市長ほっとコーナー


記者会見

平成29年(2017年)9月5日(火)

市長の定例記者会見を行いました。

おもな質疑内容

(幹事社:朝日、ABS)

質 問 市 長
 9月13日から、9月市議会定例会が始まります。
 提案する案件は、ただいま総務部長と企画財政部長から説明があったとおり、条例案2件、単行案5件、予算案1件、企業会計の決算認定3件のほか、追加提案として人事案1件、一般会計・特別会計の決算認定1件の、合わせて13件を予定しております。

 本日は、私から6点お話し申し上げます。
 はじめに、ねんりんピック秋田2017の開催についてであります。
 いよいよ今週末、9月9日から12日までの4日間、全国から約1万人の選手団をお迎えして、県内17市町村で26種目の交流大会が行われます。
 本県では初めての開催であり、本市においては、9日に総合開会式を執り行うほか、テニスやゴルフ、水泳、サッカーなど7種目で熱戦が繰り広げられます。
 本市からは、卓球競技に出場する最高齢の95歳の男性選手をはじめ、242人が参加いたしますので、選手の皆さんの健闘を期待するものであります。
 大会の開催に当たって、市民ボランティアや小・中学生、福祉施設の皆さんなど、多くのご協力をいただき、全国の選手をまごころのおもてなしでお迎えする準備を進めてまいりました。
 各会場には、健康づくり教室や食のふるまいコーナーを設けるほか、八橋運動公園の特設会場では、オリンピック金メダリストの体操教室なども開催いたします。
 さらには、アルヴェやアゴラ広場、エリアなかいちなど駅前周辺でも、ステージショーやニュースポーツ体験、グルメ・物産コーナーなどでお楽しみいただける、おもてなしイベントを予定しております。
 市民の皆様には、ぜひ会場にお越しいただき、はつらつとしたプレーに声援を送っていただき、大会を盛り上げていただきたいと思います。

 次に、今年の竿燈まつりとクルーズ列車トライアル運行についてであります。
 8月3日から6日まで開催した竿燈まつりは、過去最高の282本が出竿した本まつりをはじめ、昼の妙技会、食のイベント会場など大いに賑わい、延べ131万人のお客様にお越しいただきました。
 観客数は昨年を約1万人下回る結果となりましたが、今年は、曜日の配列や連日の好天に恵まれたものの、7月の記録的な豪雨が県内客の来場に影響した面もあったものとみております。
また、昨年に続き、4日間とも大型クルーズ船が秋田港に入港し、国内外の約3千人の乗船客に、竿燈を楽しんでいただきました。
 今年は特に、秋田港の貨物駅を活用して、秋田駅までのクルーズ列車のトライアル運行も行われ、期間中、5往復運行して、417人の利用者がありました。
 官民連携によるクルーズ振興協議会を組織して、受入体制の強化を検討してきた中で、JR東日本秋田支社をはじめ、JR貨物や秋田臨海鉄道様のご協力もあって運行できましたことに感謝申し上げます。
 来年度以降も引き続き運行できますよう、県・市・JRで協議してまいります。

 3点目は、10月21日にオープンを迎える「如斯亭庭園」についてであります。
 国指定の名勝「如斯亭庭園」は、千秋公園の北、旭川地区にある旧秋田藩主の佐竹氏別邸であり、約4,000平方メートルの回遊式庭園が大変美しい、東北屈指の大名庭園として知られております。
 平成22年に所有者から本市に寄贈され、26年から4年がかりの整備工事により、庭園や主屋、茶室などを修復し、失われていた3つの門なども復元して、往時の姿がよみがえりました。
 10月21日に開園式を行ったあと、年間を通じて一般公開してまいります。かつて、秋田藩主が眺めた美しい庭園は、誇るべき郷土の文化遺産であり、秋田市の新たな名所になるものと考えております。

 4点目は、高齢者コインバス事業の対象年齢引き下げについてであります。
 本市では、エイジフレンドリーシティ(高齢者にやさしい都市)の実現に向けた具体的な取組の一つとして、高齢者が市内の路線バスを1回100円でご利用いただける「高齢者コインバス事業」を実施しております。
 現在、満68歳以上の市民を対象としており、約4万5,000人の方が資格証明書の交付を受けられ、利用していただいているところであります。
 平成23年10月から事業をスタートし、これまでも段階的に対象年齢を引き下げておりましたが、10月1日からは、これを満65歳以上の市民に引き下げることとしております。
 約1万5,000人が新たな対象に加わることになりますが、高齢期の中でも、比較的元気なうちから外出しやすい環境を整備し、より多くの方に、社会参加や生きがいづくりにつなげていただきたいというものであります。
 今後も、こうした取組を推進しながら、高齢者が住み慣れた地域で元気に活躍し続けることができる健康長寿のまちづくりを進め、エイジフレンドリーシティの実現をめざしてまいりたいと考えております。

 5点目は、泉・外旭川新駅(仮称)の設置についてであります。
 昨年3月に策定した第2次秋田市公共交通政策ビジョンにおいて、「まちづくりと一体となった、将来にわたり持続可能な公共交通網の実現」を基本方針に、都心と地域中心とを結ぶ、全市的な公共交通ネットワーク上の新たな交通結節点として、泉・外旭川新駅(仮称)の設置に向けた検討を進めてまいりました。
 このたび、新駅の設置に関する費用便益分析を再算定した結果、費用便益比が2.46との数値を得たことから、事業の妥当性が改めて裏付けられたものと受けとめております。
 新駅の設置は、交通系ICカードの導入による利便性の向上や持続性の高いバス路線網の形成とあわせて、市民生活の質の向上と都市活動の活性化が大いに期待されることから、今後、具体的な整備に向け、基本計画調査の段階へと進み、早期開業をめざしてまいりたいと考えております。

 最後は、芸術文化ゾーンの形成についてであります。
 第2期中心市街地活性化基本計画の主要プロジェクトの一つとして、中心市街地から千秋公園に至る一帯での芸術文化ゾーンの充実を図るため、県・市連携文化施設の整備とともに、県からの土地・建物の無償譲渡を前提に、旧県立美術館の利活用について検討を進めてきたところであります。
 旧県立美術館は、県・市連携文化施設と向かい合い、千秋公園の入口に位置しており、この立地を生かして、市民の文化創造や活動・交流の場となる「芸術文化交流機能」と、千秋公園や旧城下町の歴史案内などを行う「歴史文化交流機能」を基本に活用を図りたいと考えております。
 今後、ワークショップ等により市民の意見等をお伺いしながら、利活用のニーズ調査や必要となる施設改修等についての判断材料を整理し、検討を深めることとしており、そのための経費を今回の補正予算案に盛り込んだところであります。
 施設の改修・整備につきましては、今年度の調査をもとに、市議会のご理解をいただいた上で、平成32年度中の開館をめざすこととしております。

 私からは以上であります。
ABS:新駅について具体的な計画に入っていくということですが、オープン見込み、駅を開く見込みというものはありますか。   平成33年3月のダイヤ改正には間に合わせていきたいと思っているところです。
ABS:これを含めてJRとは、ある程度は協議されていますか。  JRと協議させていただいて、今までいろいろ調査をしてまいりました。駅を造るに当たって、例えば埋蔵物等、どういう物があるのだと、その移転に伴う経費等も詳細に調査検討していただきまして、したがって当初の予定15億円よりもかかり増ししたわけですけれど、改めて今回、費用対効果、B/Cを算定させていただいたところ、2.46という数値をいただいたので、その点については非常に有意義だということが改めて証明されたという意味合いから、今回、平成33年の供用開始に向けて整備を進めていきたいということでございます。
ABS:その駅について地域に果たす役割について、市長はどのように考えていますか。  まずは高齢化社会到来の中で、土崎駅から秋田駅まで約7q、その中間に位置するという中では、市民の利便性は高まるものと思いますし、バスとの結節をすることによって、さまざまな方向性、移動の方法、あるいは移動場所の範囲の広がりといったものが、高齢化社会におけるモータリゼーションを使わなくても、公共交通機関でより活発な活動ができる範囲が広がっていくというように考えています。
AKT:新駅について、さきほどの2.46という数値は基準としてどれくらい妥当ですか。  費用対効果は1を超えると、それなりの投資に対する効果はあるという判断ができますから、2.46はそれなりの数値だと認識しております。
AKT:バスとの結節については具体的にどのように考えていますか。  今、中央交通さんと検討するということでテーブルにつくことになっておりますので、その供用開始時期には、新たなバス路線も鉄道との交通結節点としてきちんと果たせるようにさせたいと思います。
AKT:新駅にバスロータリーのようなものが設置される予定ですか。  そうです。
AKT:竿燈の際のクルーズ列車についてですが、往復で417人という利用客数というのは予想より多いですか、少ないですか。  私は予想より多いと思っています。というのは、クルーズ船のお客様というのは行き先が決まっていたり、あるいはクルーズ船会社との交渉の中で、新たにツアーを募集するのではなく、あくまで市内観光したい人に自主的に乗っていただくという形をとりましたから、大々的に宣伝をして、こちらから働きかけるのは控えてくれという話の中での進め方でありましたから、この数字というのは、思ったよりも多くの人たちが利用してくれたという感想です。
AKT:今後その貨物の路線を常設の路線として整備していく予定はありますか。  当面はクルーズ船の方になろうかと思うのですが、JRさんともよく協議しながら進めていかなければいけないと思います。 単なる観光の路線では終わらせたくないという思いもJRさんが持っているようですから、まちの賑わい、あるいはまちづくりに貢献できるかという使命感を持っていただいていますので、JRさんといえども民間企業でありますから、費用対効果、利益という部分も一方で追求しなければならないでしょうから、秋田駅まで200円ですから、常設で果たしてそれがペイできるかといったことも考えた整備をしていかなければなりませんので、今回の問題点、それから将来の常設に向けたコスト面といったものも含めて、県・市・JRそしてJR貨物さんのご理解もいただかなければいけませんから、一つひとつ煮詰めながら検討しながら前に進めるように私はやっていきたいと思っています。
AKT:当面は竿燈の時期に合わせてですか。  当面はそうでしょうね。
AKT:市長としても観光だけでなく、生活路線として整備していきたいという気持ちはありますか。  気持ちとしては竿燈の期間だけでなく、土崎の祭りの期間もありますから、そのあたりをどこまで広げていくことができるか、それに伴う車両、駅、仮設といえども相当な金額がかかっていますから、そういう中で安全面を含めた全体的な費用面や効果を検討しながら、市だけではできないので、前向きに進めていけたらありがたいと思っています。
NHK:旧県立美術館に活用する経費に関してですが、市としてどういうビジョンを描いているかというのが一つと、ワークショップ開催以外に先進地視察と利活用調査業務委託がありますが、具体的にどのようなことを行うのですか。  具体的にどのようなところを見ていくかは、担当部局から説明させますが、我々としては県・市連携文化施設を新しく造りたいといったときに、中心市街地、千秋公園等を核にして、芸術文化ゾーンとして整備していきたいという思いの中で、県・市連携文化施設の一定の方向性が見えましたし、今の旧県立美術館についても建物は残していきたいと思っていますし、どのような機能にするのかということについては、一つはさまざまな芸術文化を実演できる場所、あるいはお華、お茶ができるような機能、佐竹史料館等との連携による歴史文化の展示、また美術館としての使用は不可能かとは思いますけれど、歴史文化の資料を展示するなどの部分については、まだまだ利用可能だと思っていますので、基本的には、この二つをコンセプトにしながら、市民の皆さんの意見、議会の意見もお聞きしたいと思っていますので、今回、調査費等を計上させていただいて意向を調査したいということです。

企画財政部長:先進地調査については私から説明いたします。今の予算に計上した想定としては、浜松市の鴨江アートセンター、京都市の京都芸術センターという所を視察していきたいと思っています。それから利活用調査の内容ですが、ワークショップを開催して、その意見ですとか、他都市の事業を整理するということで、その他にニーズ調査ですとか、改修費用の概算みたいなものも積算を行って判断材料を整理していくということです。
NHK:民間の方に委託するということですか。 企画財政部長:はい。業務委託します。
読売:今回、竿燈まつりの最終日に例年にない大けがをされた方が出たということでしたけれど、来年以降の安全な開催に向けて、市として検討されることはありますか。  まだはっきりは申し上げられませんが、安全対策を強化していかなければならないと思っております。市竿燈会との協議がありますので、そのあたりも含めて、私の一存というわけにもいかないので、費用のこともありますが、前列が非常に危険だという思いは市竿燈会も持っているようでありますので、観覧席の数、配置も検討の俎上(そじょう)に挙げていきたいと思います。
読売:今回はご本人が公表を希望されないということですけれども、秋田市として、今後このような大けがが出た場合の対応としてはどのようにお考えですか。  事故の報告はさせていただきたいという思いはあったのですが、そのけがをされた方が、ぜひ大げさにしないでほしいと、こちらから、氏名、年齢、けがの程度、あるいは出身地を伏せて、事故があったことを報告させていただけないかという話をさせていただきましたが、それも止めてくださいということだったので、けがをされた方の意志を尊重して、伏せさせていただいたということであります。いずれ、このようなけが等があった場合には、まずはご本人の意志を確認して、そして対処してまいりたいと思っています。
魁:新駅についてですが、地元からは要望が上がってきて、熱意が感じられると思いますが、以前のアンケートで周辺部の皆さんに関しては温度差があると思いますが、今回、事業を進める上でどういう形で方針というのを説明していきますか。  いずれ費用対効果という部分で新たな数字も出ましたので、これからの高齢化社会に向けて利便性の高いまちづくり、あるいは活動しやすいまちづくりという意味で、それぞれご理解をいただけるようにしてまいりたいと思っています。
魁:バスのことも一緒に考えるということですが、民間バス事業者・中央交通さんを含めて、人手の確保が難しい状況で、市がめざす部分と実際の現状が違っていると思いますが、そこの認識はどうですか。  現実、運転手のなり手がいないということは非常に会社側も危惧していますし、それによって、路線の維持というものも難しいという話も聞いています。市としては、スキルアップの中で大型二種免許を取られる方についての費用の一部を助成していますので、そういったものも広げながら後継者の育成も図っていかなければならないと考えています。

記者会見意見要望


秋田市トップ市長ほっとコーナー


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