2004年2月27日号

秋田市の老人保健医療費は280億円
適正な受診で医療費を有効に

●問い合わせ
障害福祉課医療福祉室老人・福祉医療担当
電話(866)2513・ファクス(863)6362


 秋田市の六十五歳以上の人口は約六万人で、市民のほぼ五人に一人の割合となっています。
 高齢者人口の増加にともない、おもに七十歳以上のかたが受給している老人保健制度の医療費も増加しています。

 平成14年度の老人保健医療費は280億円でした。老人保健医療費は、介護保険制度の利用などにより減少傾向にありましたが、平成14年10月に老人保健法が改正されたにもかかわらず、上昇に転じています。

みんなで支える医療費
有効に使いましょう

 老人保健医療費は、自己負担を除き、その大半を各種健康保険からの拠出金(支払基金)や国、県、市の負担金などでまかなっています(左グラフ)。
 また、入院にかかる費用が医療費全体の5割近くを占めています(左下グラフ)。
 医療費を有効に使うため、一人ひとりが、病気の予防や健康づくりに取り組み、次のことを心がけましょう。
●病気の早期発見と早期治療を心がけましょう
●かかりつけのお医者さんを持ちましょう
●お医者さんを信頼し、指示をよく守り、同じ病気でいくつものお医者さんにかかるのはやめましょう
●薬は、お医者さんの指示どおり正しく服用しましょう

お医者さんにかかるときは、健康保険証と老人保健の医療受給者証を必ず持っていきましょう

老人保健の対象者

■昭和7年9月30日以前に生まれたかた
■65歳以上で一定の障害のあるかた

老人保健医療の総医療費と受給者数



※老人保健医療費には、自己負担金や入院時の食事代は含まれていません

平成14年度老人保健医療費の負担割合



平成14年度老人保健医療費の使われ方




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