第10次秋田市総合計画>基本構想
1 第10次秋田市総合計画策定の意義
  基本構想
 

1 第10次秋田市総合計画策定の意義


 秋田市は、秋田県の県都として、また、北日本の中心都市として着実な発展を遂げ、平成9年には中核市へ移行するなど、明治22年の市制施行以来、110余年の輝かしい歴史を築いてきました。
 市政推進の基本となる総合計画については、昭和36年の第1次計画策定以来、おおむね5年ごとに第9次までの見直しを行い、時代の変化に合わせて本市がめざす方向を定めてきました。
 前計画である「秋田市新世紀プラン(第9次秋田市総合計画)」は、永続的成長という神話の終焉やIT(情報通信技術)革命、行政情報公開の制度化、地方分権一括法の施行に伴う地方分権のさらなる進展、地球環境問題、経済のグローバル化と規制緩和など、21世紀という新たな世紀を迎え、社会経済情勢の激しい変化を受けて策定したものです。
 この秋田市新世紀プランは、平成13年度を初年度として策定したもので、計画期間の2年次目を迎えましたが、この間、本市行政施策に大きな影響を与える種々の社会情勢の変化が生じました。
 具体的には、市町村合併の促進等地方自治制度改革をはじめとする一連の構造改革の推進により、今後の市民生活に大きな変化が予想されるとともに、景気低迷の長期化により、低成長下・マイナス成長下における地域の産業振興と雇用確保の重要性が浮き彫りになるなど、早急な政策対応を要する課題が顕在化しています。さらに、規制緩和下における行政の役割の見直しや市民の市政参画意欲の高揚に対応した市民協働、市民ニーズの変化に応じた行政サービスの向上等についても、適切な対応が必要になっています。
 このため、秋田市は、これまでの総合計画の成果を踏まえながら、直面する諸課題に的確に対応するとともに、めざす将来都市像の実現に向け、施策体系の見直しや施策・事業の重点化を行うため、平成15年(2003年)度を初年度とし、平成22年(2010年)度までの8年間を計画期間とする「第10次秋田市総合計画」を策定し、都市としてのさらなる飛躍を期することとしたものです。
 なお、総合計画は、秋田市行政の基本理念、将来都市像等を示したこの「基本構想」と基本構想で定める将来都市像を実現するための施策を体系的に示した「基本計画」、そして、基本計画の施策を構成する事業の具体的実施に向けた計画を示す「実施計画」で構成するものです。
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