2004年7月23日号

国重要無形民俗文化財
竿燈まつり

8月3日(火)〜6日(金)


竿燈まつりは、江戸時代、真夏の邪気や病魔を払う「ねぶり流し」の行事と五穀豊穣の願いを込めたのが始まりとされます。
真夏の夜空を焦がす、総数一万個の提灯がつくりだす光の稲穂。建都四百年を迎えた今も脈々と受け継がれる伝統と技をご覧ください。
●問い合わせ
秋田市竿燈まつり実行委員会(商業観光課内)
tel(866)2112 ファクス(866)2425

夜本番

8月3日(火)〜6日(金) 会場:竿燈大通り


竿燈の演技の場所移動は1回。5日と6日には、観覧席入場後、18:45から民謡手踊りが行われます。ふれあいの時間では、竿燈に触れたり、チャレンジできます。

18:30
交通規制開始(竿燈大通り)
18:35
観覧席入場
19:00
竿燈入場(5日と6日は19:10から)
19:30
竿燈演技開始(5日と6日は19:40から)
20:40
ふれあいの時間
20:50
竿燈退場
21:30
交通規制解除


昼竿燈・妙技会

8月4日(水)〜6日(金) 会場:通町


妙技会は、雨天の場合市立体育館で開催予定です。詳しくは当日、秋田市竿燈まつり実行委員会へ。
tel(866)2112 ファクス(866)2425

●4日・5日 妙技会予選
9:30
交通規制開始
9:50
大若(規定・自由・個人) 囃子方
12:00
竿燈チャレンジコーナー
13:00
大若(規定・自由・個人) 囃子方

●6日 妙技会決勝
9:30
交通規制開始
9:50
囃子方
10:50
小若
13:20
大若(自由演技)
14:10
大若(個人戦)
14:45
大若(規定演技)
15:30
表彰式

妙技会のポイントは利き手・円・風

 竿燈を操作するのは「利き手」だけ、つまり片手で上げなければなりません。両手でつかんだり、直径6mの「円」から少しでも出ると減点されます。
 さらに竿燈最大の敵、気まぐれな「風」も考えながら、流し、平手、額、肩、腰と、50kg以上の竿燈を自由自在にあやつらなければならないのです。
 これらの厳しい状況を克服して繰り広げられる妙技会。果たして優勝の栄冠は誰の手に…。


竿燈まつり会場案内図


昼竿燈会場


◆車いす用駐車場 商業観光課へお問い合わせください。
tel(866)2112 ファクス(866)2425
◆路線バスがう回運行 竿燈期間中の交通規制により、竿燈まつり会場(二丁目橋〜竿燈大通り〜山王大通り県庁西交差点)と、昼竿燈会場(とおりまちばし〜せきや商店前)を通過する路線バスは時間帯によりう回運行となります。交通局管理課tel(862)3892 秋田中央交通(株)tel(823)4413


竿燈人
さあ出番!

今年の出竿総数は233本。各町内とも本番に向け、練習に余念がありません。
江戸中期から出竿している“老舗”、妙技会で毎年好成績を残す実力派、竿燈への熱い想いを聞きました。


柳町

高橋義次さん(32歳)
“満足のいく演技”=好成績と信じて
「昨年の妙技会は、一戦一戦満足のいく演技をめざしたので、団体規定演技で優勝できました。同じ出場選手で3年目の今年も、チームワークはバッチリ。会場の雰囲気にのまれないようにして、自分たちの演技ができれば良い結果はあとからついてくるでしょう」


上米町二丁目

阿部総一郎さん(23歳)
「二代目」メンバーで狙うは優勝
「得意なのは腰と額。技の基本『流し』も徹底的に特訓しています。出場選手は、小さいころ、みんな親父が竿燈を上げる姿を見て育った、いわば「2代目」。気心の知れた5人組で絶対勝ちます!」


八日町

下田紀幸さん(33歳)
体に染みつく技の身のこなし
「記憶にないくらい小さいときから竿燈を上げているので、技の身のこなしは体が覚えています。町内の代表として、若手を妙技会に出して育てていきたい。江戸時代中ころから出竿している由緒ある町内の伝統を肌で感じながらがんばります」


登町

皆川学さん(27歳)
晴れの舞台で“風”にリベンジ
「祭りが終わったそのときから、次の年の竿燈が待ち遠しいほどです。ここ数年、妙技会で3位以下になったことがない我が町内。早朝練習で気合いを入れて、まずは予選突破が目標。そして、晴れの決勝の舞台で昨年苦しめられた“風”にリベンジしたいですね」


南通・小若

中村優太さん(13歳)・福田壮馬さん(11歳)・石黒裕太さん(14歳)・三浦海さん(13歳)・棚谷慎太朗さん(11歳)
目標はただひとつ力を合わせて2連覇!
「この5人が、昨年の小若団体規定優勝メンバーです。今年は僕がリーダーとして大会にのぞみます。小若を上げるのは中学生まで。妙技会優勝3回の経験を活かして、小若を継ぐ後輩を育てるのが僕の役割です。今年の目標は、もちろん2連覇しかありません!」(中村)


竿燈期間中 毎日やってます!


サマーフェスタ2004

会場/アゴラ広場 時間/午前10時〜午後5時
伝統芸能の実演、工芸品の実演販売などを行います。見に来てね!
●問い合わせ 秋田市竿燈まつり実行委員会tel(866)2112


あきた特産市

会場1/市役所前 時間/午後2時〜9時30分
会場2/旧産業会館跡地 時間/正午〜午後9時30分
軽食や飲み物などを販売しています。お気軽にお立ち寄りください。
●問い合わせ 秋田観光コンベンション協会tel(824)8686


秋田市・河辺町・雄和町
農畜産物直売

会場/市役所前 時間/午後2時〜6時
米加工品、太平山ポーク、漬け物、豆腐、アイスクリーム、野菜、花など安全・安心・新鮮な品物を豊富に揃えてあります。ぜひおいでください。
●問い合わせ 農政課tel(866)2115



野外俳句大会

とき/8月4日(水) 投句時間 午後1時〜3時30分
会場/通町・佐野薬局隣の空き地
 竿燈まつりの協賛イベントです。会場でお配りする用紙に「竿燈まつり」を題材に1句(2句限度)書いてください。掲示板に貼って紹介します。
 当日審査し、優秀作品50点に盾をさしあげます。表彰式は午後5時から同会場で行います。投句料・参加費無料。
●問い合わせ 秋田市俳句人連盟事務局の岡部いさむさんtel(833)0716



観光客の市内観光におすすめ!
秋田藩ぐるり市内観光バス

 秋田市の観光ポイントをボランティアガイドがご案内します。竿燈期間中は、毎日運行。
 午前、午後の1日2便で、1コース3時間。
●コース/
秋田駅西口→赤れんが郷土館→寺内・高清水公園経由→セリオン→天徳寺→ねぶり流し館→秋田駅西口(午前のみ千秋公園)
●時間/
1日2便。秋田駅西口から午前9時20分と午後1時30分に発車します
●運賃/
大人2,000円 小学生1,000円 ※赤れんが郷土館、セリオン、ねぶり流し館の入場料を含む
●乗車券販売/
秋田駅前バス案内所(秋田駅西口バスターミナル)
●予約・問い合わせ/
秋田中央交通(株)長崎屋予約センターtel(823)4890
秋田中央交通(株)観光センターtel(823)4414(団体予約)
※10月31日(日)までの毎週日・祝日にも運行します


開館時間の延長

 竿燈まつり期間中、久保田城御隅櫓、赤れんが郷土館、民俗芸能伝承館は午後7時まで開館時間を延長します。
 なお、御隅櫓は夏休み期間中の7月24日(土)から8月25日(水)まで、毎日午後7時まで開館時間延長! 夕涼みをかねて、建都400年を迎えた秋田市の夜景をお楽しみください。



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