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2000年
4月14日号



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石川市長
新年度予算を語る

市長●石川錬治郎

新年度「秋田丸」の出航

ことのほか雪の多かった冬に別れを告げ、ようやく陽春の4月に入りました。
市民の皆様も入学や入社をはじめ、新しい気分で生活を始められた方も多いでしょう。また、残念ながら希望の学校へ入学できなかったり、超氷河期と言われるほど厳しい就職事情のもとで働く場を確保できなかったかたもおられましょうが、このような状況は決して永続的なものでないでしょうから、失意の時こそ、次への飛躍にむけて実力を蓄えていただきたいと切望します。
さて、市の経済環境に大きな影響を与える秋田市の予算は、3月議会で可決いただき、12年度事業は4月1日 から始動いたしました。予算の内容は今回の広報でもお知らせしていますが、 「一般会計」「特別会計」「企業会計」の総額二千二百億円余、昨年比5.9%の伸び率の予算をもって、 市民の生活、教育、福祉の進展に大きく寄与できるよう決意も新たに取り組んでいます。
今年度は介護保険制度の実施、東北初の中高一貫校である御所野学院高等学校の開校、懸案の中心市街地再開発 事業の具体化など、本市の将来に大きく影響するであろう事業が目白押しであります。
特に、4月7日に開校した中高一貫校は文字通り21世紀を担う人材の育成という壮大な教育改革の一 環として、全国の教育関係者はもちろん、国民注目の事業であるだけに、 万全を期しているところであります。 その他の事業としては、この数年来市民の間に多くの議論を呼んだ「高齢者バス優遇制度」もスムーズに スタートし、高齢者のみなさんの社会参加を積極的に支援することになりました。
このように、平成12年度の「秋田丸」は市民の夢と希望を乗せて春の大海原へと出航しました。わたしたち、市の職員はもちろんでありますが、市民のみなさん自身も時々漕ぎ手となっていただき、 無事目的地に到着できるよう、ともに力を合わせて進んでいこうではありませんか。


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