アルヴェおめでとう１周年！
アルヴェで会うべ

　オープンから１年を迎える秋田拠点センター・アルヴェには、今日もたくさんの人がつどいます。
　“市民交流”の花は、みんなの笑顔を栄養に、アルヴェの中でどんどん大きく育っています。

　子どもたちの笑い声が絶えない、アルヴェ五階の子ども未来センター。イベントがあるときは、たくさんの親子連れでにぎわいます。そのイベントの手伝いをしているのが子育てボランティアのみなさんです。
　アルヴェがオープンしたときからボランティアをしている渡部真理子さんと?橋若子さんは、「ボランティアを始めてからたくさんの人とのつながりができました。赤ちゃんやお母さんの笑顔に毎回エネルギーをもらって、何だか若返ったみたい」とニッコリ。
　みんなと一緒に手遊びをしたり、“ばいきんまん”にふんして子どもたちの輪の中へ。子ども未来センターに初めて来たお母さんとも積極的にお話しします。
「ぜひ一度、子ども未来センターに足を運んでみてください。楽しいことがいっぱいで、元気をたくさんもらえます。私たちにも気軽に声をかけて！」と、たくさんのお母さんたちが来てくれるのを待ってます。

　平均年齢六十？歳のハワイアンバンド“レイアイランダース”のみなさん。結成は六年前で、現在のメンバーは五人。アルヴェの音楽交流室で毎週一回、練習に汗を流します。
　「『アルヴェバンド博覧会』というイベントへの出演を機に、この音楽交流室を利用しています。指先がなまるから週一回の練習は欠かせません」と、リーダーの安保駒治さん。バンド活動を通して、他のバンドやスタッフなど、いろんな人と交流できるのも魅力の一つだとか。
　バンド活動は、県内だけでなく、弘前、盛岡などにも活躍の場を広げます。アルヴェの一周年記念イベントには、ボーカルやフラダンスのダンサーが加わった、二時間のハワイアンショーで出演。本番に向け熱の入る練習の手を休めて、ひとこと！
　「一周年記念イベントにぜひ足を運んでください。“レイアイランダース”の演奏で、夏の一夜を涼しく過ごしましょう！　アロハ〜！」

　アルヴェ・サポーターの会は、昨年のオープンに合わせて公募した「施設運営サポーター」のみなさんが独自に結成した会です。現在、会員は二十二人。アルヴェ公共棟である秋田市民交流プラザの施設運営に関わるのがその目的ですが、現在はおもに、イベントのサポートや館内ガイドなどを行っています。
　参加したきっかけを聞いてみると、「仕事も退職し、自分の時間に合わせて何かできないか探していた」「社会のためにいくらかでも貢献したい」「ボランティアに興味があって」とさまざま。会長の山辺亨さんは、「市民と市が協働で運営する施設に自分も参画してみたかった」と話します。
　館内ガイドは、アルヴェの施設見学の申し込みがあった団体などを案内しています。
　「アルヴェに初めて入った人は、どこにどんな施設があるかわからないでしょう。こちらの説明を聞いて『よくわかった』と感謝されるとうれしいですね」と山辺さん。来館者の生の声を聞くのも大切な役割。自分たちが感じたこともきちんと市の職員に伝えます。
　一年たって、「こうした方がいいかな」という部分もあるそうです。アルヴェをもっと利用しやすい施設にしたいという思いはみんな一緒。そのために、利用者と市の架け橋となるアルヴェ・サポーターの会の存在が、これからも欠かせません。

市民交流サロンの「ヨルカイギ」に参加した中村冬人さん(秋田大学１年)
　ヨルカイギへの参加は初めてです。今日のテーマは「まちを元気にするイベント」。グループに分かれて話し合い、私たちは、冬の千秋公園で雪合戦と鍋っこをする「秋田冬の陣」というイベントを考えました。みんなで話しているとなんだか実行できそうな気が…。またヨルカイギに参加して、いろんな人の話を聞きたいですね。

自然科学学習館で体験授業を行った近藤和香菜さん(左)と滝田朱花さん(豊岩小3年)
　自然科学学習館で授業をしたよ。光や音を使った実験や、浮き上がるコマとか不思議なことがいっぱいで、とっても面白い！　自然科学学習館の先生に教わって、「ぶんぶんごま」も作り、ぶんぶんごま達人の認定証をもらいました。学校も好きだけど、またここで勉強したいな。

子ども未来センターのイベントに参加した鎌田孝行さんと愛莉ちゃん(２歳)
　子ども未来センターの「ぴょんぴょん広場」にお母さんと子どもがよく参加しています。今日はお母さんから「アルヴェで父の日のイベントがあるよ」って聞いて参加しました。子どもと遊ぶ時間はなるべく多くとるようにしていますが、今日覚えた手遊びや体操でもっともっと遊んであげようと思います。