2006年10月16日号

平成18年度

秋田市文化章


 平成十八年度秋田市文化章の受章者が決まりました。秋田市文化章は、学術・芸術などの各分野で、市の文化振興に大きく貢献したかたに贈られます。
 表彰式は十一月二日(木)午後四時、秋田キャッスルホテルで行います。
●問い合わせ/文化振興室tel(866)2246

音楽
黒崎昭二さん(79歳・雄和)

ひとこと…これまでシャンソン一筋でやってきたので、この受章はこれからの活動の励みになります。これからも多くの人に、シャンソンの詩の深みを知ってもらいたいものです。
●功績 収集したレコードやCDを持ち込み、四十年以上もラジオ局各社のシャンソン番組のディスクジョッキーや、鑑賞会を続けています。また、海外の歌手や、石井好子さん、越路吹雪さんなどの秋田でのコンサート開催にも尽力し、その活動は国内外で高く評価されています。近年はミュージアム・コンサートや、カルチャースクールの講師をつとめるなど、シャンソンとフランス文化紹介の機会を広げています。

スポーツ
高橋昌一さん(76歳・新屋)

ひとこと…今回の受章、大変光栄です。スポーツで鍛えた「根性」は、郷土愛や正しい心の醸成につながります。まわりのみなさんに感謝し、これからも地域社会に貢献していきたいです。
●功績 長年にわたり、秋田県・秋田市バレーボール協会の会長として、バレーボールの振興に尽力しています。平成元年からは市体育協会会長に就任し、地区体育協会の育成や競技力向上はもとより、ゲートボールなど市民が気軽に楽しむことができるニュースポーツの普及にもつとめています。また、ドイツ・パッサウ市体育協会と姉妹提携を結び、青少年のスポーツ交流にも取り組んでいます。

技芸
足達清賀さん
本名:市川静子(63歳・中通)

ひとこと…長い間、母と一緒に活動をしてきたので、まさか私が受章できるとは思いませんでした。若い世代に日本の伝統的な音楽を伝えていくことが、今後の役目と感じています。
●功績 母である生田流箏曲清絃会二代目会長の足達清賀に幼少のころから琴の教えを受け、上京して宮城喜代子・宮城数江に師事。また、伝統的な琴のみならず、現代箏曲や二十絃箏も日本の第一人者に師事。さまざまな洋楽のジャンルと共演し、和楽器による音楽表現の可能性を広げ、海外での演奏や文化交流にも意欲的に参加しました。現在は秋田県三曲連盟副会長として、邦楽の振興と後継者育成に尽力しています。


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