※掲載している情報は「広報あきた」発行当時のものです。


第五章

自ら考え主体となって参加する開かれたまち
福祉事務所棟を建設。
市役所窓口が便利に

 市民自治の意識を醸成するとともに、市民自らが郷土の未来を考え、市民が主体となって地域づくりに参加できる開かれたまちをめざします。

◎公民館機能とコミュニティセンター機能などを合わせた複合公共施設、(仮称)中央地域シビックセンターを大町に建設します。十五年度の完成をめざし、今年度は基本設計や実施設計、建設用地の取得などを行います。
◎男女共生に関する市民意識と生活実態の調査・分析を行います。平成四年の前回調査結果と比較し、男女共生推進施策の基礎資料とします。

福祉事務所棟を新設し手続き窓口をまとめます

◎市役所庁舎北側の駐車場に、三階建ての福祉事務所棟を建設します。本庁舎と渡り廊下でつなぐことで、いろいろな手続き、相談の窓口が利用しやすくなります。なお、市役所駐車場は立体化して、駐車スペースを確保します。
◎市民課窓口では、受付番号カードシステムと表示パネルを導入。窓口の混み具合と交付の順番をお知らせします。
◎七月予定の参議院議員通常選挙から秋田駅東西連絡自由通路内に不在者投票所を新設。不在者投票をより便利にします。
◎移動市役所、対話集会、市政モニターなどを通じて、市民のみなさんから広く意見、要望、提言をお聴きし、市民の声を市政に反映させます。

図書館は祝日も開館

◎市立図書館では、市民サービスの向上をはかるため、元旦と勤労感謝の日を除く祝日も新たに開館します。
◎八月に開かれるワールドゲームズ秋田大会のメイン会場地として、大会運営を支援していきます。
◎大町にある市指定文化財の旧金子家住宅の修復に向け、一部解体調査を行います。
◎御所野の地蔵田遺跡では、御所野学院などの生徒と市民のかたが一体となって、弥生時代前期の集落跡を復元します。今年度は造成工事を行い、来年度からは竪穴住居の復元や土器づくりなどの体験学習を進めます。

●●●● 新 事 業 ●●●●
シビックセンターどんな建物?
15年度完成予定


 (仮称)中央地域シビックセンターは、中央公民館と旭北・保戸野地区コミュニティセンターの機能を合わせた複合公共施設。現在、基本計画の段階ですが、地下一階地上六階建て、延べ床面積約四千六百平方 の予定。現在の中央公民館の約二・七倍の広さになります。
 体育室や音楽室、展示・サロンスペースなどがあり、生涯学習やサークル活動、町内会や子ども会の集会などに利用でき、市民活動を幅広くサポートします。
 建設場所は、大町一丁目の旧秋田魁新報社跡地。隣接する「あくら」や、二階部分でつながる「サンパティオ大町」とも自由に行き来できるようになり、地域の拠点としての機能が期待されています。


●●●● 新 事 業 ●●●●
市役所窓口をもっと便利に
●福祉事務所棟を建設
●市民課窓口に受付カードシステム


現在市役所本庁舎と離れ離れになっている福祉事務所を、市庁舎に隣接する北側駐車場に新たに建設します。市民課や市税、年金関係の窓口のある市庁舎一階と渡り廊下で結び、窓口をまとめることで、各課にわたる手続きがスムーズに行えるようになります。来年一月から利用できる予定です。
 また、市民課窓口には、受付番号カードシステムと表示パネルを設置します。表示パネルには、証明書ができあがった人の番号を表示。混み具合を知ることができ、席を外しても呼び出しの有無がわかります。



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