2006年11月16日号

市民の手で地域愛を育む

除排雪計画にご意見を工業団地の緩衝緑地を
野鳥がさえずる森に!


 市の事業を市民のみなさんが取り組む「地域愛形成事業」。地域への愛着がいっそう深まる新しいかたちです。

秋田市西部工業団地雄渾会(新屋鳥木町)

 新屋鳥木町の西部工業団地をぐるっと囲む緩衝緑地。市では、この土地を五十年かけて、市民が集い、野鳥がさえずる“森”にする計画を立てています。この壮大な森づくり計画に協力したいと声をあげたのが、これまで地域の美化・交通安全活動などを行ってきた「雄渾会」のみなさん。団地企業四十六社で構成されています。市が土壌改良を行い、並木を植えたあと、雄渾会が木の種類や場所を考えながら、森づくりのための植栽を行います。
 十月二十六日には団地内をクリーンアップ。今は雑草の茂るこの土地が緑いっぱいの森になる日を思いながら、みなさん作業に汗を流しました。
 雄渾会の工藤道男会長は「地域との共存共栄が理想です。みんなで知恵を出し合い、できるだけ早く森の形が見えてくるようがんばります」と力強く話してくれました。

経営コンサルタント、会社経営者、経営経験者のみなさん!

「山ゆり生産事業」の経営指導・支援者を募集します

 地域の特産品や地場産業となる経営資源「シーズ(種)」を活用して事業を行う「シーズ活用チャレンジャー」に、「雄和山ゆり生産組合」(山ゆり生産事業)が選ばれました。この組合の事業を支援してくれる「開発支援サポーター」(一者)を募集します。

山ゆり生産事業
雄和山ゆり生産組合
 雄和地区の農家など十三人の組合で、花は観賞用、球根は食用・薬用として利用される、山ゆりを栽培しています。
 山ゆりは市場性が良好な反面、発芽から球根の生産に至るまで、膨大な手間と時間を必要とすることから、安定した生産体制の構築が課題となっています。
 どなたかいい技術、アイデアをもった人はいませんか!

◇支援活動内容
事業推進の指針となる支援プログラムの作成とその進行管理、必要に応じたアドバイスやプログラム修正など
<18年度>支援プログラムの作成作業
<19年度>プログラムの実行とフォローアップ
市からの委託料=80万円(金額は各年度の上限額)
◇応募資格
市内に五年以上住む個人、または市内に五年以上本社もしくは営業所などがある会社で、事業経営に関する豊富な知識・経験があり、シーズ活用チャレンジャーの支援を誠意を持って実施できるかた
◇応募方法
工業労政課、河辺・雄和市民センターにある申込用紙と募集要領をお求めのうえ、十二月十一日(月)までにお申し込みください。申込用紙と募集要領は、市ホームページからもダウンロードできます。
http://www.city.akita.akita.jp/city/in/pr/seeds/bosyu_supporter.htm
問い合わせ
工業労政課tel(866)2114


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