第3章 円滑な移行に向けて

6. 条例等の整備

 移行により新たな事務を実施することに伴って、条例、規則等の規定を整備する必要が生じ、国からの情報提供、移行先進市への照会等を通じて、制定・改正の必要な条例等の把握を進めるとともに、平成8年6月頃からは条例案等の作成作業に着手した。  条例案等の作成にあたっては、移行先進市の条例等を取り寄せ参考にするとともに、既存の県条例等をベースにしながら、市独自の政策意図を盛り込むことに努めた。  条例案については、市内部の検討、県との調整等を経て、11月中には成案を得、12月市議会定例会に提案し原案どおり決定した。また、規則、細則等については、平成9年の2〜3月に制定、改正を行った。いずれも中核市移行日の平成9年4月1日から施行した。

7. 市民へのPR

 中核市への移行を市民にPRするため、以下の活動を行った。

広報あきたの写し
(平成8年7月12日号)

(1)広報紙によるPR
 広報あきた平成8年7月12日号で特集を組み、中核市の要件、移行の意義、主な移譲事務等中核市制度の概要について紹介した。また、移行後の平成9年4月11日号では、新たに設置した保健所の特集を組み、保健所各課の業務内容や各種手続きの担当窓口等を紹介した。

(2)テレビによるPR
 正月の特別番組として、平成9年1月4日18:30〜19:00の30分間、秋田放送で「中核市どう変わる秋田市」を放送した。内容は、中核市制度の概要や先行都市の移行後の状況等を紹介するとともに、市長があゆかわのぼる氏(詩人)との対談のなかで、今後のまちづくりへの決意等を述べるものであった。
 また、移行前後の3月25日〜4月3日の10日間には、中核市移行のスポットCM(15秒)を20時から22時までのゴールデンタイムに民放1局あたり1日1回ずつ放送した。(民放3局で、延べ30回)

PRパンフレット表紙

(3)パンフレットの作成・配布
 中核市制度をPRするパンフレットを作成し、平成9年3月中旬に市内の全世帯へ配布した。

(4)地元紙で特集
 移行日の4月1日に、地元紙で特集を組んだ。この特集では、108年にわたる本市の歩みを確認するとともに、移行の意義等中核市制度の全般的な紹介を行った。

(5)その他
 平成8年9月26日に中核市指定に関する政令が公布され、4月1日の中核市移行が正式に決定した。このことを受けて、10月1日に市庁舎本庁、両支所に看板を設置し、4月1日の移行をPRした。また、平成9年4月から9月までの半年間は、中核市移行を祝う看板を本庁、両支所に掲げた。
 また、移行が正式に決まった後平成8年10月の前後にラジオや電光ニュースでも移行決定のCMを流した。



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