測地点における降雪量は、12月は平年の約4分の1、1月は約2分の1でしたが、2月はまとまった降雪があり、ほぼ平年並みの降雪量となりました。
 道路除排雪については、昨冬より21日遅い12月27日から稼働し、1月中旬から2月末にかけてのまとまった降雪の際には、適宜、道路除排雪を行ったところであります。
 なお、除排雪関係経費については、当初予算約11億円に対し、執行額は約7億7千万円となっております。

 さて、本日は年度が改まって最初の会見でありますので、新年度の市政運営などについてお話しいたします。
 市民の皆様から負託を受け、市長として市政の舵取り役を任せていただき、2期目の任期も残り1年となりました。
 今年は2期目の総仕上げの年、そして、第13次秋田市総合計画「新・県都『あきた』成長プラン」がスタートする重要な年になります。
 「ともにつくり ともに生きる 人・まち・くらし」の基本理念のもと、人口減少問題を正面から受け止め、喫緊の最重要課題として取り組んでまいりたいと考えております。
 こうした方針のもと、今年度予算には、引き続き市民生活を支える土台となる産業経済基盤の強化につながる事業として、若年者の安定した雇用拡大を促進する「アンダー35正社員化促進事業」や、就職促進や雇用の安定化を図るため実施する「資格取得助成事業」、農業者の所得向上や新たな雇用創出、地域経済の活性化のため実施する「6次産業化関連事業」などを盛り込んでおります。
 加えて、本市独自に保育料を助成して行う「第2子保育料無償化事業」や、定員拡大と待機児童の解消を図るため実施する「3歳未満児定員拡大推進事業」、医療費の自己負担分の助成対象を中学生まで拡大する「子ども福祉医療費給付事業」、妊娠期から子育て期までの様々なニーズにワンストップで対応する「妊娠期からの相談支援事業(秋田市版ネウボラ)」などのほか、本市独自の割引制度を取り入れた「がん検診事業」などを実施することとしております。
 成長戦略である「子どもを生み育てやすい社会づくり」や「いきいきと暮らせる健康長寿社会づくり」を実現するための、様々な事業を盛り込んだことから、「ストップ人口減少 元気と豊かさを次世代につなげる予算」と名付けたところであります。

 さて、国では、保育所の拡充や保育士の待遇改善などの対策を、5月に策定する「ニッポン1億総活躍プラン」に盛り込むこととしております。本市では、子どもを安心して生み育てることができる環境を整備するため、待機児童の解消に努めてきたところであり、昨年度より定員を約500人増やしたこと等により、今年度当初も待機児童ゼロを達成することができ、これで平成23年度から6年連続となりました。
 今後は、潜在保育士の掘り起こしなどによる人材確保を行い、要望の多い3歳未満児の受入枠を拡大したいと考えております。

 次に、新年度の組織体制及び人事異動についてであります。
 今年度より、成長戦略である「芸術文化・スポーツ・観光による都市の魅力向上」を一元的に所掌し、地域資源を生かした魅力あふれるまちづくりを推進するため、観光文化スポーツ部を設置いたしました。また、同じく成長戦略の「地域産業の振興と雇用の創出」を推進し、産業経済基盤の強化による地域の活力向上を図るため、産業振興部を設置したところであります。
 成長戦略を着実に推進することにより、市民が暮らしの豊かさを実感できる、まちづくりを目指してまいります。
 なお、今年度の人事異動では、女性管理職として部長級2名、次長級1名、課長級3名を新たに登用しました。その結果、課長級以上に占める女性職員の割合は、4月1日現在で10%となりました。
 「新・県都『あきた』改革プラン」にある、平成30年度までの目標15%を達成するよう、今後も女性職員や若手職員の積極的な登用を進めるとともに、適材適所の人員配置に努め、職員がやりがいや意欲をもって積極的な仕事がしやすい組織運営に努めてまいります。

 また、首都圏における本市への移住相談等に対応するため、4月1日に、東京事務所内に移住相談センターを設置しました。
 主な業務内容は、首都圏の方の移住相談や、ガイドブックやビデオなども活用した移住に関するPRであります。
 昨年度の秋田市への移住者は、2月末時点で14世帯34人となっており、今後は秋田県が都内に設置している「Aターンプラザ秋田」や「Aターンサポートセンター」、地元金融機関の東京支店、秋田県県人会とも連携を図りながら、31年度には年間67人にまで増やすことを目標に、様々な取組を進め、定住人口の拡大につなげてまいりたいと考えております。

 次に、交流人口の拡大に関する取組についてであります。
 6月3日から5日までの3日間、「これが秋田だ!食と芸能大祭典 2016」が開催されることが、先日、同祭典実行委員会から発表されましたが、他にも、秋にかけて様々なイベントが繰り広げられます。
 こうしたイベントや会議等で本市を訪れる方の利便性向上を図るため、秋田県ハイヤー協会秋田支部の協力のもと、「秋田市観光マイタクシー」と名付けた新たな取組を、連休前の4月23日にスタートさせます。
 これは、観光客等が観光タクシーを3時間又は4時間、定額で貸切り、秋田市内の観光地や体験施設等を巡っていただくもので、手頃な価格で利用できる内容となっています。
 本市が料金の補助も行いますので、時間内であれば、市内ほとんどの施設に行ってもお得な定額料金ですみます。
 観光客はもちろんですが、市民の皆様にもぜひ活用していただきたいと思います。

 次に、「はずむスポーツチャレンジデー2016inあきた」についてであります。
 チャレンジデーは、日常的なスポーツの習慣化に向けたきっかけづくりやスポーツによる住民の健康づくり、地域の活性化を目的とした住民参加型のイベントであり、健康長寿社会づくりを成長戦略の一つに掲げている本市では、昨年に引き続き参加することとしました。
 今年の対戦相手は、本市とほぼ同規模人口の山口県下関市であります。 これをきっかけに市民の皆様がスポーツに親しむ機会をつくり、生涯を通じた健康づくり、生きがいづくりにつなげられるような取組にしたいと考えております。
 今年の開催は5月25日の水曜日となります。一人でも多くの市民の皆様の参加をお願いいたします。

 最後に、新庁舎についてであります。
 既に本体工事は完成し、現在外構工事など最後の仕上げを行っております。
 大きな吹き抜けのある市民の座や、ふんだんに取り入れた秋田杉が特徴である新庁舎の完成により、これまで各所に点在していた部局が集約され、市役所を利用される市民の皆様にとっても、利便性の向上が図られるものと考えております。
 予定通り、4月17日に完成記念式典を行い、5月6日にはいよいよ新庁舎での業務開始となります。
 また、新庁舎の開庁と当時に、中央市民サービスセンターもオープンし、これで市内7地域すべてに市民協働・都市内地域分権の体制が整うこととなることから、今後も、地域住民と協働したまちづくりの一層の推進に努めて参ります。
 昭和39年の開庁以来、52年の長きにわたって市民の皆様に親しまれてきた現庁舎の歴史もまもなく終わりとなりますが、新たな庁舎においても、引き続き職員とともに、さらなる市民サービスの向上に努めてまいります。

 私からは以上であります。
読売:任期最後の一年の総仕上げとおっしゃいましたが、改めてこの一年をどのような一年にしていきたいかお伺いしたいのと、一年後、任期後の事について現時点で考えていることがあれば教えてください。  選挙公約として40項目に渡り、市民の皆様とお約束をさせて頂いたほとんどの部分については、既に実現したり、何らかの形で取り組んだりしておりますが、引き続きその公約の実現に向けて尽力していきたいと思っております。それから一年後の事でありますが、今後の事についてはまだ白紙であり、市長としての二期目の最後の一年間、まずは市政発展のために努力していきたいと思っております。
AKT:まもなく新庁舎が完成しますが、市長のお気持ちをお聞かせください。  佐竹市政からの申し送り事業というのでしょうか。私が市議会議員だったころ、当時は30歳でしたが、任期最後の平成3年2月、当時の石川市長が、将来庁舎の改築が必要になるだろうと。後世に多大な負担をかける事がないように、いずれ改築する時代が来るのであれば、庁舎改築の為の基金を積んでおこうという事で、基金条例を作ってくださって補正予算で積んだんですね。あれから25年。この庁舎を建替えるにあたって、先人の配慮というのでしょうか。歴代の市長さんが83億円もの基金を積んでくれましたので、我々としても今この財政が大変に厳しい状況の中で、次の世代に過度な負担をかける事なく庁舎を建替えられるというのは、私としても感慨深いものがあります。先人の努力というのでしょうか、先見性というのでしょうか。感謝したいと思います。また、お金の問題だけではなく、市民のサービスの向上につながると思います。今、実際に10箇所位に分かれている庁舎を一つに集約するという事は、市民の皆様にとっても利便性が高まる事でもありますし、東日本大震災を経験し、災害対策の拠点となるこの庁舎が、災害対策もとれる設備も兼ね備えて出来たという事は、よりいっそう安心安全なまちづくりに貢献できると思っているところであります。
産経:新庁舎を拝見しまして、市長室にシャワールームがあるのですが、昨年由利本荘市で問題になり、あそこは議会に説明していなかった事と、浴槽があるという事で問題になったと思うのですが、由利本荘市との違いを説明していただけますか。  由利本荘市の事はよく分かりません。ただ、今度の庁舎については7箇所にシャワー室があります。外で仕事をする守衛さん達への配慮がなされているでしょうし、いざ災害等が起きた場合については、市長室にも一つありますが、それも職員に開放したいと思っています。地下室と災害対策本部にもありますから、そういう意味では避難所の機能として、災害時にも活用できるようになっております。
魁:待機児童についてですが、昨年度よりも保育所等への入所の申し込みが多かった様ですが、その後どうやりくりしてゼロになったのでしょうか。  私が市長になって以来、保育所等の定員増を図ってきました。今、制度が変わりましたが、当時と同じ基準で考えたとして、1700名位の定員増を図ってきました。認可保育所に移行出来ないかということを、設置者の皆さんにもお願いして定員増を図ってきました。詳しくは後で担当から聞いていただきたいと思いますが、今年度、定員増を図った内訳として一番多いのは、認定から認可に変わったので313名、新設が146名などで、約500名の定員増が出来ました。これも市長になった時の最初の仕事というとおかしいのですが、子育てしやすい環境づくりという事で、私は自宅から通えるので、保戸野の市長公舎を保育所に変えたという経緯があります。その流れの中で、経営する方々にもその思いが通じて、民間の保育所も増えてきてくださったのかなと思っています。
 魁:年度途中には毎年待機児童が増えていると思うのですが、この事実に関する受け止めと、今後それををどう解消していきたいかお教えください。  年度当初はゼロでも、どうしても途中で増えてきてしまうので、それを解消するためには定員増が必要ですが、それに見合った保育士さんが確保できるだろうかと。そういう問題もあるので、先ほど話したとおり、29年度に向けて潜在保育士の掘り起こしなどの事業も行います。また、今回、3歳児未満定員拡大推進事業も行いますが、保育の質の低下をきたさない、そしてまた保育士が全国で足りない状況になっていますから、そういった中で、今、資格は持ちながら家庭で過ごされている方々もおりますから、そういう人達の調査、再度職場に復帰していただけるような取り組みを進めて、出来れば年度途中でも保育所等に入れるような制度に持っていきたいと思っていますが、中々そこまでいかないので、今までは、認可保育所に入れなくて認定保育所に入らなければいけない人達に対して、保育料の差額分の助成もさせていただいたところであります。少しでも保護者の負担を軽くしていきたいなと思っていますし、例えば、24時間の勤務体制で勤務している人達もいるわけで、そうした方に対応する施設がなくなってしまっても困るわけです。ですから、そのあたりの兼ね合いというのを考えていかなければならないだろうと思います。看護師さんや夜勤のある勤めの人であったり、そういう人達には、今の認可保育所だけでは対応できないので、色々選択肢は広げていかなくてはならないと思ってます。認可の場合は、所得に応じて保育料も高いのです。ところが、認可外の場合は所得に関係なく保育所の方で決めますから、例えば月4万、5万とられる人が認可外であると2万、3万ですむ場合もあります。そこら辺の選択が出来るような部分も、全体でそろえていかなければならないということもありますが、希望がある以上は、それをゼロにもっていけるように努力していきたいと思っています。
魁:除雪に関してですが、雪が多かった年と比較しづらいと思うのですが、苦情が減った事に対する感想と、今後、豪雪の年に備えるにあたっての課題というのはいかがでしょうか。  2年前、秋田市の除排雪対策基本計画を見直しました。それに基づいて、秋田市としては除排雪対策を組んでいますので、たまたま今年、昨年と雪が少なかったので要望や苦情が減っていますが、基本的にはその計画に沿ってこれからも対応して参りたいと思っています。課題を整理して対策を作っていますから、まずは一生懸命、迅速にやるというのが第一使命だと考えております。
産経:昨年まで市議会議員をされていた佐原さんのお店が閉店し、名物の自動販売機がセリオンに移転されることになりましたが、ご感想はいかがでしょうか。  長年あそこで営業していただき、昔懐かしい味をずっと提供してくださってましたから、閉店されるという事を聞いて寂しい思いがしておりましたが、自動販売機がセリオンに継承されて、これからも提供していただける事になったので良かったなと思っております。

記者会見意見要望


秋田市トップ市長ほっとコーナー


Copyright © 2014Akita City , Akita , Japan. All Rights Reserved.
ro-gnsc@city.akita.akita.jp