2006年6月16日号

秋田姉妹都市フォーラム便り


市民の力で国際交流を進めていこうと設立された「秋田市姉妹都市フォーラム」では、会員のみなさんが交流事業の企画や運営などを行っています。このコーナーでは、会員が取材した友好・姉妹都市の隠れた魅力、豆知識を紹介します。秋田市姉妹都市フォーラム事務局tel(866)2033(企画調整課内)


パッサウ市(ドイツ)

★昭和59年4月8日姉妹都市提携
★ドイツ・バイエルン州東部(オーストリアとの国境)
★人口約5万人  ★時差−8時間
★日本から約16時間30分(飛行機で成田→フランクフルト約12時間、鉄道でフランクフルト→パッサウ約4時間30分)

音楽でドイツと日本の文化交流

 5月24日、秋田県三曲連盟会長の鈴木鈴秋さん一行がパッサウ市で邦楽公演を行い、クラシックの本場・ドイツで100人を超える人々が尺八や箏の演奏に耳を傾けました。昨年は、秋田青少年音楽の家の招きで、パッサウ市のピアニスト、エルマー・スラマさんが秋田市でピアノ指導や学校訪問を行うなど、両市の市民が音楽を通して交流の絆を深めています。

FIFAワールドカップ開催中!

 さて、みなさんもご存じのとおり、ドイツでは7月9日までサッカーの祭典、FIFAワールドカップが開催中です。きっと国中が沸き立っていることでしょう。パッサウ市のあるバイエルン州では、日本対クロアチア戦が行われるニュルンベルクと、開幕戦が行われたミュンヘンの2都市が会場となっていて、どちらもパッサウ市から車で2時間ほどです。
 サッカーは多くのドイツ国民に親しまれていて、パッサウ市にも1862年に設立され140年以上の歴史を持つクラブチーム「FCパッサウ」があります。パッサウ市には、実力・人気とも世界クラスのチーム「バイエルン・ミュンヘン」の下部組織に所属してプロのサッカー選手をめざしている子どもたちもいるそうです。

Bier oder Wein (ビール、それともワイン?)

 ドイツでおいしい物といったら、ソーセージ、じゃがいも、そしてビールですが、実はワインも有名。ドイツはヨーロッパ最北のワイン生産国で、独特の香りとエレガントな風味が日本でも人気です。
 ワールドカップで盛り上がるドイツでは、ビールとワイン、どちらがたくさん飲まれるのでしょう。ドイツ人1人当たりの年間消費量をみると、ビールは121リットルでチェコ、アイルランドに次いで世界第3位(ちょっと意外?)、ワインは23リットルで第6位です。かなり酒飲みのほうですよね。パッサウ市にも5つのビール工場があるそうですから、一度本場のできたてビールを味わってみたいものです。


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