2007年2月16日号

秋田市姉妹都市フォーラム便り


市民の力で国際交流を進めていこうと設立された「秋田市姉妹都市フォーラム」。このコーナーでは、会員が取材した友好・姉妹都市の隠れた魅力市民の力で国際交流を進めていこうと設立された「秋田市姉妹都市フォーラム」。このコーナーでは、会員が取材した友好・姉妹都市の隠れた魅力、豆知識を紹介します。
秋田市姉妹都市フォーラム事務局tel(866)2033(企画調整課内)

〜蘭州市(中国・甘粛省)

★昭和57年8月5日友好都市提携
★北京から西北に約1,800?、黄河上流に位置
★人口約314万人  ★時差 −1時間
★日本から約6時間(飛行機で成田→北京約4時間、飛行機で北京→蘭州約2時間)

中国のお正月事情

 中国では、旧暦の1月1日(今年は2月18日)を「春節(しゅんせつ)」と呼び、新年のお祝いをするのが習わし。中国のお正月事情をちょっとご紹介しましょう。

数億人が帰省! 民族大移動

 春節の時期は1週間の休みとなります。ほとんどの人が大量のおみやげを持って実家に帰省し、家族みんなで新しい年を祝います。帰省の規模は億単位! 交通機関も大混雑となり、まさに?民族大移動 。最近は、気候の温暖な東南アジアやヨーロッパに「お正月旅行」に出かける人も増えているそうです。「スイスでスキー」も人気があるとか。うらやましい…。

赤い色でお祝い

 中国では赤がお祝いの色。お正月になると、町のあちこちに赤いちょうちんが飾られ、家々の門には、おめでたい言葉を書いた赤い紙が貼られます。子どもたちが楽しみにしているお年玉(圧歳銭)も赤い袋(紅包)に入っています。ちなみに、日本でいうボーナスも、中国では「紅包」というそうです。

年越しそば? いえ、餃子です

 中国北部では、“餃子で年越し”が当たり前。大晦日に家族みんなで作ります。形もいろいろで、小判型はお金に困らないように、船型は一帆風順(順風満帆)を願って…。餃子のいくつかには砂糖(しあわせ)、落花生(長寿)、コイン(金運)などを入れ、楽しみながら味わいます。

日本は「猪」、中国は「豚」!?

 春節には、家の中に絵(年画)が飾られます。絵には、子孫繁栄を意味する魚や子どものほかに、干支(えと)も描かれます。今年は中国も亥年。ですが、中国で「猪」というのは「イノシシ」ではなく、「ブタ」のことなんです。豚は富の象徴でもあるそうですよ。
*今回のフォーラム便りは、秋田県国際交流員の張瑜さんに協力していただきました。


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