第11次秋田市総合計画「期間計画素案」への意見募集結果

最終更新 2007.6.14


 市では、平成19年度を初年度とする新たな総合計画「第11次秋田市総合計画」を策定しました。27年度までの9年間を計画期間とするこの総合計画は、9年間の指針である「基本構想」と、その実現のための具体的な施策を示し3年ごとに見直す「期間計画」で構成されます。
 このうち、期間計画の素案について、次のとおり意見募集を行いました。

1 意見募集の内容

「回答票−(仮称)第11次秋田市総合計画 期間計画(素案)に関する意見」のとおり

2 募集要領

 (1) 意見募集期間

平成18年12月16日(土)から平成19年1月11日(木)まで(必着)

 (2) 意見提出方法

 回答票を次のいずれかの方法で送付いただきました。

電子メール ro-plmn@city.akita.akita.jp 
郵送    宛先:〒010-8560 秋田市山王一丁目1−1秋田市役所企画調整課
ファックス 宛先:018-866-2278

 (3) 意見の取扱い

 いただいたご意見の内容は、住所・氏名など個人情報を除き、公表することとしております。

3 資料と回答票

(1) 配付資料

資 料 名 ファイル
@(仮称)第11次秋田市総合計画 全体構成(案) [8.4KB]
A(仮称)第11次秋田市総合計画 前提要因(案) [391KB]
B(仮称)第11次秋田市総合計画 基本構想(案) [78.3KB]
C(仮称)第11次秋田市総合計画 期間計画(素案) [1.06MB]

※今回意見を募集したのは、C(仮称)第11次秋田市総合計画 期間計画(素案)についてです。
※基本構想案については、8月に意見募集を行い、意見を踏まえて修正したうえ、12月市議会定例会での議決を経て「基本構想」として決定しました。意見募集の際、基本構想については名称を全体計画としていましたが、その後、名称を変更しています。(意見募集の結果はこちら
※資料ABについては、12月16日時点の名称です。

(2) 12月28日(木)、資料を追加しました

 (1)の配付資料C期間計画(素案)の中で、検討中のため空欄部分の多かった各施策の《目標》について、内容を整備し追加資料として一覧表を作成しました。

資料名 ファイル
 第11次秋田市総合計画期間計画(素案)
 第3 19-21期計画 3 分野別推進計画 目標一覧表
[38.5KB]

(3) 回答票−(仮称)第11次秋田市総合計画期間計画(素案)に関する意見

 回答票(一太郎)    回答票(word)

4 意見募集結果

 期間計画素案に関する意見の募集は、以上の一般の方を対象とする意見募集に加え、今年度立ち上げした市民100人会へも同様の内容で意見募集も行いました。
 これらの意見については、個別に検討し、計画に反映しています。(意見の計画への反映状況はこちら

(1) 集計結果

設問「期間計画素案には、基本構想案で示したそれぞれの目標を実現するための具体的な施策を盛り込んでいます。期間計画素案には、基本構想の内容を踏まえて必要十分な内容が適切に盛り込まれていますか」に対し、

意見募集分 市民100人会分 合計
回答数 (%) 回答数 (%) 回答数 (%)
A適切に盛り込まれている 0 0.0 23 35.4 23 34.3
Bある程度は盛り込まれている 1 50.0 34 52.3 35 52.2
Cあまり盛り込まれていない 1 50.0 2 3.1 3 4.5
D適切に盛り込まれていない 0 0.0 1 1.5 1 1.5
Eどちらともいえない 0 0.0 5 7.7 5 7.5
無回答 0 0.0 0 0.0 0 0.0
合計 2 100.0 65 100.0 67 100.0

設問「(仮称)第11秋田市総合計画は、市と市民が共有し、ともに取り組み、実現していく計画として作成しています。期間計画素案の『第3 19-21期計画』の分野別推進計画では、項目ごとに市と市民の役割について記載していますが、あなたはどのように感じましたか」に対し、

意見募集分 市民100人会分 合計
回答数 (%) 回答数 (%) 回答数 (%)
Aおおむね共感できる 0 0.0 27 41.5 27 40.3
Bある程度は共感できる 2 100.0 34 52.3 36 53.7
Cあまり共感できない 0 0.0 2 3.1 2 3.0
D全く共感できない 0 0.0 1 1.5 1 1.5
Eどちらともいえない 0 0.0 1 1.5 1 1.5
無回答 0 0.0 0 0.0 0 0.0
合計 2 100.0 65 100.0 67 100.0

設問「(仮称)第11次秋田市総合計画は、構成をシンプルにし、専門用語には注釈をつけるなど誰もが読んでわかりやすいものとして作成していますが、期間計画素案の文章表現や注釈の付け方についてどう感じましたか」に対し、

意見募集分 市民100人会分 合計
回答数 (%) 回答数 (%) 回答数 (%)
Aおおむねわかりやすい 0 0.0 29 44.6 29 43.3
Bある程度わかりやすい 0 0.0 25 38.5 25 37.3
Cあまりわかりやすいとはいえない 2 100.0 7 10.8 9 13.4
Dわかりにくい 0 0.0 2 3.1 2 3.0
Eどちらともいえない 0 0.0 2 3.1 2 3.0
無回答 0 0.0 0 0.0 0 0.0
合計 2 100.0 65 100.0 67 100.0

(2) 意見と対応 (いただいた意見については「(意)」、意見に対する対応については「(対)」と表示しています。)

○個別の施策、取組・事業について

(意)貿易環境の充実として広域交通機能の向上を挙げているが、高速道路と秋田港との連絡道路である「大浜上新城線」の計画は25-27期計画となっている。これではコンテナ貨物の取扱量の増加は望めない。
(対)大浜上新城線については、県と市で施行区間を分担することで県と覚書を締結しているものの、県が21年度までに着手する見通しが無く、また、市においても県事業の着手後の周辺道路の交通状況を見極めたうえで事業化を検討していることから、19-21期計画には記載しないものです。大浜上新城線を含め、臨港交通網の機能向上については、期間計画の主要施策「秋田港の充実」に含まれており、国・県に対し整備促進を働きかけていきます。
(意)景観について、地区とか団地とかで、ある程度、色にまとまりができたら素敵だと思う。快適なまちづくりには、色彩の専門家に参加してもらうのもいいのでは。
(対)地域・地区では、住民が主体となり、自ら定めるまちづくりルール制度を活用することで、色彩等の基準を設定することができます。全市を対象とした色彩基準等については、今後策定する景観計画において、各分野の専門家の意見を取り入れながら検討していきます。
(意)生活排水処理普及率は90%を超えているが、整備済地域における未接続世帯も多い。環境保全のためにも接続率向上の啓発活動を強力に進めて欲しい。
(対)未接続世帯については、地元維持管理組合とともに、早期接続を促すほか、融資に対する利子補給制度を設けて接続率の向上を図っていきます。
(意)浄化槽事業の21年度目標件数が、0→240となっている。これは下水道整備と水洗化の実施状況を踏まえての目標設定か。
(対)浄化槽事業の目標については、市が設置する浄化槽の件数が現状で0であるものを21年度までに240件整備することを意味していましたが、わかりやすくするため、指標を「市設置型浄化槽設置基数」とし、旧河辺町が整備した浄化槽66基を加え、目標を306基と改めました。
(意)下水道の通らない地域での集団浄化槽設置の際、個人設置への大幅な設置補助をして欲しい。
(対)公共下水道等の整備地域以外で浄化槽を設置する個人に対しては、設置費用の概ね4割を補助しており、現時点では補助率等の見直しは考えておりません。
(意)街路樹について、立ち枯れている木が目立つ。目的のために選ばれたとしても枯れては意味がない。秋田の気候、場所、成長の度合いなど考えて植えられているのか。
(対)街路樹の植樹については、道路改良事業等により実施しており、気候風土と街並景観にマッチし、病害虫の発生がしにくいなど総合的な観点から協議をし、維持管理しやすい樹種の選定を行っておりますが、その旨がわかるよう、主要施策「道路の緑化整備」に記載を追加しました。
(意)自主防災組織結成目標は良いが、結成後の組織活動をどのように具体的に推進するかが重要。具体的活動が市民に理解できるような指導体制を作るべき。
(対)市は、自主的・自発的な防災活動を行う自主防災組織への支援体制の充実を図っていくものであり、主要施策「市民防災活動の促進」において、より具体的に記述しました。
(意)市民意識調査で、最も力を入れて欲しい施策として、除排雪対策がトップであったが、除雪困難な住宅密集地域に、川を利用した流雪溝を設置してはいかがか。
(対)流雪溝は、水源や流速の確保など地理的要件の制約があるため、本市での設置は困難ですが、主要施策「雪に強いまちの研究」の中で、住宅密集地域の防雪対策を今後とも研究することについて記載しました。
(意)障害者福祉の充実に関して、障害者プランでは機能訓練事業の事業拡充を施策として掲げていたが、本計画においても主要施策に加えて欲しい。
(対)期間計画で掲げた各主要施策は各事業をそれぞれ体系化したものであり、機能訓練事業については、主要施策の一つである「障害者サービス提供体制の整備」の中に位置づけられています。
(意)障害者対策として、地域福祉や他の専門職との連携が必要なことは明かであり、どのように実現に向けるか、細かなところなど一例でもいいので載せて欲しい。
(対)障害者福祉の充実を初め、福祉の各分野の具体的な施策・取組は、それぞれ主要施策として記載しました。
(意)自殺の多い秋田県に最近はいじめ問題も聞かれるようになってきたが、その対策をもっと盛り込むべきである。
(対)いじめ問題への対応については、重要な課題であるとの認識から、基本方針および主要施策へ対応方針等を盛り込みました。

 市政経営について

(意)期間計画の中に、市自体の基本改革計画を盛り込んで欲しい。
(対)市自体の改革計画としては、「計画推進のための取組」として、具体的施策を記載しております。

  ○市と市民の役割について

(意)計画立案は理解できたが、私たち市民がどうすれば参加、協力できるかも教えて欲しい。
(対)各項毎に「市と市民の役割」欄を設け、市民の役割を明記したほか、重点・横断テーマ「市民協働・都市内地域分権」において、主要施策や具体的な取組事例を記載しています。

 市の現状について 

(意)秋田市の現状が、他県や他の県庁所在地と比べてどのような状況なのかがわかるように、比較数値を載せるべき。
(対)比較数値については、資料編において中核市35市の平均数値と本市の数値の比較を行いました。

 計画策定後の検証について

(意)各取組について、実施時期や成果、目標を明確にし、最終的には何ができたのかを検証できるような形を作っておくことが大切である。
(対)本期間計画の成果を検証・総括し、次期期間計画に反映していく仕組みを構築します。
(意)めまぐるしく変化していく今の時代のなか、これまで以上に計画の見直し次期が短くなってくるものと考えている。
(対)重点課題などへの対応は、社会状況等に応じて変化していくものですが、課題認識や対応のあり方などについて、3年という期間計画の計画期間毎に見直しを図っていきます。

  ○その他

(意)カタカナ語を無理に注釈せず、わかりやすい日本語に置き換えるとか、その語の後ろに括弧書きをするなどしてはいかがか。
(対)カタカナ語については、極力日本語表記に修正しました。
(意)専門用語やカタカナ語の注釈について、別紙や後ろにまとめるなどするほうが理解しやすい。
(対)注釈については、各項毎にそれぞれ完結するものとして調整しました。
(意)文字が多すぎて、見づらい感じがあるので、全体にイラストや図を入れたり、カラーなどを取り入れて印象づけたほうがわかりやすいと思う。
(対)図示すべきものについては極力図示し、わかりやすい計画となるよう努めました。また、写真の挿入や色遣いなど、製本段階で見やすさに配慮しました。

担当

秋田市企画調整部企画調整課企画調整担当
住所 010-8560 秋田市山王一丁目1番1号
TEL 010-866-2032
FAX 010-866-2278
メール ro-plmn@city.akita.akita.jp

秋田市トップ企画調整部企画調整課総合計画


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