2008年7月18日号 |
住み慣れた家でずっと暮らしたい…そんなあなたを |
地域包括支援センターが応援! |
問い合わせ 介護・高齢福祉課tel(866)2095 昨年4月に市内10か所に設置された、高齢者福祉の地域の拠点「地域包括支援センター」。主任ケアマネジャー、保健師(看護師)、社会福祉士といった専門家が介護予防サービスの利用をお手伝いするほか、高齢者の生活に関するどんな相談にも応じています。 |
介護予防サービスで生活が明るく |
「料理は楽しいね。男子厨房に入るべし、ですよ」 ヘルパーと一緒に料理をしながらそう話してくれたのは、佐藤俊夫さん、67歳(牛島)。佐藤さんは右足に障害があるため、これまで障害者サービスを、65歳からは介護保険の経過的要介護(※)に認定され、介護保険サービスを利用していました。今年1月、新しい要介護認定で「要支援2」になり、要支援者を担当する地域包括支援センターが介護予防サービスの利用支援をすることになりました。 要支援のかたへのサービスは介護予防の観点からあくまでも「手助け」。簡単な料理など、自力でできることまでホームヘルパーが行うと、体を使わなくなり逆に状態が悪くなってしまうためです。 佐藤さんは料理補助を行うホームヘルプサービスなどを利用しています。要介護認定前の食事は、スーパーで買ったお惣菜とお酒。認定後にケアプランを作成した御所野地域包括支援センターけやきの赤坂順子さんは、血液データで肝機能などの数値が高いのに注目し、まずは食生活の改善に取り組みました。 ヘルパーの力を借りて料理を始めた佐藤さんでしたが、これまで経験がないため四苦八苦。しかし、自分で料理を作る大切さに目覚め、今では食品の栄養をメモして台所に張るくらい意識が変わりました。担当ヘルパーの一人、安藤みさおさんも「調理法など、料理の話題がとても増えたんですよ」と驚いています。 「料理のおかげで活力がわいてきた」と話す佐藤さん。「散歩、花など趣味が増えて、生活が明るくなったよ」と目を細めます。 ※経過的要介護…平成18年度の制度改正のとき、「要支援」のかたは有効期間満了まで「要介護者」とみなされ、介護サービスを受けることができました。 |
地域包括支援センターの役割 |
なんでもご相談ください |
高齢者に関することなら、介護や健康、福祉など、どのような相談にも応じます。「どこに相談すればいいかわからない」という悩みもどうぞ。 |
高齢者が犯罪被害にあわないように |
●虐待を防ぎます |
介護が必要にならないようお手伝い |
●要支援1・2のかた |
あなたのまちの地域包括支援センター |
地域包括支援センターには、それぞれ担当地域があります。 |
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