2005年5月1日号

エコアちゃんの環境貯金箱作戦
最終結果を発表します


 昨年四月にスタートした環境貯金箱作戦。これまで「中間報告」として毎月の状況をお知らせしてきましたが、平成十六年度の最終結果がまとまりました。



 昨年四月から今年三月までの一年間で、基準とした平成十四年度と比べて減ったごみの量は三千八百二十三トン。みなさんがよく目にするごみ収集車に例えると、約千九百台分になります。
 そして、環境貯金箱に貯まったお金はなんと四百四十一万二千円! 目標とした、ごみ減量四千トン、貯金額四百六十万円にはあと一歩、ほんの少しだけおよびませんでしたが、市民のみなさん一人ひとりの頑張りが大きな実を結んだ結果となりました。ほんとうにご協力ありがとうございました。


猛暑と「風」台風の襲来。貯金箱は大きく揺れました

 ここで、この一年間をちょっと振り返ってみましょう。
 作戦がスタートした昨年四月の貯金額はいきなり百万円を超え、作戦の進行は順風満帆かと思わせましたが、六月には百五万三千円もダウン。以降九月までは大きく伸びることなく貯金額が推移しました。
 いつもより暑さが厳しかった昨年の夏。大きな台風も来ましたね。夏の暑さは生ごみを、台風の風は木の枝などのごみを増やしてしまいました。それでも十月には大きく回復。その勢いで十二月、そして二月には七十万円台の貯金をすることができ、引っ越しなどで例年ごみが多くなる三月も四十万円を超える貯金をすることができました。市民のみなさんのごみ減量意識の定着が生んだ結果と言えるでしょう。


貯金を有効に使うためのアイデアをお寄せください

 環境貯金箱に貯まったお金の使いみちについて、市民のみなさんからアイデアを募集しています。秋田市の環境をもっとよくするようないいアイデアが浮かんだら、環境貯金箱に備え付けの用紙にアイデアや意見を書いて、環境貯金箱のご意見投入口に入れてください。ファクスや郵送、メールで環境企画課へ送っていただいても結構です。楽しいアイデアをお待ちしています。

17年度の目標はごみ減量7000トン

 環境貯金箱作戦は平成十七年度も引き続き行います。今年度の目標は、ごみ減量七千トン、貯金額八百七万五千円! 今年度は河辺・雄和地区のみなさんにもご協力をお願いします。
 みんなで力を合わせて、ごみの減量に取り組みましょう。

環境貯金箱作戦

みんなでごみを減らすことによって、ごみ処理経費を節約し、その節約分を「貯金」して、環境のために使おうというもの。
 平成16年度は平成14年度のごみの量を基準とし、それと比べて増えたか減ったかで、貯金の額を計算しました。ちなみに、ごみを1トン減らすと、1,154円が貯金箱に入る計算となっています。

ごみの量


1年間で減らしたごみの量は
3,823トン
ごみ収集車1,900台分!

●問い合わせ・貯金の使いみちアイデア
環境企画課 〒011-0904寺内蛭根三丁目24-3
tel(863)6632 ファクス(863)6630
Eメール ro-evrc@city.akita.akita.jp

家族でチャレンジ!
めざせ、e-市民!

 e-市民の「e」はecology(エコロジー=生態、環境)の「e」。家庭で省エネやごみ減量など、環境にやさしい取り組みを実践し、報告してもらい、e-市民として認定するのが「e-市民認定システム」です。ただいま新規登録受付中!

コースは3つ。気軽にはじめよう

 コースは初級・中級・上級の3コース。初級パンフレット、中・上級の申込用紙は市民相談室(市役所1階)、市民交流サロン(アルヴェ)、各公民館などに置いてあります。
さあ、めざせ、e-市民!

初級コース(1か月)

 「テレビを見終わったら主電源を消す」「外出時は自転車や公共交通機関の利用を心がける」など、4項目の中からチャレンジする項目をひとつ選んで1か月間取り組みます。パンフレットに付いている専用はがきに家族構成と1か月間の自己評価・自宅の電気使用量を書いて送ると初級認定!
認定されると…認定証と簡単な診断書、エコアちゃんグッズをさしあげます。

中級コース(6か月)

 まずは申込用紙を環境企画課へ出してください。記録用紙などを送りますので、チャレンジする項目を決めて2か月ごとに報告し、6か月間取り組むと、中級認定!
「わが家は中級コースから始めても大丈夫」という場合は、初級を飛び越して中級コースからスタートできます。
認定されると…認定証と詳しい診断書、エコアちゃんグッズやエコグッズをさしあげます。

上級コース(1年)

 チャレンジ方法は中級コースと同じ。中級コース認定後、さらに6か月間同じ項目の取り組みを続け、1年間頑張ると上級認定!

●申し込み
環境企画課tel(863)6632
ファクス(863)6630


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