2000年
6月23日号



第5次秋田市総合都市計画
地域別構想案ができました

第5次秋田市総合都市計画
第5次秋田市総合都市計画
●構想案に対する市民のみなさ
んからのご意見は、9月末まで
受け付けます。構想の詳しい内
容は、秋田市ホームページや都
市計画課で公開しています。 

  市では、二十年後の市の将来都市像を考え、土地利用や交通体系、防災、みどり、景観などの方針を定める「第5次秋田市総合都市計画」の策定を進めています。昨年度公表した市域全体と地域別の構想を充実させ、このほど第二次素案ができましたので、お知らせします。第5次総合都市計画は、今後これらの案をさらに検討し、計画実現のための方策を加え、来年三月までにまとめる予定です。


●全体構想でめざす
  まちづくりの方向

 「秋田市総合都市計画」は、時代の動きに合わせ、ほぼ十年に一度、見直しを行っています。  今回の全体構想では、「にぎわいとうるおいのある快適環境都市あきた」を将来都市像に、まちづくりの目標として、●優しさと安全・安心で文化的な生活環境づくり ●活力と魅力にあふれた都市空間づくり ●人とまちと自然環境が共生するまちづくり−−の三つを掲げています。
 また今回は、平成三十二年(二〇二〇)の将来人口を、第4次総合都市計画(平成三年策定)の四十万人から三十三万人に下方修正。今後大幅な人口増はないものと見込み、外へ広がる新しい市街地開発を抑制しながら、既存市街地へ都市機能の集積をはかるコンパクトなまちづくりを進めます。


●地域・地区の視点から
  まちづくりを進めます

 この地域別構想は、より市民のみなさんに身近な視点からのまちづくりを進めるため、第5次総合都市計画から新しく取り入れた構想です。地域別にまちづくり懇談会を開催し、市民のかたがたから直接意見、提案をいただきながらまとめました。
 地域別構想は、今回お知らせする中央・東・西・南・北の五地域の地域構想と、さらにこれらを二十二地区に細かく分けた地区構想の二段階の構成となっています。

●地域構想

 それぞれの地域に将来市街地像を掲げ、地域資源を活かした魅力あるまちづくりを進めます。
中央地域構想
東部地域構想
西部地域構想
南部地域構想
北部地域構想

●地区構想

 それぞれの生活区域ごとに、コミュニティや買い物、市民活動など、市民の日常生活の拠点となる場を育てていきます。歩いて暮らせるまちづくりや、生活道路の充実など安全で利便性の高い道づくりを進めます。
 また、まちづくり懇談会では、地域の生活の中で重要となるさまざまな公共施設についての要望が、数多く出されました。公共施設の配置については、現在この都市計画と平行して策定を進めている「第九次秋田市総合計画」などと連携し、調整していきます。


市民参加のまちづくりを考える
シンポジウムを開催します

 第5次総合都市計画の「実現化の方策」策定に向け、まちづくりの構想を実現していくために市民・行政の果たす役割について考えます。どなたもふるってご参加ください。

7月22日(土)午後1時30分〜、県生涯学習センター

●市民パネリストを募集 シンポジウムでは、「市民と行政のパートナーシップによるまちづくりの実現」を考えるパネルディスカッションを行います。そこで、市民のみなさんからパネリスト2名を募集します。応募受付は6月末まで。詳しくは都市計画課へお問い合わせください。TEL(866)2152

 

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