2005年6月16日号

トピックス


御所野元町四丁目の住民がまちづくり
地域の“和”で街並みすっきり

 きれいに整った街並みって、歩いていても気持ちいいですよね。
 そんなまちをめざして、御所野元町四丁目では平成九年に、地域のみなさんと土地の所有者が土地区画整理組合を設立。組合員すべてが、道路や公園などの公共用地となる土地を平等に出し合って、その土地の管理や事業計画の策定なども行い、市と協働でまちづくりを進めてきました。
 同町内の区画整理については、昭和五十八年に御所野地区で新都市の整備が始まって以来、何度も話し合われていました。
 土地区画整理組合の理事長を務めた加藤一二三さんは「より良いまちづくりのため話し合いを重ね、それぞれの思いを一つにまとめるのは大変なことでした」と、当時を振り返ります。
 市は勉強会を開催したり、事業計画の素案を作ったりして組合を支援。事業が本格的にスタートしてから約七年できれいな街並みに生まれ変わりました。
 加藤さんは「まちがすっきり整備され、みんな喜んでます。これからも“融和(仲良く一つになること)”のとれたまちづくりをしていきます」と話してくれました。

国体の看板を設置
スギッチがいっぱい!?

 市庁舎前に、高さ約1.5メートルのスギッチがいっぱい!? 実は、秋田わか杉国体で、秋田市が会場となる11競技を紹介するプレートでした。
 走るスギッチ、泳ぐスギッチ。平成19年の本番まで、前庭がなんだかにぎやかです!

スギッチストラップをプレゼント!

 広報クイズ当選者(10人)に、秋田わか杉国体のスギッチ携帯電話ストラップをプレゼント! どしどしご応募ください!
→広報クイズは21ページ

下新城中野下の山野草愛好家がチャリティー
みんなの善意を新潟の被災地に

 五月十四日・十五日、下新城地域センターで、下新城中野下地区の山野草愛好家のみなさんによる春の山野草展示会が開かれました。
 今回は、昨年起きた新潟県の地震被災地へのチャリティーを目的に即売会を実施。目標額を秋田市の人口と同じ約三十三万七千円に設定しました。
 愛好家の一人、中川有造さんは「いつ起こるかわからない災害。お互い助け合うのは当然のこと。『自分たちにできること』をみんなが考えて、一人でも多く、行動に移してくれるとうれしいですね」と話してくれました。
 最終的に、売上額は三十四万七千九百円にも!
 山野草を愛する気持ちが、目標額を上回るうれしい善意になりました。


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