2007年3月1日号

ネコの飼い主さんへお願いです

　市には、ネコに関するトラブルの相談が年間300件以上寄せられます。内容は、糞尿、悪臭、鳴き声、捨てネコなどです。
　解決には、飼い主さんが、近所への配慮など責任を持つことが必要です。ネコの生態、習性、生理を理解し、愛情を持って飼いましょう。

屋内でも問題なく飼えます

　苦情の多くは、庭に糞尿をされたとか、家に入り込んで来たといったもの。また、ネコを外に出すと交通事故や感染症といった危険もあります。屋内で飼うようにすると、責任を持って飼えますし、ネコにとっても安全です。
　エサ、身を隠せる場所、トイレがあれば屋内でも問題なく飼うことができます。運動不足が心配ですが、家の中の高いところに登り降りさせるだけで十分です。
　外に慣れたネコでも、飼い主さんの努力しだいで屋内で飼えるようになります。

不妊手術はネコちゃんのため

　生後３か月に満たない子ネコが、毎年250匹ほど保健所に持ち込まれます。繁殖を望まないなら、かわいそうな子ネコを増やさないために不妊手術をしましょう。
　不妊手術をすると、オスのマーキング(なわばりを示すために尿をかけること)、夜鳴きなどもなくなります。また、乳がんや生殖器の病気を防ぐこともできます。

迷子札は責任の証しです

　飼いネコには、飼い主を明示する迷子札と首輪を付けましょう。迷子札は飼い主の責任意識を明らかにし、近所への迷惑防止にもつながります。
問い合わせ
衛生検査課tel(883)1182

野良ネコにエサをあげないで！

　飼い主の分からないネコにエサを与え続けると、その地域にたくさんのネコが集まり繁殖します。住みついたネコは糞尿、庭あらしなどをして近所迷惑になります。
　かわいいから、お腹を空かせてかわいそうだからといって、むやみにエサを与えないようにしてください。