2005年8月16日号

ハイ!こちら消費者センターです

シリーズ(22)

水道関係の訪問販売

「水道の水が汚れている」は要注意!


相談事例1

 「水道管が破裂する家庭が増えている。洗浄しませんか」と男性が訪ねてきました。作業員らが家の中と外で作業をすると、蛇口から褐色の水が…。「こんなに赤さびが出ると水道管が破裂する。体にも悪い」と言われ、勧められるままに30万円の磁気活水器を契約。でも本当に必要だったか疑問です。

相談事例2

 水道の点検に来たと訪問され、水道局の人だと思い、家に入れました。作業員が水道水に薬品を入れると水が変色。「浄水器を付けたほうがいい」と言われ購入。後日、点検を口実にした訪問販売だったと知りました。解約したい…。

消費者センターからのアドバイス

 販売目的をはっきり告げずに実験めいたことをして不安をあおり、契約を迫る巧妙な手口。
 事例1は、戸外の水道メーター付近から圧力をかけて水を流したため、水道管に付着していたさびが一気に流れたもので、ふだん使用している状態では問題がありません。
 事例2は、水を安心して飲めるように水道水に含まれている塩素が反応して、色が変わるだけのこと。

●悪質な勧誘行為に対する規制が強化されました。販売する商品は何か、開口一番に聞きましょう。
●訪問販売は突然やってきます。その場で契約しないで、じっくり考えましょう。
●契約後8日間はクーリング・オフ(無条件解除)ができます。早めにご相談ください。

消費生活相談は
秋田市消費者センター tel(866)2016



Copyright (C) 2005秋田県秋田市(Akita City , Akita , Japan)
All Rights Reserved.
webmaster@city.akita.akita.jp