2004年6月11日号

合併コーナー

合併協議に関するご意見をお寄せください
秋田市合併推進局/
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第11回・第12回合併協議会
各種制度の取扱いなど合併協定項目の審議が終了。
いよいよ調印へ

 来年一月十一日の合併に向け話し合いを進めている秋田市・河辺町・雄和町合併協議会。六月二日に開かれた第十二回合併協議会で、各種制度の取扱いなど合併協定項目の審議がすべて終了しました。
 また、合併協定調印式は七月十二日、秋田テルサで行うことが決定しました。

秋田市・河辺町・雄和町合併協定調印式
とき/7月12日(月)午後2時〜・ところ/秋田テルサ


地域審議会を設け、河辺・雄和地域の声を市政に活かします

 合併特例法に基づき、合併後の河辺・雄和地域に設置される地域審議会のおもな内容は次のとおりです。
■名称
 河辺地域審議会、雄和地域審議会
■設置期間
 市町合併後すみやかに設置し、平成二十七年三月三十一日までのおおむね十年間。ただし、二年ごとに地域審議会の機能、構成などの見直しと検討を行う。
■おもな事務内容
・市町村建設計画である「緑あふれる新県都プラン」の執行状況についての審議
・新市の基本構想の作成および変更に関する審議
・合併特例債を財源とした地域振興のための基金の活用に関する審議
■委員の定数・任期
 委員の数は河辺・雄和地域それぞれ二十人以内で、任期は二年
■委員の選任方法
 河辺・雄和地域に住所があり、次に該当する人のうちから市長が選任
・公共的団体などの代表者
・学識経験者
・公募により選任されたかたなど
■会議 年四回

地域審議会ってなに?

 合併後も、河辺・雄和地域の住民の声を新市の施策に適切に反映させ、地域の特性に対応したきめ細かな行政サービスの展開をはかるため設置します。
 地域の代表者で構成する地域審議会は、市長の諮問機関として、市長に意見を述べる機能を持っています。

社会教育委員の定数は平成19年8月まで12人

 社会教育事業については、合併時に秋田市の制度に統一します。
 ただし、一部の事務事業については廃止とするほか、必要に応じて経過措置を講じます。
 おもな内容は次のとおりです。
●社会教育委員
 合併時に秋田市の制度に統一します。ただし、委員の定数は、合併時から平成十九年八月四日まで、両町から委員を一人ずつ選任し、計十二人とします。
【一市二町の現況】秋田市の定数…十人/河辺町の定数…九人/雄和町の定数…十四人
●成人式
 合併時に秋田市の制度に統一します。平成十七年度から実施日、会場を一本化します。
【一市二町の現況】
秋田市の実施日…一月第二月曜日/河辺町の実施日…八月十五日/雄和町の実施日…八月十四日
●学校週五日制事業
 合併時に秋田市の制度に統一します。土曜日の学校開放は、両町の施設の現状などを調査し、調整をはかります。
【一市二町の現況】
 秋田市…第一・第三土曜日に、社会教育施設や文化施設で講座などを実施したり、第二・第四土曜日に学校開放などを行っている
 河辺町…生活・社会・自然体験の機会の提供など
 雄和町…情報誌の作成など
●放課後児童クラブ
 合併時に秋田市の制度に統一します。なお両町について、運営の委託先が見つからない場合はクラブを廃止し、児童館、児童室などで留守家庭児童の対応を検討します。
【一市二町の現況】
 秋田市の運営…父母の会や社会福祉法人などに委託。平成十五年度は十七か所に委託。
 河辺町の運営…町直営
 雄和町の運営…町直営
●公民館
 合併時に秋田市の制度に統一します。現行の公民館を継続して活用します。
【一市二町の現況】
 秋田市の公民館…中央公民館、土崎公民館、西部公民館、東部公民館、南部公民館、北部公民館
 河辺町の公民館…河辺町多目的総合センター(役場庁舎となり)
 雄和町の公民館…雄和町農村環境改善センター(役場庁舎となり)
●IT講習
 緊急雇用創出特別基金事業を活用した講習会は平成十六年度で終了しますが、既存のパソコンを活用した講習会は、継続実施します。

児童館は合併時に秋田市の制度に統一します

1市2町の現況(平成15年度)
■秋田市
 児童館17施設 児童センター14施設
 開館時間:午前8時〜午後9時
 児童の利用時間:平日 午後1時〜6時 
 土曜日、夏休みなど 午前8時30分〜午後6時
■河辺町
 児童館1施設 開館時間:午前9時〜午後5時
■雄和町 施設なし

市町村建設計画に「秋田県事業の推進」を追加

 合併後のまちづくりの基本方針となる「市町村建設計画」について、これまで合併協議会で継続して審議を重ねてきました。
 第十一回の協議会では、第七章に「秋田県事業の推進」という項目を新たに追加。新市のすみやかな一体性の確保と魅力ある地域づくりのため、「まちづくり支援」「農林業の振興」「道路の整備」の三つの事業に県が主体的に関わっていくことを示しました。

河辺・雄和の農業委員の任期と定数の取扱いを変更に統一します

 農業委員会の委員の任期および定数は、第五回合併協議会において議決されていますが、今国会で農業委員会等に関する法律の一部が改正されたことから、その内容に対応するため、次のとおり変更します。
■河辺町農業委員会および雄和町農業委員会を秋田市農業委員会に統合する。ただし、合併前に河辺町、雄和町の選挙で選ばれた委員は、市町村の合併の特例に関する法律の規定を適用し、平成十七年七月十九日まで在任するものとする。

平成15年度の合併協議会の決算が承認されました

 第12回合併協議会で、平成15年度の合併協議会の決算が承認されました。歳入歳出の内訳は下記のとおりです。歳入合計と歳出合計の差引残額は、平成16年度に繰り越します。

雄和町の田んぼで古代米を植えたよ!

 5月22日、桜たんけん塾の塾生が、雄和町芝野で古代米の田植え体験に挑戦しました。
 桜たんけん塾は、おもに桜小学校の子どもたちが塾生となり、そのお父さん、お母さんたちと一緒に、社会体験や自然体験などに取り組んでいる秋田市のグループです。
 元々、塾長の遠田順夫さんが「先人が苦労してきた米作りを通して、農家の人に感謝の心を持つきっかけになれば」と田植えを企画。雄和町の農家・深井伸さんの取り計らいで、この日の田植えが実現しました。
 秋には5俵ほど(約300kg)の収穫が見込まれ、古代米を使った調理体験も企画中だとか。心を込めて植えた稲、雄和町の田んぼで順調に育ちますように…。

秋田市・河辺町・雄和町産農畜産物直売

とき/6月27日(日)午前9時〜午後1時
ところ/セリオン前 屋根付き通路
 安全・新鮮・安心な品物を豊富にそろえています。河辺町からは野菜、山菜、雄和町からは雄和町産の果物、野菜などで作ったジェラートアイスを出品予定。みなさん買ってくださいね!
<買ってね!>
朝採り野菜、巻き寿司、赤飯、五目ご飯、山菜、みさこ餅、漬け物、豆腐、豚肉(太平山ポーク)、花など
●問い合わせ 農政課tel(866)2115


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