2006年4月16日号

TOPICS

学舎(まなびや)にみんなで“さようなら”
八田小学校で閉校式
地域とともに131年
　“つぎつぎまなんだひとたちの　築いた歴史この胸に…”。これは、３月に閉校した八田小学校(下浜)の校歌の１節です。明治７年の創立以来、2,344人の卒業生を送り出してきました。
　３月25日の閉校式では、最後の卒業生と在校生、たくさんの地域のみなさんが出席し、ともに歩んできた母校との別れを惜しみました。
　在校生３人は、４月から元気に豊岩小学校へ通っています。

交通局に到着した最終バス
“赤”バスが最後の運行
終点まで愛でいっぱい
　３月31日、秋田駅発午後８時28分の交通局線が最後の市営バスとなりました。たくさんの乗客を乗せた最終バス。広小路…竿燈大通り…臨海十字路…。「ご乗車ありがとうございました。次は終点、交通局前です」。最後の運転手となった斎藤進運転士のアナウンスに、満席の乗客から大きなあたたかい拍手が起こりました。
　市民のみなさんに最後まで愛され続けた赤いバス。さようなら。ごくろうさん。

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