2005年10月16日号

1万人の市民に「しあわせづくり市民意識調査」


10月19日に郵送
新総合計画策定のためご協力をお願いします。

秋田市の未来。その道しるべとなる総合計画。
市民のみなさんの未来に向けた思いを
秋田市の新しい総合計画づくりに活かすため、
「秋田しあわせづくり市民意識調査」を実施します。
市内に住む十五歳以上のかたの中から一万人を無作為に選び、
十月十九日に調査票をお送りします。
ぜひご協力をお願いします。

●市民意識調査の問い合わせは 企画調整課tel(866)2032

社会の変化に合わせた計画づくり

 秋田市が将来めざすべきまちの姿を描き、めざす方向に市政を運営し、さまざまな事業を行っていくための指針、それが総合計画です。
 昭和三十六年の最初の計画以来、社会の変化に合わせておおむね五年ごとに作り直してきており、最新の計画は、平成十五年度にスタートした「第十次秋田市総合計画」です。
 その後、市町合併、少子高齢化の進行など、社会状況はダイナミックに変化し、こうした変化に合わせた将来の市政の方向を定めるため、新しい総合計画を作ることにしました。

市民のみなさんの声が計画の下地に

 総合計画づくりは、市民のみなさんの声、思いを聞くことから始まります。今回ご協力をお願いする「秋田市しあわせづくり市民意識調査」(アンケート)は、新しい総合計画をつくるための大切な下地となります。
 秋田市の未来に対する市民のみなさんの声、思いをお聞かせください。

時代に沿った二つのキーワードを設定

 新しい計画のキーワードとして、市では、(1)市民協働と(2)都市内地域分権の二つを考えています。

(1)市民協働
 市民協働とは、市民と市とのパートナーシップを大切にしながら、住みよいまちづくりに向けて、「ともに考え、ともにつくり、ともに実行する」ことです。
 例えば、各地区にあるコミュニティセンターの運営は、各地域の運営委員会などのみなさんが協力してくれています。また、(仮称)西部地域市民サービスセンターのあり方について地域のかたがたが話し合っているワークショップ、公園や道路の清掃なども市民協働の形の一つです。
 市民協働は、みなさんのまちづくりに対する意欲が高まることによって、実現されていくものです。そのため市では、市政情報の提供はもちろん、みなさんが市政に積極的に参加できる場面をどんどん増やしていきたいと考えています。

(2)都市内地域分権
  都市内地域分権とは、「身近な行政サービスを身近な場所で提供できる」「地域の課題を地域で解決できる」、そのための仕組みをつくろうというものです。市町合併で約二倍の広さとなった秋田市。東・西・南・北・中央・河辺・雄和、それぞれの地域に(仮称)市民サービスセンターを配置し、行政サービスを身近な場所で行えるようにする予定です。
 また、全市的な課題は市役所本庁で、地域の課題はセンターで、という役割分担のもと、センターに課題を解決するための権限や予算を持たせていくことも考えています。

こんな計画になったらな
こんな秋田市になったらな


市民サービスセンター(西部)のワークショップに参加している高島由美さん(茨島)

 市民に意見を聞くのは大事なことだと思います。 
 子育て世代の考えを市に伝える場が少ないと思うので、新しい計画にぜひ反映してほしいです。

保戸野地区コミセン管理運営委員会の大島生次会長(千秋)

 暮らしやすさを重点に、柔軟性と工夫のある計画ができるといいですね。 
 市民と市、お互いの頑張りがこれからの秋田市に必要なことだと思います。

「おでかけプラン」(16ページ参照)に親子で参加した佐藤佳奈子さん(仁井田)

 新しい計画では、今日参加した「おでかけプラン」みたいな企画をどんどん展開していってほしいですね。いい計画になるよう期待しています。

「おでかけプラン」にサポーターとして参加した木藤貴志子さん(中通)

 「協働」、初めて耳にします。行政と民間が協力して行う事業が増えるのはいいことですね。市のかたも今日のようなイベントにぜひ参加してほしいです。


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