2000年
12月8日号



インフルエンザ注意報

かかる前に予防、かかったら2日以内に医師の診断を

 インフルエンザの本格的な流行を前に、すでに予防接種を終えたかたもいらっしゃることでしょう。11月の中旬に接種したかたはちょうどワクチンの効果が現れてくるころ。しかし、油断は大敵。予防接種をしても普通の風邪には効果はなく、インフルエンザを完全に防ぐわけでもありません。また、予防接種を受けなかったかたでも、次のことに心がけていれば予防接種並みの効果をあげることができます。
●問い合わせ 健康管理課 TEL(883)1180 e-mail ro-hlhm@city.akita.akita.jp


インフルエンザの予防方法

 インフルエンザ予防のポイントは、(1)栄養と休養を十分とる (2)人混みを避ける (3)適度な温度、湿度を保つ (4)マスクを着用する (5)外出後の手洗いとうがい。
 栄養と休養をとって、本来備わっている免疫力を高めることが大切。湿度を50%程度にするなど、インフルエンザウイルスが好む低温、低湿の環境をつくらないことも必要です。手洗いとうがいはあらゆる感染症を防ぐための基本です。


かかったらすぐ病院へ

 最近は、かかったと感じてから2日以内に服用すればウイルスに直接効果のある薬剤もあります。合併症を引き起こす前に早めの受診が肝心です。
 特に乳幼児のインフルエンザは、脳炎・脳症を発病する場合もあります。原因は不明ですが、厚生省では一部解熱剤の使用について慎重に行うように呼びかけています。薬を使う場合、自己判断を避け、主治医、薬剤師に相談してください。



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