2008年3月21日号

子どもを犯罪から守る

いかのおすしって?


 春になると子どもたちの行動範囲は、ぐっと広がります。特に4月から小学校に通う新1年生は、新しい環境にワクワク、ドキドキのことでしょう。
 しかし、子どもたちの周りには、交通事故、不審者による犯罪など、危険もいっぱいです。危ない目にあわないためにどうすれば良いかを教える。危ない目にあわないよう見守る。どちらも大人の重要な役割です。
●安全安心対策推進本部tel(866)2148


子どもを守る合言葉「いかのおすし」

 全国で子どもが被害者になる事件が後を絶たず、「うちの子は大丈夫」と言い切れない時代になったと、みなさんも感じているのではないでしょうか。
 そこで、子どもと約束してほしいのが、子どもを守る合言葉「いかのおすし」です。
 特に大事なのが「お」の「おおきな声で叫ぶ」です。不審者は、大声を出されることを嫌います。しかし、本当に怖い目にあうと、大人でも声が震えて出せなかったりするので、大声を出す練習をしておきましょう。子どもには、日ごろから大きな声であいさつさせたり、歌わせたりしてみてください。
 市内でも、大声を出して不審者を追い払った事例があります。ぜひ、子どもと一緒に覚えてください。


いか… 知らない人についていかない
の…… 知らない人の車にらない
お…… あぶなかったら、こわかったら、おきな声で叫ぶ
す…… ぐ逃げる
し…… 何かあったら、すぐらせる

大人も子どもも!
みんなで守ろう交通ルール

 子どもは大人のまねをします。まずは、保護者が基本的な交通マナーを守り、子どもたちのお手本になってください。
 また、通学路を子どもと一緒に歩いてみましょう。危険な場所がないか、子どもの視点で確認してください。
 そのときは、交差点での一旦停止や、青信号でも左右を確認するなど、基本的な交通ルールを教えてあげましょう。


いっしょに読んでみよう!

▼道路では遊ばないよ
▼飛び出しはきけん! 道路にでるときも、横断歩道をわたるときも、右と左をちゃんとみるよ


子どもを守る取り組み
桜学区子ども守り隊

 桜小学校の子どもたちの安全安心を守っている「桜学区子ども守り隊」。平成17年7月に、桜小学校がPTAや町内会などに呼びかけて結成しました。
 朝は交通量が多い道路で交通安全指導、夕方には青色回転灯を搭載した車でパトロールなどをしています。メンバーの三浦修一さんは、昨年4月から毎日のように下校時に学校の玄関に立ち、子どもたち一人ひとりに声をかけています。「会話は何でもいいんです。声をかけることで地域のふれ合い、安心の輪が広がるんですよ」。


子どものために登録を!

秋田っ子まもるメール

 市では、県警などから寄せられた不審者情報を、登録したかたの携帯電話やパソコンにEメールでお知らせする「秋田っ子まもるメール」を配信しています。大切な子どもたちを守っていくため、ぜひ登録しましょう。

●登録は秋田市ホームページで

携帯電話から▼http://www.city.akita.akita.jp/i/ed/sw/a/1.htm
パソコンから▼「秋田っ子まもるメール」で検索するか下記のアドレスへ
http://www.city.akita.akita.jp/city/ed/sw/mamorumail.htm
※登録は無料ですが、メールの受信にかかる料金は、登録したかたの負担になります。
問い合わせ
学事課 tel(866)2243
Eメール ro-edsw@city.akita.akita.jp


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