2008年2月15日号

平成18年度決算報告

財政状況


 秋田市の平成18年度一般会計・特別会計の決算が、昨年12月の市議会で認定されました。みなさんが納めた税金、国からくるお金などが、どのように使われたのかをお知らせします。


●一般会計

 一般会計は、福祉や都市基盤の整備、教育など、市の一般的な事業に使われる経費のことです。
 平成18年度は、歳入から歳出を差し引いた残り15億8千157万3千円から、平成19年度に繰り越した事業の財源となった2億763万5千円を除き、13億7千393万円8千円の黒字になりました。
 歳入では、地方譲与税や市税が増えました。歳出では、国民健康保険事業会計や老人保健医療事業会計への繰出金が増えたことにより、民生費の割合が大きくなってきています。




平成18年度一般会計のおもな使いみち

●民生費…高齢者や身体・知的障害者の施設、保育所への補助、高齢者の介護予防、子育て相談、子育てクーポンの交付、生活保護など
●土木費…都市計画道路、太平山リゾート公園、北野田公園の整備、セリオンの公設化など
●総務費…選挙、統計調査、固定資産税地理情報システムの構築、コミュニティセンターの整備、町内会への助成など
●教育費…広面小学校と秋田東中学校の大規模改造、幼稚園への補助、公民館や図書館などでの各種講座など
●衛生費…基本健康診査や各種検診、乳幼児の予防接種、高齢者のインフルエンザ予防接種、第2リサイクルプラザの整備、家庭ごみの収集など
●労働費・農林水産業費・商工費…中小企業への融資あっせん、求職中のかたへの技能講習、農道・林道整備など
●議会費…議会の運営など


●特別会計

 特別会計は、介護保険や国民健康保険など特定の事業を行う場合、その収入を支出に充てるため、一般会計と区別している会計のことです。


●公営企業

 企業決算では、営業面から見た収支を「収益的収支」、設備など所有財産の面からみた収支を「資本的収支」と表しています。公営企業の経営は、市民ニーズを満たしながら、収益的収支に大きな赤字が出ないような経営が望ましいといえます。


市立病院

 医療に対する市民のニーズに応えるため、高度医療機器の整備と診療体制の充実に努めました。

※資本的収支には消費税を含みます


水道事業

 古くなった配水管を交換したり、水の出が悪い地区に新たに配水管を整備したりしました。また、浄水場や配水幹線などの施設も整備しました。
 老朽化した河辺岩見地区の5つの簡易水道を1つに統合整備しました。


下水道事業

 トイレや台所などからの生活排水を処理場まで送る「汚水管」や、雨水による浸水を防ぐための「雨水管」を整備しました。ポンプ場や終末処理場などの施設も整備しました。
 また、古くなった下水道管の交換や補強を行いました。


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