昭和50年、千秋公園のお堀の風景。 家族や友だち、カップルで、貸しボートに乗る姿が見かけられました。 広小路を通る車を横目に、のんびりスイスイ…。 四季折々、素敵な表情を見せる緑が目の前に広がり、 にぎやかな街中にあって、水上はさぞ、落ち着ける場所だったことでしょう。 現在、お堀には、秋田中央道路建設のため、工事用の桟橋がつくられています。 振り返れば藩政時代、佐竹氏の居城「久保田城」の守りを固めていたお堀。 400年の時を経て、いまなお市民の心のふるさとです。