2006年12月1日号

韓国・ソウルで秋田をPR!

YOKOSOあ・き・た


 日本海を隔てたおとなり韓国。観光、経済などの面からも、今後秋田にとって重要なパートナーとなりうる国の一つです。
 このたび、佐竹市長はじめ関係者一行が、秋田を売り込むため、韓国・ソウルを訪問しました。

ソウル定期便就航5周年を契機に

 10月26日から28日までの3日間、佐竹市長をはじめ県内の19市町村と民間事業者などが参加し、韓国で、合同ソウルセールス事業「YoKoSo(ようこそ)あ・き・た」を行いました。これは、秋田−ソウル定期便の就航5周年を契機に、観光客誘致や県内産品のPRなど経済交流の拡大をはかろうとするものです。
 現地では、観光・貿易・農業・流通分野の企業などを訪問して秋田の魅力をアピールするとともに、現地の観光関係機関、旅行代理店などを対象に、観光説明会や商談会を開き、韓国における秋田の観光資源の認知度向上とさらなる誘客促進をはかりました。
 意見交換では、韓国側から「秋田港はバース(停泊場所)の大型化に加え、夜間作業や土日荷役が当たり前でなければ北東アジアでの競争には勝てない」「貿易会社にとっては、陸路も含めた物流コストの総額が航路選定のポイントとなる」などの発言がありました。これに対して佐竹市長は「港と消費地・供給地とのアクセス網を一刻も早く整備しないと、我が国全体として他のアジア諸国に負けてしまう。秋田港の充実はもちろんのこと、日沿道などの早期整備が不可欠。国・県など関係機関へ一層働きかけていきたい」とコメント。今後の交流の可能性を強く感じた訪問となりました。

「YoKoSoあ・き・た」の概要

●観光/ソウル便の利用促進をはかるため、観光関係機関を訪問
●貿易/貨物の拡大と新規航路の誘致をはかるため、コンテナ船社を訪問
●農業・流通/秋田の農業・流通の国際競争力を高めるため、韓国の農産物ブランド「フィモリ」について学ぶとともに、流通市場を視察
●説明会、商談会/旅行代理店、マスコミなど45人を招待し、スキー、温泉、トレッキングなど秋田の観光プレゼンテーションを行ったほか、市町村ごとに10ブースを設置し、観光・物産商談会を開催


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