市長ほっとコーナー


記者会見

平成29年(2017年)6月5日(月)

市長の定例記者会見を行いました。

おもな質疑内容

(幹事社:魁、NHK)

質 問 市 長
 6月8日から6月市議会定例会が始まります。
 提案する案件は、ただいま総務部長と企画財政部長から説明がありましたとおり、条例案9件、単行案13件、予算案3件のほか、追加提案として人事案21件の合わせて46件を予定しております。
 本日は、私から6点お話し申し上げます。
 1点目は、6月補正予算を含め、今年度の予算についてであります。
 平成29年度の当初予算は、4月に市長選挙を控えていたため、政策的判断を要する新規事業などは計上を見送り、骨格予算として編成しておりました。
 今回の補正予算は、当初計上を見送った政策的事業や国・県の補助内示に伴う事業などを中心に編成したもので、補正額は、一般会計で、9億5,688万8千円となっております。
 補正後の予算額は、一般会計で、1,269億1,668万1千円となり、前年度当初と比べると、2.4%、約31億円の減となるものでありますが、前年度当初予算に含まれていた庁舎の建設関連費や臨時福祉給付金などの特殊要素を勘案すると、実質的には、1.2%、約15億円増となるものであり、一定の予算規模を確保したものと捉えております。

 主なものとして、企画財政部関係では、子育て世帯の本市移住者への住宅費用を補助する「移住促進事業」などを計上しております。
 観光文化スポーツ部関係では、後ほど説明いたしますが、日本遺産に認定された北前船寄港地についての魅力発信事業費などを計上しております。
 市民生活部関係では、地域づくり交付金の対象を拡充し、地域性に縛られない公益的な活動を行う学生グループや市民団体を支援する経費などを計上いたしております。
 福祉保健部関係では、今年10月から、高齢者コインバス事業の対象を現行の満68歳以上から満65歳以上に引き下げるための経費などを計上しております。
 子ども未来部関係では、県内で初めて、企業主導型保育を行う事業者に施設整備費等の一部を助成する事業を新たに立ち上げるほか、産業振興部関係では、子育てスペースや女性用トイレなど、女性が働きやすい労働環境を整備する企業への補助等を行う「なでしこ秋田・働く女性応援事業」を計上しております。
 都市整備部関係では、本市の公共交通網の強化につながる、泉・外旭川地区への新駅の設置を推進するため、費用便益分析等を行うための経費などを計上いたしております。
 公約関連については、上記のとおり16事業を計上したほか、8項目36プランのすべてに着手しており、引き続き、公約の実現を図りながら、元気な秋田市を「次世代に、つなぐ」ため、市勢発展に向けた歩みを「さらに、前へ」と進めてまいりたいと考えております。

 2点目は、新屋のガラス工房のオープンについてであります。
新屋ガラス工房は、新屋地区の歴史と文化を伝承し、町並みや湧き水など地域資源を生かした住民主体のまちづくりを推進するため、地域の方々とともにワークショップを重ねながら整備を進めてまいりました。 
 このほど建物の完成検査を終え、7月15日にオープンを迎えることとなりました。
 工房は、秋田公立美術大学と連携し、ガラス工芸を学んだ学生など若手作家が創作活動に活用するほか、体験講座や展示会等により、市民の皆さんにガラス文化に親しんでいただける施設でもあります。
 今後、この施設を中心に、ガラス工芸をはじめとしたものづくりや文化が広く発信されるとともに、地域の交流や住民主体のまちづくりが一層活発なものになることを期待するものであります。

 3点目は、北前船寄港地の日本遺産認定を受けての今後の取り組みなどについてであります。
 認定を受けて、広域連携による地域活性化および交流人口の拡大を図るため、5月11日に寄港地の自治体による北前船日本遺産推進協議会を新たに立ち上げ、私も副会長を務めることとなります。
 今後は、この推進協議会のもと、北前船寄港地の情報発信や広域観光周遊ルートの作成などに、連携しながら取り組んでいくこととしております。
 本市独自の取り組みとしても、今回の補正予算に計上しておりますが、土崎港曳山まつりや秋田街道絵巻など、北前船ゆかりの歴史や文化財を紹介するパンフレットを作成して、まちあるき観光を進めてまいります。
 また、北前船の1/10、船長3メートルサイズでありますが、模型を制作し、仮称でありますが土崎みなと歴史伝承館に展示する予定であり、北前船寄港地を市民や観光客に広くPRしてまいります。

 4点目は、オリジナルミュージカル「東海林太郎伝説」公演についてであります。
 にぎわい交流館でのミュージカル公演については、一昨年の「政吉とフジタ」、昨年の「新 リキノスケ走る!」に続き3回目となります。
 今年は、秋田市出身の昭和を代表する国民的歌手である東海林太郎をテーマに上演いたします。
 今回も、県、市、秋田商工会議所、秋田さきがけ新報社等で実行委員会を組織して、11月5日から来年2月18日までの3カ月半、125回のロングラン公演を予定しています。
秋田の文化の魅力をお楽しみいただける催しですので、多くのかたのご来場を期待しているところでございます。

 5点目は、5月26日から28日まで開催した「これが秋田だ!食と芸能大祭典」の報告であります。
 今年は、空模様を心配いたしましたが、3日間で、昨年を上回る約14万5,000人のお客様にお越しいただきました。
 2回目の今回は特に、ユネスコ無形文化遺産の土崎神明社の曳山行事と角館祭りのやま行事、花輪祭の屋台行事のパレードや、国の重要無形民俗文化財である竿燈祭りや西馬音内の盆踊りなど、世界に誇る秋田の祭りが勢揃いをして、大いに盛り上がったと思います。
 この祭典は、秋田観光コンベンション協会や秋田商工会議所などを中心に、実行委員会を組織して運営いたしましたが、開催に当たりましては、秋田県そして秋田県警、参加していただいた県内各市町村、協賛いただいた各企業など、多くの方々のご協力をいただきました。
 関係各位に感謝申し上げますとともに、交流人口の拡大につながる春の大型イベントとして定着が図られるよう、本市としても引き続き支援してまいりたいと考えております。

 最後は、先週の5月31日に開催した「はずむスポーツチャレンジデー」についてであります。
 3年連続の参加となる今回は、参加人数が、12万1,444人、参加率が38.6%で、人数・参加率とも、過去最高となりましたが、対戦相手の山口県下関市が参加率47.3%、東京都江戸川区が46.9%でしたので、勝敗としては残念な結果となりました。
 回を重ねるごとに、市民の皆さんの盛り上がりを感じており、たくさんのご参加に感謝申し上げます。
 来年の参加率アップをめざすとともに、市民の皆さんには、このようなイベントをきっかけにして、これからも、生活の中にスポーツや運動を取り入れて、日常の健康づくりにつなげていただきたいと思います。

 私からは以上であります。
NHK:6月市議会の補正予算案が示されましたが、4月の市長選を受けて新年度の当初予算案を骨格としていたわけですが、今回の肉付け予算を改めてですが、最も力点を置いた点、あるいは特色等、予算編成のカラーを教えてください。   選挙の公約にも掲げさせていただきましたが、秋田市最大の喫緊の課題は人口減少にあるため、まずは直接的な人口減少の対策としての経費として、例えば移住促進であったり、まだ予算になっておりませんけれども、検討に入っているものとして、第一子からの保育料の無償化、女性が働きやすい環境づくり、そういった部分に意を用いたということと、人口が減る中でも秋田の元気を継続していくためには、一つは交流人口を増やしていくことが大きな政策の柱だと考えました。
 そういった意味では、おかげさまで、このたび、日本遺産に北前船が他の自治体とともに登録されましたので、それらのツールを使って、広く交流人口を増やしていきたいという意味合いでの予算づけもさせていただきました。
 そのような中でも、人口が減るであろうという予測もされておりますし、現実、人口減少に歯止めをかけることはできないという中で、利便性の高いまちづくりをどうしていくのか公約にも掲げましたけれども、泉・外旭川等、交通の結節点を設けながら、より利便性の高いまちづくりということで、引き続き泉・外旭川新駅の実現に向けての予算提示もさせていただいたということで、まずは公約実現の第一歩の予算をつけさせていただくという気持ちで、肉付けをさせていただきました。
魁:交流人口の拡大の話の中で、県内の男鹿、大仙、仙北と連携とありますが、この自治体が選ばれた理由は何でしょうか。  今までの流れの中でも大仙、仙北とも連携の協定を結んできました。JRを使って大曲の花火や角館の城下町との連携、男鹿は動物園と水族館との協定も結んでおりますので、今後もそうでありますが、クルーズ船等、今年は19隻入ってきますが、とりあえずは1泊しなくてもいいような、朝クルーズ船が入って遅くても夜10時頃には船に帰れるような理想的な観光の充実のため、秋田市を含めた四市の連携を深めていくという思いで予算編成をしました。
AKT:横軸連携の話の中で交通網の整備はかなり重要だと思いますが、具体的にはどういった形で二次交通網の整備をしていくのですか。  観光マイタクシー等、現実、これからJR網の活用も考えたいと思っています。バスもあるわけですが、回遊できる拠点をきちんとこちらで作り上げて、それをどう有機的に結んでいくかという中で、タクシー、バス、JRとの協議で詰めていきたいというふうに思いますし、多言語情報等により、インバウンドに力を入れていきたいと思います。
AKT: JR網の活用という面では鉄道本数を増やしたりしますか。  JRさんがこの前話されておりましたが、まずは竿燈の時期あるいは、9月のクルーズ船に向けて港湾地区に港駅というものを設置するという方向性が出されていますので、そのように整備していただければ、土崎駅まで乗って行けますし、その先も秋田駅、仙北、大仙、男鹿方面にも、バス、タクシーを使わずに新たな移動手段として構築できるだろうと期待しています。
AKT:本数を具体的に増やしますか。  そこまでいっておりませんが、少なくてもクルーズ船の人たちが土崎駅から先に行けるような手段が確立されてくると思います。
AKT:大仙、仙北までの鉄道の交通網は考えていますか。  それはJRさんの話であって、私たちはまだそこまで考えていません。ただつながればありがたいと思っています。
AKT:泉・外旭川新駅の予算について、費用便益分析等とは具体的にはどういうものでしょうか。  平成25年度にB/Cの調査をしておりますが、そのとき我々が示した事業費の金額が14億8千万円ですが、今回お示ししたのが20億円を超えていますので、5億7千万円ほど当時よりも経費がかかり増ししたということになりましたので、新たに費用便益面を再度調査させていただいて、丁寧に説明をしてまいりたいと思っています。
AKT:増えた分がなぜ増えたのかといった部分ですとか、そういったところもでしょうか。  利用人数といった部分も出てきますし、さらに丁寧に費用対効果という部分を調査して提示するといったことも大切だと思っています。

記者会見意見要望


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