2002年2月8日号

平成12年度秋田市の決算です

　秋田市の平成十二年度一般会計・特別会計の決算が、昨年十二月の市議会で認定されました。
　長引く不況により、税収が減ってきていることから、貯金(基金)を取り崩して市の行政運営をはかっています。また、十二年度はガス事業を廃止し、バス路線も一部民間に移管するなど公営企業も見直しました。

●一般会計

　一般会計は、福祉や都市基盤の整備、教育など市の一般的な事業に使われる経費です。歳入から歳出を差し引くと24億9,052万9千円が残り、ここから平成13年度に繰り越した事業の財源に相当する14億3,237万４千円を除いた、10億5,815万5千円が黒字になりました。

千秋公園に整備された表門

　一般会計の主な使いみちは以下のとおりです。
●民生費…老人福祉施設整備、福祉医療給付、身体障害者入所授産施設整備
●土木費…千秋公園表門建設、道路整備
●衛生費…新焼却施設建設、予防接種
●議会費・総務費…行政情報ネットワークシステム導入
●教育費…御所野学院建設、飯島小大規模改造、八橋球技場改修
●消防費・災害復旧費・諸支出金…消防車両整備、ガス事業清算
●労働費・農林水産業費・商工費…中小企業金融対策、農道整備