2008年5月16日号

5月26日は県民防災の日


昭和58年5月26日に発生した日本海中部地震から今年で25年。
日ごろの備えが、わが家、わが町を守ります。

■わが家の備えを万全に!

 家屋やブロック塀の点検や補強、室内では家具類の転倒防止など、家族みんなで確認してみましょう。

■防災は「向こう3軒両隣り」から!

 高齢者や障害者などを助け、被害を最小限に抑えるため、地域の協力体制や自主防災組織を整えましょう。

■3日分の食料と飲料水を備えましょう

 食料や飲料水などは3日分を準備しましょう。水は1人1日3?が目安。懐中電灯やラジオも忘れずに。

■安否の確認は171へダイヤル

 安否の確認には、「災害用伝言ダイヤル(171)」や携帯電話各社の「災害用伝言板サービス」のご利用を。

防災ネットで手軽に災害情報!

「防災ネットあきた」は、事前に携帯電話やパソコンのメールアドレスを登録(無料)しておくと、災害情報などを、防災対策課からEメールでお知らせする情報提供システムです。
●伝達情報
・避難勧告などの避難情報・有害化学物質漏れ・床下以上の浸水・土砂崩れ・大規模火災 | など
●登録は秋田市ホームページで
http://www.city.akita.akita.jp/city/gn/ds/system/
※携帯電話は、http://www.city.akita.akita.jp/i/gn/ds/s/1.htm
■問い合わせ
防災対策課tel(866)2021

産・官・学
3つの連携で地域防災を研究

秋田工業高等専門学校が中心となり、民間の建築関係団体、秋田市と連携しながら、雪国での地震対策を研究しました。
 研究テーマは「地震による道路閉塞や住宅倒壊などの被害が、積雪期ではどのように発生し、どのような対策が必要か」。飯島地区などで道路の危険個所を把握し、耐震診断などを行って、研究を進めていきました。また、住宅の耐震診断を、(社)秋田県建築士事務所協会中央支部や市建築指導課と協力して実施するなど、研究はさまざまな面で産・官・学が連携して行われました。
 調査・研究の結果を、地域の自主防災学習会などで発表し、地域の防災意識向上に大きく貢献しました。この活動は「秋田市耐震改修促進計画」にも盛り込まれています。
 研究の先導役を務めた、同校の水田敏彦准教授は「今回の調査を除雪の優先順位の決定や、住宅の耐震改修の促進など地域防災に役立つ研究に発展させたい」と話してくれました。
※学生たちの研究は、内閣府などが主催した「防災教育チャレンジプラン」で、防災教育優秀賞を受賞しました


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