2002年9月13日号

下水道きれいな水へのかえりみち
下水道が支える私たちの生活。

 毎年巨額の予算で整備が進められている下水道。今年も約六十三億円の予算を投じ、来年三月末の秋田市の下水道普及率は約七十三%になる見込みです。

下水がきれいな水になるまでの流れ


見えない所で働く縁の下の力持ち

 日常生活や工場から出る汚れた水をきれいにして自然に返すため、下水道は休みなく働いています。
 下の図のように、家庭や工場から出た汚水は、市内に網の目のように整備された下水道管を通り終末処理場に集められています。処理場では、微生物の力も借りて汚水をきれいにし、海や川に放流し、大切な自然環境を守っています。
 また、道路や住宅地に降った雨は、雨水ますから下水道管を通って川に放流されるようになっていて、街を浸水などの災害から守っています。

下水道使用料と受益者負担金は大切な財源

 衛生的で快適な生活を縁の下で支える下水道。施設の建設や下水管の維持管理などにかかった費用は、平成十三年度で約百四十七億円でした。
 これらの費用は、税金や市債などのほか、みなさんから納めていただく下水道使用料や受益者負担金などで賄われています。ちなみに受益者負担金は、下水道が整備される地域とそうでない地域に不公平が生じないよう、下水道が整備される地域の土地所有者などから、建設費の一部を負担していただくものです。 
 市では下水道普及率を平成十七年度で約八〇%、二十二年度で約九〇%を目標に、今後も計画的に整備していく予定です。

●問い合わせ 下水道総務課 TEL(864)1411



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