2004年6月11日号

“何でだろう?”男女共生
6月23日〜29日は「男女共同参画週間」


お互いの 個性がひかる 共同参画

 男女共同参画、男女共生の基本は「みんながもっと生き生きと幸せに暮らせるように、みんなで考えていく」こと。ふだんから関心を持っている人も、そうでない人も、この機会にあらためて考えてみませんか。


「男女共生」って何だろう?

 「男女共生」とは、男女という性別だけでなく、年齢、身体状況、国籍にかかわらず、すべての人がお互いの個性と人権を認め合い、その能力を発揮し、自分の生き方を主体的に選ぶことができることです。
 つまり「市民共生」ということですが、最も根本にある男女差別の解消をなくしては、すべての人が共生できないため、あえて「男女共生」と表現しています。

「男女共同参画」って何だろう?

 「男女共同参画」とは、自分の意志でいろいろな分野の活動に参画し、みんなで責任と喜びを分かち合おうということです。
 「参画」には、単に参加するだけではなく、主体的・積極的にかかわっていくことが重要、という意味が込められています。
 「男女共同参画」をとおして実現されるのが「男女共生」社会であり、秋田市のめざすところなのです。

「男女共生社会」どうしてめざすの?

 少子高齢化の進展や、経済活動の成熟化、ライフスタイルや家族形態の多様化など、私たちをとりまく社会環境が変化するなか、従来からの男性中心型の画一的な社会構造では、こうした状況への対応が困難になると考えられています。    
 これらの状況の変化や問題の解決にあたっては「男だから、女だから、こうしなければいけない」という、個人や社会が縛られている固定的な意識を変え、家庭、学校、職場、地域社会などのあらゆる場で、お互いが対等な関係を築き、その個性と能力を発揮することにより、多様性を生み出す社会が必要です。
 近年、児童や高齢者への虐待、男性の自殺者の増加、セクシュアル・ハラスメント、ドメスティック・バイオレンスなど、人権の侵害が深刻化しています。
 こうした問題の解決にもお互いを認めあい、相手を思いやる気持ちを大切にする男女共生意識と行動が求められています。

いつでもOK!出張講座

 みなさんからのご要望に合わせ、講師が出向き、身近な話題から男女共生について考える講座を開きます。
 学校での講話、職場の研修会、男女ペアによる料理教室など、場所、内容、形式などについては、相談に応じます。お気軽にご連絡ください。
●男女共生政策室
〒010ー8560秋田市山王一丁目1ー1
tel(866)2141・ファクス(866)2405
Eメール ro-plmw@city.akita.akita.jp

男女雇用機会均等セミナー

とき/6月16日(水)午後1時30分〜4時
ところ/ホテルメトロポリタン秋田
 (社)日本経済団体連合会・荒川春さんの講演と、女性で初の船頭となった(有)げいび観光センター・千葉美幸さんの講話。無料。
●申し込み
(財)21世紀職業財団秋田事務所
tel(866)2100

男女共同参画資料展

とき/6月21日(月)〜30日(水)
ところ/市役所1階市民税課横、明徳館、土崎・新屋図書館、サンパル秋田
マンガで考える男女共生、意識度チェックなど男女共生に関する資料や図書展示


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